一般的に販売されている精製塩だと、マグネシウムやカリウムなどのミネラル成分が、除去されているものも多く販売されているのが実情…
そこで、ミネラルが豊富に含まれ、入浴用・洗顔用にも使える天然塩が注目されています。
とはいえ、天然塩といっても採れる産地によって、その塩の種類は様々…
大まかに分けるだけでも海塩・岩塩・湖塩と3種類も存在するだけに、どの天然塩を選べばいいか悩んでしまいます。
そこで、本記事にて天然塩の概念や選ぶポイントをまとめながら、おすすめ商品を3つご紹介していきます。
天然塩のおすすめ商品まとめ
マグネシウムやカリウム・カルシウムなど、ミネラル成分が豊富で健康にも良いと今天然塩が注目されていますよね。
スーパーで関連商品をみても、実に様々な天然塩が販売されていることに気が付きます。
では、より美味しく健康的に使える天然塩のおすすめとはどんなものなのか、厳選しておすすめしたい3つの天然塩をご紹介します。
薬糧開発 ウユニ塩
ウユニ塩というと塩湖から採取された塩として有名ですが、湖塩も立派な天然塩です。
その中でも最も人気がある塩が「ウユニ塩」。
おすすめの特徴
薬糧開発のウユニ塩は、これぞ塩といわんばかりにしょっぱさをストレートに感じさせてくれるところが大きな特徴です。
もちろん、ほのかな苦味や甘さも感じられ、奥行きの深さは人気の秘訣。
しょっぱさをダイレクトに感じさせてくれる天然塩なので、食材の持つ素材の味を引き立たせてくれるのでおすすめですよ。
商品のレビューに書いてある良い内容
- サラサラしていて、味も爽やか。
- ウユニの塩をそのままつめただけなのに、こんなに美味しくていいのかな。
レビューにもありましたが、しょっぱさが際立つため、爽快感がある味わいで、味がはっきりしているというところが人気の一因となっています。
また、ウユニ塩湖というと、天空の鏡とも呼ばれる人気スポット。
雨が降っても流れることが無く、大地に膜を張ってくれるため、あわせ鏡のような神秘的な絶景が見られる特別な観光スポットです。
ある意味、パワースポットとしても人気の高い塩湖だけに、一度は訪れてみたいと思う人も多いです。
しかし、いざウユニ塩湖に訪れようとすると、南米ボリビアまで旅立たなければならず、時間も資金もなかなか費やせないのが実情…
だからこそ、そのウユニ塩湖から採れた塩を食すことで、旅行気分を体感したいという方も実に多いです。
ちなみに、価格は360gで500円と超格安!!
これぞ、ウユニ塩湖から取れた湖塩であるとはっきり認識させ、間違いなく食材の味を引き立たせてくれる塩なので、ぜひ、一度お試しください。
マグマ塩 SEARUN(シーラン)
アトピーや敏感肌に悩む人達のために、オーガニック・無添加にこだわり、身体に優しいコスメを提供している化粧品メーカーSEARUN(シーラン)。
そのSEARUN(シーラン)が食品にはもちろんのこと美容・健康にもおすすめとして提供しているのが、「マグマ塩」です。
おすすめの特徴
このマグマ塩は、ヒマラヤ山脈にて採掘された岩塩をベースに商品化された天然塩です。
ヒマラヤ系の岩塩特有の硫黄成分が含まれ、特に入浴用に用いると温泉に入った気分が味わえ、癒やし効果も期待できます。
もちろん、料理のジャンルを問わず、一段階美味しい料理に変身させてくれるので、非常に重宝します。
商品のレビューに書いてある良い内容
- 体の浄化とミネラル補給、お風呂の塩素除去まで!
- 家でゆで卵を作ってこの塩を付けると温泉場で売っている黒卵の簡易版みたいな感じだし野菜茹でる時にこれ使うと甘味感じます。
レビューにも記載されていますが、この塩の最大の魅力は、硫黄成分を存分に感じながら余計な成分が化合されていないところにあります。
入浴剤でも硫黄成分配合しているものはたくさんありますが、やはり、着色料・香料などが混ざり合い、薬品の印象がどうしても強くなります。
一方、マグマ塩は、純粋なる岩塩(天然塩)で、ヒマラヤ岩塩特有の硫黄のにおいは感じるものの、薬品特有のにおいを感じることは絶対にありません。
それでいて、敏感肌に優しく、保湿効果・デトックス効果も非常によく、アトピーを改善する効果も期待できるので非常におすすめ。
価格も100gで1080円とお手頃価格で購入できます。
入浴剤は苦手だけど温泉のような効果を味わいたいという人。
または、食材の味を活かしながら味を一段階引き上げたいという人は、ぜひ、一度マグマ塩を試してみてくださいね。
セルマランドゲランド ゲランドの塩
フランス・ブルターニュ半島の塩田で採取された海水から、職人が手がけ手作りで製造した「セルマランドゲランド ゲランドの塩」。
おすすめの特徴
この塩の特徴として、粒子が細かく水に溶けやすいために、どんな料理にも適しているという点が挙げられます。
その上、ミネラルが豊富に含まれていて、旨味を感じる天然塩なので、パスタや肉料理に使うにも合いますし、ドレッシングとして使うのも最適。
味もまろやかで、ちょうどいい味付けをしてくれる塩なので、色んな料理に重宝します。
価格も250gで850円なら、今の食卓塩をこの塩に変えてもいいくらいお手頃価格ですし、非常におすすめですよ。
商品のレビューに書いてある良い内容
- しょっぱいだけではなく、海の味と言うか、いわゆるダシのようなうまみがあります。
- 美味しいです!まろやかで気に入っています。また購入したいです
- 一度使いはじめたらやめられません。
- 体調を崩した時の、おかゆですらコレでおいしく食べられます。
個人的な印象に過ぎませんが、通常おかゆって塩を加えたくらいでは、それほど美味しくなるわけではありません。
しかし、レビューにもあるように、この塩を加えると今まで味気ないと感じてしまったおかゆですら美味しく感じることができます。
しょっぱさがはっきりしているわけではなく、適度な塩気とまろやかさ・旨味が味の奥行きを感じさせてくれる塩なので、非常におすすめ。
しかも、好き嫌いはっきり分かれる塩ではないので、安心して使うことが出来ますよ。
普段使っている塩では少し物足りないという方は、ぜひ「セルマランドゲランド ゲランドの塩」を試してみてくださいね。
よくスーパーに売っている伯方の塩は天然塩?
よくスーパーで目にする伯方の塩は、塩の中でも超有名ブランド塩ですよね。
しかし、伯方の塩が天然塩か精製塩かわからないという人も多いようです。
では、実際のところスーパーでよく売られている伯方の塩は天然塩かどうか見ていきましょう。
伯方の塩は、再精製加工塩という種類の塩と言われています。
この再精製加工塩というものは、基本的には、天然塩の一つである海塩同様、天日海塩を原材料に使い精製されています。
ただし、伯方の塩の場合は、工場などで海水などを加えながら不純物を取り除き再結晶化しているため、天然塩には入らないのです。
ただし、それは厳密に区別した場合の話。
精製塩のように、イオン膜を使い電気分解させて作られているわけではありません。
そのため、マグネシウムやカルシウムのような、ミネラル成分もちゃんと含まれているのです。
また他の再精製加工塩とは異なり、パッケージに、「粗製海水塩化マグネシウム(にがり)」という文字が明記されていません。
一般的な再精製加工塩は、主に天日海塩を原材料に用いて、そこに粗製海水塩化マグネシウム(にがり)を人工的に加え精製されます。
ところが、伯方の塩は、海水を用いてにがり成分も精製されているので、限りなく天然塩に近いと言われています。
もちろん、ミネラル成分も豊富で、体に優しいので、天然塩ではないものの、普段遣いの塩としては超オススメです。
一般的な食卓塩を使うくらいなら、伯方の塩に変えてみてはいかがでしょうか。
そもそも天然塩とは?
塩の種類の中には、天然塩や精製塩のように、いくつかの種類が存在しています。
その中でも天然塩は、言葉通り、天然の素材から作られた塩を総称して呼んでいます。
例えば、海塩・岩塩・湖塩などがそれに相当します。
精製方法も、精製塩とは全く異なる作り方。
海塩の場合は、海水を自然乾燥や平釜で煮詰めて塩を精製しています。(海塩のおすすめはこちら)
岩塩は、採掘された岩塩を細かく砕いて精製したり、水で溶かし濃い塩水にしてから、不純物だけを取り除いて煮詰めたりして精製します。(岩塩のおすすめはこちら)
そして、湖塩の場合は、天日干しや炉でもやし水分を抜いた後、細かく砕き商品にしているのです。(湖塩のおすすめはこちら)
このように、化学物質を使い、イオン化合させて塩化ナトリウムを作る方法で塩を精製していないのが天然塩です。
成分を見比べても、精製塩が、塩化ナトリウム99%と表記されているものが多いのに対し、天然塩は、他の成分もちゃんと明記されています。
単純に塩化ナトリウムで精製されること無く、他のミネラル成分も豊富に含まれているので、健康にも良いのです。
このような方法で、それぞれ塩として商品化しているわけで、その中には、精製塩のようにイオンを用いた人工的な精製はされていません。
あくまで煮詰めたり、水で塩水にしたりする工程があるだけの話で、特殊なことをせずに生成している塩を天然塩と呼んでいるわけです。
もちろん、栄養分(成分)も精製塩とは異なり、マグネシウム、カリウム、カルシウム、リン、などのミネラル成分がちゃんと含まれています。
だからこそ、天然塩は健康に良く単純に食用に使われるにとどまらず、スクラブ(洗顔)や入浴などにも用いられているのです。
みなさんも、一度機会を見つめて、天然塩を使ってみてください。
きっと、今まで以上に健康的な生活を手に入れることが出来ますよ。
天然塩の選ぶポイント
天然塩は、精製塩とことなり、イオン化合により精製されることはありません。
なので、成分表を見て、イオン膜というワードが出てきていたら、間違いなく精製塩と判断して構いません。
イオンというワードが一切使われていないものであり、かつ「粗製海水塩化マグネシウム(にがり)」という言葉が明記されていないものが天然塩です。
粗製海水塩化マグネシウム(にがり)については先程ご紹介したとおり、別途にがり成分を人工的に複合させたものです。
すなわちこの言葉が含まれているものは、天然塩ではなく、再精製加工塩と判断できます。
もちろん天然塩の中にも、海塩・岩塩・湖塩と種類はいくつか存在していますが、どれも天然塩であることに違いはありません。
天然塩を探す際には、「イオン」・「粗製海水塩化マグネシウム(にがり)」の言葉が、パッケージの成分表に明記されていないことを確認しましょう。
何も考えず、塩だからという理由で購入してしまうと、それが精製塩だったなんてこともありますので、くれぐれも注意してくださいね。