足を高くして寝ることで得られる3個の効果とは?デメリットもある?

足を高くして寝ることで得られる3個の効果とデメリット-min

いつも寝る時にはどのような体勢をしていますか?普通は頭に枕を置いて、頭を高くして眠っていますよね。足を高くして寝ると良いというのはどういうことなのでしょうか?

足を高くして眠ることで、美容にも健康にも良い効果が得られるというのです。どうしてそのような効果があるのでしょうか?足を高くして寝ることで得られる効果や気を付けることなどもご紹介します。

足を高くして寝る時の3個の効果

足を高くして寝るとどのような効果が得られるのでしょうか?すぐに実践したくなるようなメリットがあるのです。

1、足のむくみ解消

夕方になると足がパンパンに膨れて、しんどさや重さを感じるという女性は多いのではないでしょうか。足がむくんでいるというのは、いらない水分が足に溜まってる状態です。通常は筋肉がポンプとなって、上に押し上げてくれます。しかし、筋肉の衰えや同じ姿勢で長時間いること、重力があることで、足に水分が溜まりむくみになってしまうのです。

立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事をしている人はむくみを感じやすくなります。また、女性ホルモンのバランスや塩分のとりすぎなどもむくみの原因となります。むくみの解消をするためには、血液やリンパの流れを良くしてあげることが大切なのです。

普通に横になって寝ているだけだと、なかなか足から上へと血液やリンパが流れません。しかし、足を高くすることによって、足と心臓が同じくらいの高さになると、血流が改善されやすくなるのです。それに伴ってリンパの流れも良くなり、水分も排出されやすくなり、足のむくみ解消につながるのです。

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2、足痩せ効果

ダイエットをしても下半身は痩せにくいという女性も多いですよね。それは下半身の血液やリンパの流れが悪いことが原因として考えられます。そうなると足はむくみやすく、むくみによって脂肪と老廃物が固まってできてしまうセルライトも多くからです。セルライトは一度できてしまうと、なかなか燃焼してくれません。

そこで、足を高くして寝ることでむくみ解消となるので、セルライトの予防となります。また、血流が良くなることで代謝がアップし、脂肪燃焼もしやすくなるのです。

3、疲労回復

足がだるくて重い感じがする時にはなかなか眠れないということがありますよね。そのような時には疲れが取れにくく、さらに疲労が溜まってしまいます。足を高くすることで、血液循環が良くなり、足のだるさや重さが取れやすくなり、眠りにつきやすくなります。

途中で目が覚めるということもなくなり、睡眠の質を高めることができるのです。長時間歩いたり、いつもよりもたくさん運動をしたりして、足が疲れている時には足を高くして眠ると良いでしょう。

足を高くして寝るデメリット

足を高くして寝る時のデメリットは、やり方を間違えてしまった時に起こります。次のようなことが考えられます。

眠りにくい

足を高く上げすぎたり、足首だけを高くしたりしていると、しんどくなってなかなか眠れないということがあります。足を高く上げすぎていると、足の付け根や腰に負担がかかり疲れてしまいます。また、足首だけを支えるような枕だと、ひざが宙に浮いてぐらぐらとしてしまうので、気になって眠れなくなってしまいます。

ひざが痛くなる

足首だけを浮かせていると、ひざに負担がかかってしまうので痛みにつながってしまいます。

腰痛になる

足を高く上げすぎていると、腰が丸まってしまい腰周りの筋肉が緊張した状態になってしまいます。この姿勢が長い時間続くと腰痛になってしまうのです。

頭がぼーっとする

足を高くする時には、心臓と同じくらいの高さが良いのですが、それよりも高くなってしまうと頭に血が上るようになってしまいます。そうなると、ぼーっとしてしまったり、しんどくなってしまったりしてしまうのです。

ふくらはぎのむくみや疲れが取れない

せっかく足のむくみや疲れをとりたくて足を高くしているのに、効果を感じない、むしろむくんだ感じがするという時は、やはり高さが間違っている場合が多いのです。足を高くあげすぎると、足の付け根を圧迫して、リンパや大きな血管の流れを妨げてしまいます。そうなると逆効果なのです。

足を高くして寝る時の注意点

足を高くして寝る時には、やり方を間違えてしまうと、デメリットが起こることをご紹介しました。では、注意することをもう一度まとめておきましょう。

足を心臓と同じくらいの高さにする

足を高くすればするほど良いというものではありません。約10~15cmと低くて良いのです。頭よりも上に足を上げてしまうと、頭に血液が行くようになり、しんどくなってしまうこともあります。また、足の付け根の血管が圧迫されてしまって、逆効果になることもあります。心臓と同じくらいの高さまでにしましょう。

ひざ下全体を高くする

足首の下だけにクッションや枕を置いて高くしてしまうと、ひざが浮いてしまってぐらぐらしてしまったり、寝苦しくなったりしてしまいます。ひざが痛くなってしまったり、腰の負担になってしまったりすることもあります。

足枕として、足首だけを支えてひざが浮くようなもの、ドーナツ型のものなども販売されています。これらは短時間使うだけなら良いですが、眠る時には使わないようにしましょう。ひざ下全体が上に上がるように、クッションや枕、タオルなどを敷き詰めるのが良いのです。

足を高くして寝る時のおすすめグッズ

足を高くして寝る時には、今あるクッションや枕、タオルなどを使うこともできますが、さらに心地よく眠るためのグッズもありますよ。

足クッションフットピロー

足クッションフットピローは、ヒザ下全体を支えてくれて、ひざの屈曲に合わせた形状になっているので、自然な体勢を取ることができます。

土台はウレタンでできていてしっかりと支えて、上はふんわりと柔らかい綿で足に優しくフィットしてくれる二重構造です。

ふわっとした肌触りの良いニット素材のカバーがついているので、汚れた時も気軽に洗えて清潔に使うことができます。寝る時だけでなく、休息の時間にもおすすめです。価格は6,480円(税込)です。

テンピュール ベインピロー

テンピュールと言えば、心地よい寝具で有名です。テンピュールはあらゆる体型にフィットする素材でNASAによって開発されたものです。そのテンピュールのベインピローは、ウェーブ上の足枕です。ゆったりと大きくくつろげるサイズで何とも言えないフィット感が足の疲れを癒してくれます。

少し高価ではありますが、ぐっすりと快適に眠れる枕ですっきりとした朝が迎えられるでしょう。価格は25,000円(税抜)です。

腰痛の時の足を高くする寝方

寝ている時には、知らない間に腰に負担がかかってしまっています。腰痛がある人は、基本的には仰向けで寝るのが一番腰への負担が少ないので良いのです。しかし、反り腰の場合には、腰と床との間に隙間ができることで、腰の負担がさらに増えてしまいます。

そこで少し足を高くすることで、腰が丸くなり腰と床との隙間がなくなり楽になります。腰痛の時の足の上げ方で少し違うのは、ひざを立てるようにすること。足首から上げるというよりも、ひざの下にクッションや枕を入れて、ひざを立てたような状態にすると良いでしょう。

足を高くする時には正しいやり方で

足を高くして寝ることは、足のむくみが取れて、疲労回復にもなります。そして、下半身痩せも目指すことができるのです。簡単な方法なので、手軽に始められますよね。しかし、やり方を間違えてしまうと、逆効果になってしまうというデメリットもあります。

足を高く上げすぎたり、足首だけを高くしたりしないように、正しく行うようにしましょう。足を上げて眠るだけで、ぐっすりと眠れて、朝すっきりとした足で目覚めることができますよ。

私が足のむくみを解消した方法をまとめました

足のむくみで長年悩んでいて、多くの商品や効果があると言われている方法を試してきました。

その中で『これだ!』を記事にまとめてみました。同じ足のむくみで悩みの方の助けになればと思います。

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