焼酎と日本酒の違いを分かりやすく解説!

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日本を代表するお酒である、焼酎と日本酒。

2つとも人気が高く、多くの種類がありますが、何が違うのかご存知ですか?見た目だけでは分かりませんよね。

「名前が違う」「味が違う」というのは当たり前ですが、違いがしっかりとあるのです。焼酎と日本酒の違いを知ると、それぞれのお酒の飲み方や選び方が変わってくるかもしれませんよ。焼酎と日本酒の違いを詳しく見てみましょう。

焼酎と日本酒の違い

焼酎と日本酒は見た目が同じような感じなので、わかりませんよね。

しかし、2つのお酒は全く違うお酒なのです。2つの違いを比べてみましょう。自分の好みがどちらなのかがある程度わかるようにしましょう。

製造方法

焼酎と日本酒の大きな違いは製造方法にあります。

焼酎は蒸留酒、日本酒は醸造酒です。

日本酒は米を酵母などで発酵させることで出来上がります。焼酎は醸造酒を蒸留して作られるお酒になります。

アルコール度数

焼酎は蒸留して作られている蒸留酒なので、製造過程において水分が飛ばされてアルコール度数が20~40度以上と高くなります。酒税法では、焼酎甲類が36度未満、焼酎乙類が45度以下と定められています。

販売されているものの多くは20~25度くらいで、原酒を飲みやすいように、加水してアルコール度数を調整しているのです。

日本酒はだいたい15~16度に調整されています。酒税法では、22度未満とされています。それは、アルコール度数が20度を超えると、発酵に使われる酵母が死活してしまうので、それ以上高いアルコール度数の日本酒はなかなかできないからです。焼酎に比べると、アルコールの強さは柔らかくなります。

原料

焼酎にはいろいろな種類があるように、原料もたくさんあり、50種類以上の穀物や果実などが主原料になります。一般的に有名なのが、米・芋・麦などでしょう。

それぞれの原料の違いで独特の香りや風味が生まれるので、それを楽しむことができるのが焼酎です。

日本酒の原料は「米」だけになります。その米のことを「酒米」と言い、さらに適した酒米を「酒造好適米」言います。酒米の種類によって味や風味に変化が見られます。

参考:「焼酎の種類

焼酎は原料によって味の違いがあらわれます。芋焼酎だと独特の甘みやコクがある、麦焼酎は香ばしいすっきりした味などです。また、米焼酎は米が原料の日本酒と似た味とも言われています。

日本酒は米特有の甘さや柔らかさがあります。お米の種類や精米歩合によって味も違ってきます。

焼酎の方がアルコール度数が高いので、すっきりとさらっとしている感じが強く感じられる傾向にあります。焼酎も日本酒も飲み方によっても味や香りに変化が見られます。

飲み方

焼酎はそのままロックやストレートで飲まれることもありますが、アルコール度数が高いので、水割りやお湯割りにして飲まれることが定番です。カクテルのように、フルーツジュースや炭酸水で割ったりして楽しまれてもいます。焼酎甲類を使用した、「チューハイ」も良く知られています。

日本酒はそのままの味わいで楽しむことが多いでしょう。冷やして飲むこともあれば、温めて熱燗、そのまま常温でと、好みや季節によって飲み方は選びます。

しかし、最近では、「日本酒ハイボール」といって、炭酸で割ってスパークリングで楽しんだり、カクテルのようにジュースで割ったりして楽しめることもできるようになっています。

参考:「美味しい焼酎の飲み方

カロリー

焼酎と日本酒の100mlあたりのカロリーは、焼酎が約140kcal、日本酒が約105kcalと焼酎の方が高カロリーのような気がしてしまいます。ただし、アルコール1%あたりになおすと、焼酎が5.6kcal、日本酒が7kcalと焼酎の方が低カロリーになります。

また、焼酎は蒸留酒であるため、蒸留することで糖分や栄養分がほとんど含まれていません。そして、「エンプティーカロリー」と言われ、脂肪として蓄積されないので、低カロリーな上に太りにくいお酒なのです。

一方で日本酒は糖類が含まれているので、血糖値も上がりやすくなりますし、太りやすいでしょう。

焼酎と清酒の違いもある?

「焼酎と清酒もどのように違うの?」と思うかもしれません。清酒は酒税法でアルコール度数が22度未満の日本酒のことを言いますので、焼酎と日本酒の違いと同じ違いになります。

焼酎と日本酒の違いを知って楽しもう!

焼酎と日本酒の違いは分かっていただけたでしょうか?知っているようで、知らなかったこともあったと思います。大きな違いは製造方法と原材料です。それによって、アルコール度数や味に変化が見られるのです。

焼酎は蒸留酒で米以外にも、芋や麦その他の果実や穀物を主原料にして作られています。日本酒は醸造酒で、米だけで作られているのです。それぞれの味わい方もありますし、好みも分かれると思います。いろいろと飲み比べて楽しんで下さいね。