デオドラント商品を選ぶなら「スティック」or「ロールオン」どっちが効果高い?

「スティック」or「ロールオン」どっちが効果高い?-min

満員電車や、休日は人気のスポットに出向くことが当たり前になった昨今、臭い対策は当たり前のマナーとなりつつありますよね。嫌な臭いが自分からするのを防ぐことで、人間関係を良好にする効果を得ることもできます。反対に臭いエチケットができていないと、「いい人だけどあまり一緒に居たくないかも」「仕事は出来るけど一緒に行動するの嫌だな」なんて思われてしまうことも...

それに、自分から発せられている嫌な臭いは、案外すぐに気づくものです。「もしかして私臭いかも」「変な臭いがするけど俺が原因?」と疑心暗鬼になったり、周囲の人の視線が気になって仕方がなくなりますよね。「臭いが原因で嫌われたくない」「清潔感だけはキープしたい」という理由で、デオドラントの商品を選びたい手に取ったことのある人も多いのではないでしょうか。

デオドラント商品を選ぶときに、一番大切なのは効果ですよね。その他にも使い心地や、持ち運びの便利さ、パッケージのデザインも大きなポイントになるのではないかと思います。基本的にデオドラントは、スティックタイプ、ロールオンタイプ、クリームタイプの三種類に分類されますよね。中でも人気を二分しているのが、手を汚さずに使えるスティックタイプとロールオンタイプです。この二つのどっちを使うかで悩んだことのある人も多いのではないでしょうか?

それに、スティックタイプとロールオンタイプはどちらが効果を得やすいのか気になりますよね。ということで今回は、スティックタイプとロールオンタイプを様々な視点から比べていきます。効果はもちろん、使用感や様々な商品選びのポイントで、二つのタイプを比較していくので「デオドラント商品は種類がありすぎて分からない!」という方にもピッタリの記事ですよ。最後まで読めば、臭いケアのお供を選びやすくなること間違い無しです。

デオドラント商品 スティックタイプとロールオンタイプ 効果が高いのはどっち?

まず始めに一番重要な、効果について検証していきます。臭いを気にしているからこそデオドラント商品を購入するのですから、しっかりとした効果を実感できなければ意味がないですよね。デオドラント商品は決して安い値段ではないですから、「せっかく買ったのに効果がないのは嫌」「なるべく早く効果の高い商品に出会って無駄な出費を減らしたい」というのも本音だと思います。

ここでは、スティックタイプとロールオンタイプのそれぞれの特徴、実際に使用している方の口コミから、どちらが臭い対策効果が高いのかをまとめてみました。これからデオドラント商品を購入しようとしている方や、しっくりくるデオドラント商品にまだ出会えていない方は是非参考にしてみてくださいね。

商品の特徴から検証

スティックタイプは乾きやすいのが魅力

デオドラント成分がスティック状に加工されているので、水っぽさが少なくすぐに乾くのが特徴です。液体ではないので速乾性があり、「乾く前に服を着てしまった!」「乾かす時間がない」というときでも有効成分が服について効果が半減する心配が要りませんよ。早く乾くということは、その分早く有効成分が肌に浸透するので効果が得やすいということです。

また、スティックが肌にピタッとくっつくので、有効成分が肌に密着しやすいというメリットもあります。デオドラント商品で重要なのは、臭いに有効な成分がキチンと肌に密着浸透してくれるかという点です。皮膚の内側と外側からのWの効果で消臭してくれる商品が多数なので、スティックタイプはそういう面でも高い効果を実感することができますよ。

ロールオンタイプは塗り残しがないのが魅力

ロールオンタイプは、ヘッドのロールに液状の有効成分が染み込んで、それを肌に塗るというのが使い方です。ロール部分から必要な量の液が染み出てくれるので、「量が足りなくて効果が半減した」「塗り残しがあって効果を感じることができなかった」という心配がないのが魅力のひとつです。

また、ロールが液をどんどん広げてくれるので、広い範囲に塗るときの時短にもなりますよ。一方、液がまんべんなく出るので乾きは遅め...しっかりと時間を使って乾かさないと、液が服についたりして効果が半減してしまうこともあります。

様々な商品の口コミから検証

スティックタイプの口コミまとめ

「汗で落ちにくく効果が長持ち」

スティックタイプの口コミで多く見られたのが「汗をかいても効果がある」「効果が長持ちする」という投稿です。スティックタイプを好んで使用している方は、この効果が長持ちするというメリットが商品選びのポイントになっているようでした。別の口コミでは「軽いスポーツなら効果が落ちない」「少し汗をかいても成分が残っている」などの、高い持続力への喜びの声も発見しました。

スティックタイプは肌への密着力が強く、ロールオンタイプと比べて成分が固められているので、汗や摩擦でも取れにくくなっているようです。デオドラント商品は、いかに効果が長く続くのかが高い消臭力に繋がるので、汗や摩擦に強いというのは嬉しいポイントですね。

「しっかり塗れるのに無駄がない」

スティックタイプの口コミで多かったのが、「スティックで出しすぎることがないから無駄遣いしなくていい」という意見です。出しすぎて消費が早くなると、ついついケチって使ってしまうこともあるので、繰り出して使えるのは便利ですよね。

出しすぎることはありませんが、自分のさじ加減でしっかりと必要な量が塗れるので、効果はしっかりと感じることができるようです。ロールオンタイプのように液が出すぎることはないので、焦らず自分のペースでケアできるのも効果を無駄なく得られる秘訣ですね。

「肌にグングン塗り込めてる感じがある」

スティックタイプの口コミでは「ゴシゴシ塗れるから安心」という声もチラホラみられました。ロールオンタイプは強く塗ってしまうと液が出すぎてしまいますが、スティックタイプは固形なのでその心配は要りませんよね。肌に有効成分を密着させたいとなると、さっさと塗るだけでは不安を感じる方も多いようです。

ゴシゴシとは言わなくても、肌にスティックを滑らせるだけで成分が皮膚にくっつくので、消臭成分がしっかり働いてくれるのかもしれませんね。グングン塗り込みたいと口コミに投稿していた方は、以前ロールオンタイプを使ってすぐに効果が半減してしまったようです。

ロールオンタイプの口コミまとめ

「手早く塗れるから便利でこまめに使える」

ロールオンタイプの口コミでは「ロールが滑るので塗りやすい」「塗りたい範囲が手早く済む」という、塗りやすさへの投稿が多かったです。ささっと塗れるので、臭いケアがめんどくさくなることもなく、こまめに使用することができると喜びも声も聞くことができました。

手間をとらないので一日に何回も使えて、結果的に効果をしっかりと実感できるということですね。デオドラント商品は一日に最低でも一回は塗り直しが必要なので、高い効果を感じるためにもささっと使えるのは嬉しいポイントだと思います。

「まんべんなく液が行き渡っている気がする」

ロールオンタイプの口コミでは「液がまんべんなく行き渡っている」「たっぷりと塗ることができる」という投稿も見られました。デオドラント商品は、効果が感じられなかったときは使用量を増やしてみてくださいという記載もたまにあります。たくさん使うことで、効果を実感できている方もいらっしゃるようですね。

また、液をケチって使ってしまったり、適量が分からないまま使用することもないので、少なからず「塗り足りていない」という理由で効果が感じられないことにはならなそうです。

「乾かすのが手間に感じてしまう」

ロールオンタイプの口コミでは「なかなか乾かない」「液が服についてしまった」という投稿もチラホラありました。ロールオンタイプは液体のデオドラントなので、たくさん付けすぎてしまうと乾きにくくなったりすることもあります。完全に乾くのを待てないと、有効成分が服についたりして取れるので効果が半減してしまうのです。

実際に口コミでも「液が取れやすくて効果が微妙」「どうしてもインナーについて無駄になる」という意見が見られました。液体は肌に広がって塗りやすいですし、ロールでまんべんなく塗ることができるのですが、やはり乾きにくいというのがネックになっているようです。

【結論】 無難に高い効果を得るならスティックタイプを選ぼう

口コミや商品の特徴を検証した結果、高い効果を無駄なくしっかりと得るには、スティックタイプを選ぶのが無難で正解という結論に至りました。デオドラント商品の消臭効果は、配合されている成分に左右される場合が多いのですが、ロールオンタイプだとせっかくの成分も落ちやすいのが難点かなという感想です。

同じ成分なら、汗や水で落ちにくく、乾くのも早いスティックタイプの方が有効成分の効果を惜しみ無く実感できるということになります。また、スティックタイプは肌への浸透も早いので、効果を感じられるまでの時間が短いのも魅力だと思いました。

デオドラント商品に重要な効果の即効性、感じられる効果の高さ、効果の持続力の面でスティックタイプがロールオンタイプを上回る結果となりましたね。もちろん、中に入っている成分なども重要なポイントなので、成分が気に入ったロールオンタイプがあるなら、そちらを選ぶのも良いのかなという感じです。

スティックタイプは、デオドラント商品をはじめて使う方、塗り直す時間が取りにくい方、乾かす時間がもったいない方でも平均して高い効果を実感できていたので、そこがロールオンタイプに勝ったポイントでした。

スティックタイプVSロールオンタイプ 様々な比べてみた!

スティックタイプとロールオンタイプでは、スティックタイプの方が効果を感じやすいということがわかりましたね。ですが、ここまで読み進めてくれた方々の中には「効果の優劣は分かったけれど、もう少し他の面も比べてから決めたい」「効果はもちろんだけど価格や使い心地も気になる」なんて思っている人も要るのではないでしょうか?

ということで次は、効果以外の様々な商品選びのポイントで、スティックタイプとロールオンタイプの二つを比べていきたいと思います。まだ、どちらかのタイプに絞れていない方は、ここをチェックしてみれば自分にピッタリの商品を選びやすくなりますよ。

持ち運びに便利なのは?

デオドラント商品は塗り直しが大切になるので、必然的に外出時は持ち歩くことになりますよね。そうなると、鞄の中に収まるコンパクトさが重要です。持ち運びに便利なのはズバリ、スティックタイプです。スティックタイプは、長方形の場所を取りにくい形の商品が多いいので是非チェックしてみてくださいね。最近では、リップクリームサイズの商品も発売されていますよ。

デザイン性が高いのは?

毎日使うデオドラント商品ですから、可愛いデザインの方がテンションが上がりますよね。デザイン性が高いのは、ロールオンタイプだと思います。見た目もデオドラント商品ぽさがないので、まるでコスメのようにオシャレに使うことができますよ。コロンとした丸い形のロールもかわいくて人気のポイントです。スティックタイプよりもロールオンタイプの方が、女性向けのカラーやデザインが多い印象があります。

価格がお手頃なのは?

価格はメーカーによって大きく異なりますが、総合してみるとスティックタイプの方が少しお手頃価格なのかな?という感じでした。成分を固形に凝縮する手間はかかりますが、ロールを設計する必要がないのでその分割安になっているのかもしれません。

パッケージもシンプルなものが多いので、それもお手頃価格の秘密なのでしょうか。学生の方や、デオドラント商品初心者で色々試したい場合はスティックタイプを選ぶとお財布に優しいですよ。

人気が高いのは?

女性から人気が高いのは、圧倒的にロールオンタイプでした。「ロールが塗りやすそうだから」というのが大きな理由です。消臭成分にこだわりがない場合は、やはり塗りやすさや、手軽に使えるかどうかが重要なポイントになるようですね。スティックタイプはベタつきそうというイメージがあるらしく、ロールオンタイプはサラサラになりそうと考える人が多かったです。

今までロールオンタイプしか使ったことの無い方は、これを気にスティックタイプをためしてみてもいいですね。ちなみに、ロールオンタイプはたしかにサラサラの使用感ですが、スティックタイプもベタつかずさらっとした仕上がりになる商品が多いですよ。

高い効果を求めるなら思い切ってクリームタイプもチェックしてみよう

ロールオンタイプとスティックタイプについてご紹介していきましたが、もうひとつデオドラント商品で忘れてはいけないのがクリームタイプです。クリームタイプは「手が汚れるのが嫌」「ささっと使えないから面倒」という理由で敬遠されがちですが、こってりとしたテクスチャーが肌に馴染むので、高い効果を感じやすいと言えますよ。

また、手で塗り込むことができるのもクリームタイプの魅力です。ファンデーションなども、スポンジを使うよりも手で塗った方が、肌に馴染むなんてことがありますよね。デオドラント商品も同じで、結局は素肌で塗り込むのが一番密着する場合もあるんです。自分で使う量を調節することもできるので、気になる方は一度試してみるのもおすすめですよ。