【人気】カナディアンウイスキーのおすすめ銘柄!どこのメーカーのウイスキーが有名?

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ウイスキーハイボールが好きな方は多いのでは?今、居酒屋さんでも人気ですよね。そんなウイスキーの種類の中に「カナディアンウイスキー」というものがあるのはご存知ですか?

カナディアンウイスキーは日本ではあまりメジャーではありませんが、実は魅力のあるウイスキーなのです!どのようなウイスキーなのでしょうか?カナディアンウイスキーのおすすめの銘柄や有名な銘柄をご紹介します。

おすすめのカナディアンウイスキーの銘柄

日本では、まだなじみの少ないカナディアンウイスキー。日本でも売られているおすすめの銘柄をご紹介します。

アルバータプレミアム

アルバータプレミアムは、1958年に誕生したライ麦100%というウイスキーです。日本では、サントリーから販売されています。全ての原料がライ麦というウイスキーは希少。現在カナダでもアルバータプレミアムだけなのです。「国の至宝」とも賞賛されるウイスキーです。

バニラのような甘い香りの中にフルーティーさもあり、軽い飲み心地です。ライウイスキーに良く言われるスパイシーさがほのかに感じられます。2006年から4年連続でカナディアンウイスキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。

クラウンローヤルデラックス

クラウンローヤルデラックスは、大麦からの甘みとライ麦からのスパイシーさのバランスが良く、ほのかにはちみつのような甘い香りが上品です。まろやかさがありますが、さっぱりとしていてライトな仕上がりです。

ハイボールや水割りでも飲み飽きずに飲めます。見た目や味わいは高級感がありますが、手頃な価格なのでプレゼントとしても人気です。

カナディアンクラブ ホワイトラベル

カナディアンウイスキーと言えば、カナディアンクラブと言われるほど、ロングセラー商品です。1858年に誕生してから、当時と変わらないこだわりのレシピで作られています。ホワイトラベルは6年熟成されており、バニラのような香りで、バーボンを思わせるようなウイスキーです。

有名なカナディアンウイスキーのメーカー

上で紹介した、おすすめ銘柄のメーカーが、カナディアンウイスキーの有名なメーカーです。それぞれのメーカーについて見てみましょう。

アルバータ

アルバータ蒸留所は1946年に設立されました。北アメリカで最大のライウイスキーの蒸留所で、ライウイスキー製造一筋で取り組んできたのです。厳選された高品質のライ麦だけが使われるというこだわり。

一般的にライウイスキーと言えばスパイシーというイメージがあるのですが、アルバータ蒸留所で作られるウイスキーは、強烈なライの主張がなくスムースなのが特徴です。洗練されたライウイスキーへの信念とアルバータ州の豊かな自然環境によってメローな風味が育まれているのです。

クラウンローヤル

クラウンローヤルは、世界一のプレミアムカナディアンウイスキーと言われているウイスキーです。1939年に英国王のジョージ6世がカナダを訪問した時に献上されたウイスキーとしても知られています。ラベルやキャップのデザインも王冠がモチーフとなっているので、高級感があります。

豊富な穀類や水に恵まれているラサール蒸留所で作られています。コクや香りなど絶妙なバランスを考えてブレンドされ、深い味わいのウイスキーが作られています。

カナディアンクラブ

カナディアンクラブは「C.C」という愛称で親しまれている、カナダを代表するウイスキーです。1858年にカナダのオンタリオ州の豊かな水脈と自然の中で生まれました。現在は150ヵ国以上で愛されています。

すっきりとした味わいとほのかな甘い香りがハイボールで楽しむのにピッタリです。個性的な風味や味わいのウイスキーが苦手な人でも飲みやすいですよ。カクテルベースとしても良いでしょう。

カナディアンウイスキーの特徴

カナディアンウイスキーは、「世界5大ウイスキー」ではありますが、日本ではまだまだ知られていないウイスキーです。特徴は飲みやすさにあります。麦の風味が豊かで、他のウイスキーと違って刺激が少なく飲みやすいのです。

独特の風味が好みというウイスキー好きの人には物足りなさを感じるかもしれませんが、ウイスキー初心者にはおすすめなのです。次のような条件がカナディアンウイスキーにはあります。

カナディアンウイスキーの条件

  • 原料がトウモロコシやライ麦などの穀物のみ
  • 麦芽の持つデンプン分解酵素によって糖化した後に、酵母で発酵させる
  • カナダ国内で蒸留している
  • 180リットル以下の樽で、最低でも3年以上の熟成を行う

そして、カナディアンウイスキーには、瓶のラベルに次のような表示をすることが義務付けられています。購入する時の目安にしましょう。

ラベルへの記載義務

  • Canadian Whisky
  • Canadian Rye Whisky
  • Rye Whisky

カナディアンウイスキーの種類

カナディアンウイスキーは、「ブレンデッドウイスキー」と呼ばれる種類になります。それは、フレーバリングウイスキーとベースウイスキーの2種類をブレンドして作られたものなのです。

フレーバリングウイスキー

フレーバリングウイスキーは、ライ麦やライ麦芽などを主原料にして連続式蒸留器で蒸留したものです。そのウイスキーのフレーバーとなるものです。ライ麦特有のスパイシーさがあります。ライ麦の比率が51%を超えるとカナディアンライウイスキーとなります。

多くのカナディアンウイスキーは、フレーバリングウイスキーが約1割~3割程度でブレンドされています。

ベースウイスキー

トウモロコシを主原料に連続式蒸留器で蒸留したものです。土台となるウイスキーなので、マイルドでクセがありません。ベースウイスキーが約7割から9割を占めるので、カナディアンウイスキーはマイルドで飲みやすいのです。

カナディアンウイスキーを楽しもう

カナディアンウイスキーは、個性的な香りや味わいが少なく、ほんのりと甘い香りで飲みやすいのが特徴的です。まだまだ日本ではなじみが少ないのですが、ウイスキー初心者にもおすすめなのです。

ライ麦のスパイシーさと熟成された甘い香りがライトですいすいと飲めそうです。人気のハイボールにしても飲み飽きません。これからウイスキーを楽しみたいと思っている人、軽い感覚のウイスキーが飲みたい人は、カナディアンウイスキーを試してみてはいかがでしょうか?