朝起きた時、すっきりとした感覚で起きていますか?朝起きて立ち上がった時に、足が重い、だるいと感じることはありませんか?それは、足のむくみや疲れがとれていない状態です。
そのままにしておくと、さらに状態が悪化してしまうことになりますよ。朝はすっきりとした足で迎えたいものです。朝足が重いと感じる人は、夜のケアをすることで変わってきます。夜におすすめの足のケア方法をご紹介します。
目次
朝足が重い原因
朝起きた時に、足が重い、だるいと感じているのは、前の日の足の疲れを持ちこしているということです。足の疲れは、むくみや筋肉疲労からきています。
立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同じ姿勢を多く続けていると、むくみにつながります。通常はふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして、血液やリンパを押し上げてくれるのですが、動かなければふくらはぎや足先に水分や老廃物が停滞してしまうのです。
また、歩きすぎたり、ヒールのある靴や慣れない靴を履いたりして、筋肉を緊張させた状態が続くと、筋肉疲労となってしまいます。
そのままにしておいても、朝になれば回復していることもあります。しかし、朝も重さやだるさが残っているようであれば、夜のうちにケアをしておく必要があります。そのままむくみや疲労が蓄積されていけば、どんどん血液やリンパの流れが悪くなり、状態が悪化してしまいます。
朝足が重い人の夜のケア方法
朝をすっきりとした軽い足で迎えるために、夜にどのようなケアをするのが良いのでしょうか。夜のケアで、すらっとした美脚を目指すこともできますよ。
着圧ソックスを履く
着圧ソックスは、キュッと引き締めるような圧力がかかり、リンパや血液の流れを改善してくれるソックスです。足首に一番強い圧力がかかり、上に行くごとに圧力が小さくなるという設計になっているものがほとんどです。下肢静脈瘤の予防や改善に使用されることもあります。
着圧ソックスはいろいろなタイプのものがありますが、夜のケアとして使うには「就寝用」のものを使用しましょう。日中用のものは圧が強めにできているので、寝ている時に履いていると、圧迫感が強くて寝苦しく感じたり、血液の流れを妨げてしまったりするので逆効果になってしまいます。
柔らかい素材で、弱めの圧がかかっている就寝用の着圧ソックスは、ひざ下までのものあれば、太ももやウエストまであるようなタイプまで様々です。自分が履きやすいものを選ぶようにしましょう。そして、日中用の着圧ソックスも併用しているのもむくみにくくなるのでおすすめです。
【2019年版】夜用 着圧ソックスのおすすめランキング!むくみ対策に寝るときに使いたい入浴をする
忙しい時には、早く寝るためにシャワーだけで済ませてしまっている人もいると思います。しかし、そんな時こそゆっくりと入浴することがおすすめです。身体を温めることで血行やリンパの流れが良くなり、デトックス効果が高まります。そうなると、疲れやむくみが改善されやすくなります。
38度前後の少しぬるめのお湯に20分くらい浸かっておきましょう。アロマの香りがするような入浴剤を使ったり、音楽を聴いたりなど、リラックスして過ごてみて下さい。副交感神経が優位になれば、良質な睡眠がとりやすくなるので、さらに足の疲れが取れやすくなりますよ。
マッサージをする
リンパや血液の循環を良くするようなマッサージをすると、むくみが解消されてすっきりとした足になります。身体が温まり、代謝が上がりやすい状態になっている入浴後に行うことがおすすめです。血行が良くなり、足が軽くなれば寝つきも良くなるので、翌朝は軽い足で目覚めることができますよ。
https://naturaltime.co.jp/selfcare/177
- マッサージオイルかクリームを足全体につけます。
- 足裏を全体的に親指で指圧をするようにほぐします。
- 足の甲も全体的に親指で押します。骨の上を押さないように気を付けましょう。
- 足の指を1本ずつ、付け根から少しひっぱるようにしてつまむようにもみます。
- 足首からひざの裏側にむかって、手の平全体を使って優しくさすりあげます。左右の手を交互に使って行います。10~15回くらい繰り返します。
- ひざから足の付け根のそけいリンパ節にむかって、太ももの内側を手の平全体を使って、さすります。左右の手を交互に使います。10~15回くらい繰り返します。
- 太ももの外側も同じようにさすります。10~15回くらい繰り返します。
- 反対の足も同じように1~7を行いましょう。
ストレッチをする
ストレッチをして、筋肉を緩めることで血液やリンパの流れが良くなり、むくみが解消しやすくなり、足が軽くなります。夜寝る前にゆっくりとした気持ちで行うと良いでしょう。股関節を柔らかくして、デトックスしやすい状態を目指しましょう。
https://tsuyaplus.jp/archives/94182
- まず仰向けになって、両ひざを三角になるように立てます。
- 右足を左足の太ももの上に置きます。
- 両手で左足の太ももを抱えるようにして、胸の方に引き寄せます。息を吐きながらゆっくりと行いましょう。15秒ほどキープします。
- 反対の足も同じように行います。
良質な睡眠がとれるような対策
私達は、寝ている間に筋肉の疲労を回復したり、血行促進が促されたりして、体調を整えています。良質な睡眠がとれていることが、足のむくみや疲労を回復することにつながるのです。朝に足が重く感じる人は、眠り浅いのかもしれません。しっかりと質の良い睡眠がとれるような対策をしましょう。
足を高くして寝る
足を高くして寝ることで、リンパや血液が心臓に向けて戻りやすくなり、むくみを解消しやすくなります。10cmほどひざから下を全体的に持ち上げるように、枕やクッションを置くようにしましょう。
あまり高く上げ過ぎると、頭に血が上りやすくなったり、股間節を圧迫してしまったりと逆効果になってしまうので注意しましょう。
足を高くして寝ることで得られる3個の効果とは?デメリットもある?食事に気を付ける
夜に塩分の高い食事をしたり、お酒をたくさん飲んだりすると、むくみやすくなってしまいます。朝足が重いと感じやすい人は、特に食事内容には気を付けるようにしましょう。
また、寝る直前に食事をすると、消化吸収に時間がかかるため、睡眠の質が下がってしまいます。最低でも寝る3時間前までには食事を終わらせておくのがおすすめです。
【最新】むくみを解消する食べ物ベスト5!即効性のある食材もまとめました寝る環境を整える
寝室は快適な環境になっていますか。枕やベッドのマットレスなどが自分に合っていないとぐっすりと眠ることができません。また、部屋が明るかったり、外からの音がうるさかったりするのもリラックスできません。
自分が快適だと思える環境を整えてみましょう。アロマの香りでリラックスしたり、ヒーリング音楽を聴いてみたりするのも良いですね。
寝る前にスマホやパソコンを見ない
いつもスマホやパソコンの画面を見ているという人は多いのではないでしょうか。寝る前にもベッドで見ているという人もいるでしょう。しかし、スマホやパソコンから出ているブルーライトは、交感神経を刺激してしまっているのです。
眠る時には副交感神経が優位にならなければならないのですが、脳が興奮した状態になってしまっているので、深い眠りにつけなくなるのです。寝る1時間前までには、スマホやパソコンの画面を見ないように心がけてみましょう。
夜のケアですっきり軽い足で目覚めよう
朝からなんだか足が重い状態で目覚めると、気分も良くないですよね。それは、前の日の足のむくみや疲労を持ちこしてしまっているのです。そのままにしておくと、どんどん蓄積されて悪循環です。
そこで夜のケアのひと手間を加えてみて下さい。着圧ソックスを履くだけという簡単なものもあります。また、マッサージやストレッチなどをするのもすっきりとした足になることができます。良質な睡眠をとることも大切なので、食事の時間やスマホを見る時間などにも注意して下さい。
自分ができそうな夜のケアを取り入れることで、軽い足で目覚めることができるようになりますよ。1日を気持ち良くスタートさせて下さいね。
私が足のむくみを解消した方法をまとめました
私
足のむくみで長年悩んでいて、多くの商品や効果があると言われている方法を試してきました。
その中で『これだ!』を記事にまとめてみました。同じ足のむくみで悩みの方の助けになればと思います。