焼酎とは?基礎知識をつけて自分にあう焼酎を探そう

焼酎とは 基礎知識を知ろう-min

焼酎は日本人にとって馴染みの深いお酒。居酒屋さんでは欠かせないお酒ですよね。

しかし、ひとことに「焼酎」といってもいろいろな種類があるようです。どのような違いがあって、どのように選べばよいのでしょうか?まずは焼酎の基本的なことを知って、自分に合った焼酎を探してみましょう。

焼酎とは

焼酎は良く聞くお酒で知らない人はいないと思います。しかし、具体的には原料は何で、どのような特徴があるのかは知らないかもしれません。焼酎についての基礎知識を見てみましょう。

焼酎はどんなお酒?

焼酎は蒸留酒の一種です。蒸留酒とはアルコール発酵させて作られたお酒である「醸造酒」を蒸留してできるお酒のことを言います。醸造酒には日本酒やビール、ワインなどがあたります。

焼酎には使われる原料、製造方法、アルコール度数など酒税法によって定められていることがあります。焼酎の種類でよく聞くのが、米、麦、芋でしょう。原材料によって焼酎の種類は決まりますが、蒸留や仕込みのしかた、使われる麹によっても味が変わってきます。

飲み方はいろいろでストレートやロックの他にも、水割りやお湯割りなど様々で楽しむことができます。最近ではジュースや他の飲み物と割って、カクテルのように楽しまれることも増えています。

参考:「美味しいいろいろな焼酎の飲み方

焼酎の歴史

焼酎の起源ははっきりとはわかっていないのですが、14世紀中頃に、中国から沖縄へと伝わったのではないかと言われています。

16世紀から日本では焼酎は作られ始め、国内で飲まれていたという記録は1546年にポルトガルの商人が「日本人が米から作る蒸留酒を飲んでいた」というように残されています。また、1559年に鹿児島の大工が残した落書きが最も古い国内の文献と言われています。大衆に親しまれるお酒として広く飲まれていた歴史があるのです。

焼酎のアルコール度数

アルコール度数は2006年の酒税法改正によって、連続式蒸留焼酎(旧甲類)が36度未満、単式蒸留焼酎が(旧乙類)45度以下となっています。

いろいろな種類の焼酎が販売されていますが、20~25度くらいのアルコール度数のものが多くなります。日本酒が約15度、ワインが約14度、ビールが約5度なので、焼酎はアルコール度数が高いお酒と言えるでしょう。

焼酎の原料

焼酎でよく使われている原料は米や麦、芋だと取り上げました。その他にも次のような原料が使われています。焼酎の味や風味はいろいろな条件によって変化が見られますが、大きく左右するのが主原料です。

  • 黒糖
  • そば
  • トウモロコシ
  • 糖蜜

主に知られている原料をあげましたが、法律で認められている食材というのはなんと50種類以上もあるのです。

参考:「原料別、焼酎の種類

焼酎の分類の違い

焼酎のラベルの表示を見たことがありますか?そこには「焼酎甲類」「本格焼酎(焼酎乙類)」などというように書かれています。それは焼酎の分類の仕方です。どのような違いがあるのでしょうか。

1949年に酒税法ができたことで、焼酎は大きく分けて甲類、乙類という分類がされるようになっています

焼酎甲類

焼酎甲類は連続式蒸溜器で蒸留して作られています。高純度のエタノールに加水することでアルコール度数を調整しています。何度も蒸留を行っていると、アルコール度数が高くなりますが、原料本来の風味は少なくなっていきます。

焼酎甲類の原料でよく使用されているのは、砂糖を精製するときにできる糖蜜やトウモロコシ、大麦などです。

無色透明で独特な焼酎の香りが少なく、さっぱりとした味わいになります。良く知られているのが居酒屋さんでの定番である「チューハイ」や「サワー」のベースとして使われていること。

カクテル作りの時に、ジンやウォッカなどのお酒の代わりに代用されることもあります。梅酒のように果実酒を作る時にも使われる「ホワイトリカー」も焼酎甲類にあたります。低コストで大量に生産することができるのがメリットです。

本格焼酎(焼酎乙類)

焼酎乙類は単式蒸留器で製造されて、原料の香りや味がそのまま味わうことができるのが特徴です。「芋焼酎」「米焼酎」など、原料の名前で記されていることが多いでしょう。

昔ながらの製法はこの方法です。しかし、コストや手間がかかることから、焼酎甲類が生まれたのです。

甲類乙類という分類だと、乙類の方が劣っているような印象を与えかねないので、1957年に「本格焼酎」という名称ができました。最近は素材の風味や味わいが楽しめる本格焼酎の人気が高まっています。

混和焼酎

大きくわけて2つに分けられる焼酎ですが、その他にも混和焼酎というものもあります。それは、焼酎甲類と焼酎乙類をブレンドしているものです。ブレンドの割合によって、名称も変わります。

「甲乙混和焼酎」だと、焼酎乙類の割合が5%以上50%未満になります。「乙甲混和焼酎」だと、焼酎乙類の割合が50%以上95%未満になります。名前の初めに来る方の割合が多いということです。

焼酎の基礎知識を知ってもっと楽しもう!

焼酎は日本で昔から親しまれてきたなじみの深いお酒です。蒸留酒という蒸留して作られるお酒なのでアルコール度数は高めです。原料がたくさんあり、それぞれの素材の味によって香りや味わいが変わるもの魅力的なお酒です。

一般的に多いのが、米、麦、芋の焼酎です。この中でも焼酎甲類、焼酎乙類(本格焼酎)と分けられています。居酒屋さん定番のチューハイやサワーは焼酎甲類が多いですし、ロックやストレートで飲まれるのが、焼酎乙類(本格焼酎)です。

ラベルの表示を確認してみると、いろいろなことが分かりますよ。自分の好みに合わせて焼酎を間違わないように選ぶようにしましょう。焼酎にはたくさんの種類がありますので、楽しみ方が分かると、どんどん魅力にハマってしまうかもしれませんよ。