【人気】コーンウイスキーのおすすめ銘柄!有名と安い銘柄を紹介

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コーンウイスキーという種類を聞いたことはありますか?コーンと言えば、「バーボンウイスキーでしょ?」とウイスキーを知っている人は思うのではないでしょうか?

確かにバーボンはトウモロコシを原料に多く含んだウイスキーです。しかし、それ以上にトウモロコシを含むウイスキーがあるのです。どのようなウイスキーなのでしょうか?コーンウイスキーについてご紹介します。

コーンウイスキーのおすすめの有名銘柄

コーンウイスキーは、日本ではあまりなじみがなく、知らない人も多いと思います。そして、日本で購入できるコーンウイスキーの種類も少ないのです。有名な4つをピックアップしてみました。

ジョージア・ムーン

コーンウイスキーでは有名なジョージア・ムーン。見た目は透明でウイスキーのような雰囲気がありません。ジャムやはちみつが入っているような、瓶に入っていて見た目もポップな感じです。

ジョージアムーンとは、「密造酒」を意味する言葉です。禁酒法時代に密造されていたというウイスキーを模して作られているのです。

熟成は30日以下のウイスキーなので、まろやかさはなく、荒々しさがあります。「コーンだから、甘いのかな?」と思っていると、ガツンとアルコール感が強くなります。通常のウイスキーをイメージしていると、驚く味でしょう。ほのかにコーンの味が残るような味わいです。

プラットヴァレー

プラット・ヴァレー・ストーン・ジャグ 40度 750ml ×1本

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プラットヴァレーは、アメリカのミズーリ州で作られているコーンウイスキーです。ミズーリ州にあるプラット渓谷を中心に、トウモロコシの産地となっていることから、プラットヴァレーの名前がついています。

88%コーンを使用していて、12%は糖化のための大麦麦芽を使用しています。コーンウイスキーは熟成の必要はありませんが、3年間オーク樽で熟成されており、まろやかなコクが生まれています。

メロウコーン

ケンタッキー州にあるメドレー社から販売されている、メロウコーンはコーンウイスキーです。メロウコーンはしっかりと熟成をさせているので薄い琥珀色をしています。熟成されていない透明の荒々しいコーンウイスキーに比べると、優しいトウモロコシの甘みを感じることができます。

ヴァージニア・ブートレッガー

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ヴァージニアブートレッガーは、「酒の密造者」を意味している言葉です。密造酒をブーツに隠していたことが語源です。ジョージアムーンと同じように、密造酒をイメージしたコーンウイスキーです。

熟成も同じように30日以内なので透明です。味もやはり荒々しいものなので、通常のウイスキーとは全く違うものとして感じる必要があります。現在は日本では入手しにくく、バーで扱っているところがあるか、ヤフオクのようなオークションで購入するかになるようです。

コーンウイスキーの安い銘柄

コーンウイスキー自体、種類があまりありませんが、コーンウイスキーは高価なものはなく、どれも比較的リーズナブルです。コーンウイスキーで一番良く取り上げられるのが、「ジョージアムーン」ですが、750mlで1,706円(税込)ととてもリーズナブルです。試してみたい思う人でも手が出やすいですよね。

コーンウイスキーとは

コーンウイスキーの銘柄をご紹介しました。コーンウイスキーはあまりなじみがなく、バーボンのように種類も豊富ではありません。具体的にはどのようなウイスキーがコーンウイスキーなのでしょうか?

原料

コーンウイスキーとは、原料にコーンを80%以上含むマッシュから製造されるウイスキーのことを言います。特徴は次のようなことです。

コーンウイスキーの特徴

  • 蒸留の工程でエタノール濃度は体積比80%までである
  • 熟成させる必要はない
  • 焦がした新品のオーク樽で熟成してはならない

バーボンがトウモロコシを原料にしたウイスキーとしては知名度高いですが、製法に大きな違いがあります。

バーボンには次のような条件があるのです

バーボンの条件

  • 原料には51%以上のトウモロコシを使用すること
  • 新品で内側を焼き焦がしたオーク樽で熟成すること
  • 蒸留はアルコール度数80%以下で行うこと
  • 熟成させる前の原酒はアルコール度数62.5%以下である
  • ボトリングする時のアルコール度数は40%以下である

バーボンばコーンウイスキーと違い、熟成された深い味わいや甘み、奥深さを味わうことができるウイスキーです。

味わい

コーンウイスキーは、甘みを多く感じるような気がしますが、かなりアルコールを感じるのでアルコールが弱い人にはおすすめできません。また、熟成する必要がないので、まろやかな柔らかさがなく、さっぱりとしていて荒々しさが残っています。

変わったウイスキーが飲みたいという人やお酒の強い人におすすめです。日本でイメージするウイスキーとは違うと思って挑戦してみるのが良いでしょう。

コーンウイスキーを知ろう

コーンウイスキーはコーンを80%以上使用して作られているウイスキーのことです。バーボンと同じイメージを持つかもしれませんが、違うものです。コーンウイスキーは熟成もしなくても良いので、ウイスキーにある独特の風味やコクがなく、荒々しいものが多いのです。見た目もクリアでウイスキーっぽくないように見えます。

強いアルコール感の後に、甘いコーンの味わいが残るような味わいです。しかし、一度アメリカのコーンウイスキーとバーボンウイスキーの違いを比べてみるというのも面白いかもしれません。ウイスキーの歴史を知ったり、種類を知ったりすることで、新しいウイスキーの魅力を感じることができるかもしれませんよ。