「足の疲れがなかなか取れない」、「痛いくらい足がむくむ」という人におすすめなのが「医療用の弾性ストッキング」です。「医療用」というくらいですので、病気の改善や予防にも使われる、効果の高いものとなります。
選ぶ時にはどのような商品が人気なのか気になるところですよね。医療用の弾性ストッキングのおすすめ商品ランキングをご紹介します。
寝ている間にむくみを取りたい人へ
目次
医療用弾性ストッキングのおすすめ商品
医療用の弾性ストッキングは、病院で処方されることもありますし、自分で購入することもできます。下から段階的に圧迫圧が小さくなる設計になっていて、足の血液やリンパの流れを改善することができます。下肢静脈瘤や手術後のむくみの改善や予防のために、医療現場で使用されています。
自分で購入する時には、人気のある商品だと、効果も期待でき参考になりますよね。おすすめ商品を見てみましょう。
セラファーム ハイソックス 15-20mmHg(20-27hPa)
セラファーム 医療用弾性ストッキング 10-15mmHg(13-20hPa)ハイソックス/厚手(紳士用) (ブラック, M)
セラファーム ハイソックス 15-20mmHgは、やや強い圧迫圧によってしっかりと引き締めてくれますが、履き心地は良く快適に過ごすことができます。それは、アメリカの医療用織物メーカーであるKNIT-RITE社の長年の技術が集結してできているからです。
医学的に適切な圧迫圧で、足の疲労回復やむくみ改善に効果が見られます。ファッション性も高く、豊富なカラーから選べるので毎日楽しみながら着用することができます。優れた吸湿速乾性で蒸れる心配もなく、耐久性も高いので長く使用できますよ。
これだけ高品質なのに2,500円(税別)というリーズナブルな価格で購入できるのも人気の理由です。
●おすすめのポイント3つ
・KNIT-RITE社の長年の高い技術力が詰まっている
・高品質が手軽な価格で購入できる
・カラーバリエーションも豊富でファッション性が高い
アルケア アンシルク・3
アルケアは日本を代表する医療福祉技術開発系企業です。その医療用の弾性ストッキングがアンシルクシリーズです。アンシルク・3は一番強い圧迫圧で40hPaとなります。しっかりと強い圧が必要な人、むくみが激しい人におすすめです。
日本人体型のデータを基に作られているので、的確な圧迫で高いフィット性を感じられます。日常的に快適に履き続けられ、下半身の血流を促進してくれます。柔らかく伸縮性のある生地が使われているので、強い圧がかかっていますが、履きやすくなっています。
そして、アンシルク・3はつま先が空いているオープントゥータイプなので、強い圧でも楽に履き続けられますし、蒸れも防いでくれます。
●おすすめのポイント3つ
・日本人体型に合わせたフィット感
・伸縮性のある生地で着脱しやすい
・強い圧迫を軽減できるオープントゥータイプ
ベノサン シルバーライン
ベノサンはスイスの医療用弾性ストッキングの老舗メーカーです。ベノサンの弾性ストッキングのラインの中で普段使いができて、お手頃価格なのがシルバーラインです。足首は40hPa、ふくらはぎは27hPaという段階式に強い圧がかかっていますが、つらい圧迫感はありません。
それは、ライクラという高級素材を使っているので、伸縮性が通常のものの約7倍となっているからです。気持ち良いフィット感があり、耐久性も高いので長持ちします。銀繊維(シルバーファイバー)が使用されていて、気になる足の臭いも気になりません。通気性も良く、1年中快適に使用することができます。今までの着圧ソックスでは物足りなかった人におすすめです。
●おすすめのポイント3つ
・強い着圧だけど履きやすく快適
・銀繊維により消臭・抗菌作用があり安心
・高級素材であるライクラの使用で耐久性とフィット感が高い
医療用弾性ストッキングと通常の着圧ソックスの違い
足のむくみに悩まされる女性に手軽に取り入れられているのが「着圧ソックス」です。ドラッグストアやバラエティショップなどでも多く取り扱いがあります。着圧ソックスも医療用の弾性ストッキングと同様に、圧がかかってむくみを改善することができます。どのような違いがあるのでしょうか?
圧迫の強さ
医療用の弾性ストッキングと通常の着圧ソックスの違いで分かりやすいのが圧迫の強さです。医療用のものはしっかりとした強い圧力のものが多くなります。通常のものよりも約2倍ほど強い圧迫があるものもあります。
ただし、締め付けが強いものほど効果があるというわけではないので、自分に合った圧力のものを選ぶことが大切です。軽いむくみを改善して、美脚を目指したいという人は、通常の着圧ソックスでも充分効果が見られます。
価格
一般的な着圧ソックスは500~5,000円くらいで購入できるものがほとんどです。しかし、医療用のものになると、5,000~20,000円くらいと価格が高くなってしまいます。編み方や素材などにこだわって作られているので、高価になってしまうのです。
平成20年度より、医師の指示に基づいて弾性ストッキングを購入した場合、療養費申請することができるようになりました。年に2回計4セットまでと限定はされます。むくみが激しくて困っている場合は、何か病気が潜んでいる場合もあります。医師に相談してみるのも良いでしょう。
医療用弾性ストッキングの選び方
医療用弾性ストッキングは選ぶ時には注意も必要になります。効果を得るためには次のようなことに気を付けて選びましょう。
サイズ
締め付けがきつい方が良いと思って、小さいサイズを選んでしまう人がいますが、それは間違っています。サイズは小さすぎても大きすぎても、正しい効果は得られません。自分のサイズをきちんと把握して、正しいサイズを購入するようにしましょう。
医療用弾性ストッキングは、箇所に合わせて圧が設定されていたり、形が作られていたりしています。かかとならかかと、足首なら足首にきちんと合わせて履けるようにしなければならないのです。
タイプ
医療用弾性ストッキングには、いろいろな色や形といったタイプが分かれています。
- ハイソックスタイプ
- 太ももあるロングタイプ
- パンストタイプ
- オープントゥータイプ
- 就寝用
- マタニティ用
毎日履くことが大切になりますので、自分のライフスタイル、体型、好みに合わせたタイプのものを選びましょう。ハイソックスタイプは日常的に使用することができますし、初めてでも楽に履けます。
ロングタイプやパンストタイプだと、下半身全体的にケアをすることができるでしょう。つま先が空いているものは、蒸れにくいので夏や家にいる時に好まれます。
寝る時には、日中と同じような圧迫だと苦しくて逆効果になります。就寝時にも使えるものか、就寝用を選んで使用することが大切です。妊娠中にむくみが気になる方にも弾性ストッキングは使用できますが、マタニティ用になっているものを選ぶのが安心です。
圧力
医療用の弾性ストッキングは圧力が強いものが多くなりますが、強ければ良いというものでもありません。慣れない時には、締め付けが苦しくて続けられないということもあります。
弾性ストッキングの中でも、圧が強いものと弱いものとがあります。医師に指示されたものならばよいですが、自分で選ぶ時にはいきなり強い圧にするよりも、初めは弱めのものからスタートすると良いでしょう。
圧力はhPa(ヘクトパスカル)やmmHg(ミリエイジー)で表示されています。1hPaは約1.3mmHgです。30hPa以上のものはかなり強めの締め付けを感じます。確認してから購入しましょう。
医療用弾性ストッキングのメリットデメリット
医療用の弾性ストッキングのおすすめ商品をあげましたが、メリットもあればデメリットもあります。どちらも知って、自分に合ったものを見つけましょう。
メリット
- 医学に基づいているので効果が高い
- 強い圧迫でむくみや疲れを改善できる
- 耐久性が高いので、長い期間履き続けられる
ひどいむくみや足の痛みがある人、通常の着圧ソックスでは物足りなさを感じる人には、強い圧を感じられる医療用弾性ストッキングはおすすめです。素材や編み方にもこだわって作られているので、強度も耐久性もあるので、長持ちもします。
デメリット
- 価格が高い
- 履きにくい
- デザインが少なく、ファッション性がない
医療用弾性ストッキングは、価格が10,000円前後と高いものが多くなります。気軽に購入するということができないでしょう。医師に処方されて購入する場合には、申請をすれば負担が軽くすることもできます。
また、圧が強いので、どうしても履きにくくなります。正しく履かなければ効果がありません。最初は慣れるまでに時間がかかることもあるでしょう。そして見た目よりも効果を重視するため、ファッション性が低く、普段使いができないというものもあります。
自分にあった医療用弾性ストッキングを履こう
医療用弾性ストッキングは通常の着圧ソックスに比べると、圧が強いので、激しいむくみや痛みを感じる人にはとてもおすすめです。おすすめの医療用弾性ストッキングには、こだわりの圧力設計のもの、素材の良さなどいろいろな特徴がありました。ただ、圧迫が強いものが必ずしも良いとは限りませんし、価格が高いものが良いとも言えません。
紹介した人気の高いおすすめ商品は1つの目安として、自分の足に合ったものを選ぶようにしましょう。毎日正しく履き続けることで、足のむくみや疲労の改善になりますよ。
私が足のむくみを解消した方法をまとめました
私
足のむくみで長年悩んでいて、多くの商品や効果があると言われている方法を試してきました。
その中で『これだ!』を記事にまとめてみました。同じ足のむくみで悩みの方の助けになればと思います。