仕事帰りに一杯お酒を飲み交わし、ほろ酔い気分で家族のいる自宅に帰宅…
そして、帰宅してからも晩酌をたしなみ一日の疲れを取ろうとする光景を、多くの人が見てきていますよね。
その光景自体は、別に悪いものでもなく、お父さんが、日々仕事を頑張り、ご褒美としてお酒を楽しめるのであれば、それで構いません。
ただ、あまりにも飲みすぎだと、奥さんや子どもたちは体のことが心配になります。
では、お酒を飲みすぎるとどんな危険が降り掛かってくるのか、また、お酒を飲みすぎないようにするための対策や、おすすめサプリをご紹介します。
目次
飲み会・晩酌で飲みすぎると危険なこととは?
生活習慣病としてよく耳にする、『食べ過ぎ』・『飲み過ぎ』の中には、当然お酒の飲み過ぎも該当します。
当然、お酒だけを飲みすぎても、人体に悪い影響を及ぼし、あらゆる病気が引き起こされてしまい非常に危険です。
では、飲み会・晩酌などで、お酒を飲みすぎた時に体に引き起こされる危険な病気とは、どういうものがあるのか見ていきましょう。
脂肪肝・肝硬変
基本的にお酒(アルコール)を摂取すると、肝臓内でアセトアルデヒドという有害物質に酸化されてしまいます。
このアセトアルデヒドが毒素となって肝臓を傷つけてしまうため、肝臓では、アセトアルデヒドを解毒・分解し無毒化して尿と一緒に排出させるのです。
ところが、肝臓の許容範囲(許容範囲は個人差がある)をオーバーすると、当然、アセトアルデヒドが処理しきれず残ってしまいますよね。
そのため、適量以上のお酒を飲みすぎてしまうと、最悪、アセトアルデヒドが溢れてしまい、肝臓内のバランスを崩してしまうというわけ。
すると、肝臓内では中性脂肪が合成され、肝臓の周りに付着し脂肪肝に…
そして、この脂肪肝(肝臓の30%を脂肪が覆うこと)が重くなってしまうと、肝硬変・肝臓がんといった症状が発生することも…
特に肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれるほど、非常に症状が表れにくい臓器であるため、お酒の飲み過ぎが命をも奪う危険性があると言われているのです。
特に肝臓は、人体を生成する上で非常に重要な臓器の一つでもあるので、くれぐれもお酒の飲み過ぎは控えましょう。
心筋梗塞・心不全
一部では、適度なアルコールが、心筋梗塞や心不全を予防するという説が出ています。
それは、適量であれば、アルコールが『善玉コレステロール(HDL-C)』を上昇させ、ストレスを緩和する働きもあるという報告。
確かに酒は百薬の長という言葉があるほどですから、適量であれば、予防改善に繋がったとしても、何らおかしな話ではありません。
しかし、あくまで適量であった場合の話であり、決してお酒を飲みすぎていいということにはなりません。
酒=百薬の長でも飲み過ぎ技は注意!
基本的に、お酒を飲みすぎてしまうと、体内のビタミンB1が不足がちになってしまう。
これは、肝臓内でアセトアルデヒドを解毒分解させる際に、ビタミンB1を大量に使ってしまうことが挙げられます。
しかも、利尿作用も高まり、ビタミンB1の吸収が悪くなるとも言われ、多く飲みすぎるとあまりよろしくありません。
なお、ビタミンB1は、心筋細胞内のミトコンドリアの代謝に必要な栄養素で、欠乏してしまうと最悪心臓の伸縮量が弱まり、心不全を引き起こすことも…
流石に心不全を引き起こしたら、他の臓器がどんなに元気でも生きることはまず無理ですよね。
また、仮に心不全を起こさなかったとしても、大量のアルコールを摂取して、生活習慣病・糖尿病にかかり合併症が発症する可能性も…
そうなってしまえば、回り回って心筋梗塞や心不全を引き起こし、子に直結してしまうなんてことも出てきてしまいます。
適量で飲むのであれば問題はありませんが、飲み過ぎは非常に問題なので、くれぐれもおお酒の飲み過ぎには注意しましょう。
高血圧
アルコールを一定量摂取すると、血管の収縮反応が高まり、一時的に血圧を下げることもありますが、飲みすぎた場合は、血圧が高まってしまいます。
そのため、高血圧が慢性化してしまい、脳卒中や動脈硬化、慢性的腎不全を引き起こすなど、あらゆる合併症の可能性も高まります。
ただ血圧が高いというだけで直接何かが起こるというよりも、むしろこの合併症のほうが怖く、非常に軽視できないので気をつけましょう。
胃潰瘍・十二指腸炎
アルコールを大量に摂取してしまうと、消化するために必要となる胃の粘膜防御機構が剥がれてしまい、血流障害を引き起こしてしまいます。
当然十二指腸も胃につながった消化器官であるため、防御機構が剥がれそのまま腸へと渡る間に炎症を引き起こすなんてこともあります。
また吸収障害を引き起こすことで、血流障害を引き起こすこともあるので注意が必要。
胃や十二指腸への血流が滞れば、当然それぞれの機能は低下してしまいますし、最悪癌に至る場合も否定できませんよ。
すい炎・糖尿病
糖の代謝を促し、エネルギーを作り出す働きをしている膵臓は、その他にもインスリン液を分泌したり、ホルモン物質を分泌する機能を持つ重要な臓器です。
特にインスリンを分泌が低下してしまうと、糖が分解されず糖尿病が発症し、脳梗塞・失明・心筋梗塞などあらゆる合併症まで発症してしまいます。
もちろん、それは最悪のケースの話で、糖尿病にかかったからといってすぐさま異常をきたすというわけではありません。
ただ、一度発症してしまうと、なかなか根治は難しく、非常に厄介な病気とも言われています。
また、すい炎を引き起こしても、膵臓の機能が低下してしまうので、いずれにしても最悪な病気です。
主な理由は、お酒の飲み過ぎと言われ、特に男性が多いとも言われています。
くれぐれも糖尿病やすい炎にかかってしまわないように、お酒の量を程々にしておきましょう。
末端神経障害
末梢神経は、体を動かしたり、体温の調整を整えたりする際に非常に重要な神経。
みなさんも、よく自律神経という言葉を聴いたことがありませんか?
実は、この自律神経も末梢神経の一つで、内蔵や血管によって自動的に制御する役割があります。
私達は、この自律神経のおかげで、物の温度や痛覚、方向感覚・距離感などを掴むことができているのです。
しかし、アルコールを多量に摂取しすぎてしまうと、末梢神経が麻痺してしまい味覚・痛覚・温度などの情報が一切入らなくなってしまいます。
それは実に危険なことで、手足の感覚が麻痺し、あらゆる場面で障害が起こってしまいます。
温度調節ができないので発汗もできなくなり、また、傷み・冷たさ・熱さが分からず、裂傷・やけどなどの症状も起こりやすくなります。
一方、自律神経が乱れてしまうと、精神の制御もできなくなり、うつに陥ってしまうなんて可能性も高まります。
末梢神経一つとっても、アルコールを多量に摂取してしまうと、非常に危険なことになってしまう恐れがあるので注意しましょう。
その他に発症してしまう病気は?
その他にも、骨粗しょう症や痛風、アルコール中毒、勃起障害など、様々な障害が発生してしまうため、アルコールは危険も多いと言われています。
もちろん、それだけが原因とは言いませんが、やはり飲み過ぎというのは、非常によろしくありません。
また、内蔵・消化器官・骨と、体のあらゆる部位が、お酒の飲み過ぎで悪影響をもたらすだけにとどまらず、合併症のリスクも高まります。
糖尿病がその代表例ですが、一つ間違えば、突発的に命に関わる症状が発症し、そのまま息を引き取るなんて最悪のケースもあるので注意が必要。
万が一にも家族を遺して亡くなるなんてことになったら、どれだけ愛する妻や子供が悲しむでしょうか?
そんな悲劇を生まないためにも、お父さんのお酒の量は、適量までに抑えるべきなのです。
例えば、飲み会が多くなった月は、晩酌の数を控えるとか、適度な休肝日を設けるとか、全体的にバランスをとって適量のお酒に留める工夫が大事!
もちろん、お酒が苦手なのに、無理に突合されてしまうこともあります。
しかし、多少控える工夫を凝らすことは可能なはず…
ただ流されるまま飲みすぎてしまうのは危険なことなので、くれぐれも注意するようにしましょうね。
お酒を飲みすぎないための対策とは?
お酒を飲むと、体に多大な悪影響を与えると、先程お話しましたとおりです。
なので、出来る限り、適量に抑えるための対策は必要です。
では、どんな対策を施せば良いのでしょうか。
早速その対策をご紹介していきます。
飲み会の席では烏龍茶やノンアルコール飲料をうまく活用する
営業マンなど、飲み会が続いてしまいどうしてもお酒を控えることができないなんて人も少なくありませんよね。
そういう人は、ビールやウイスキーに比較的色が似ている烏龍茶や、ノンアルコール飲料を頼んでカモフラージュしておけば、多少はごまかせます。
あからさまに、飲み会を断ると角が立つかもしれませんが、飲み会に出席し、烏龍茶でごまかす分なら、相手も露骨に嫌な顔はしません。
もちろん、本当にお酒が弱いと前もって言っておくことが大前提ですが、その場の雰囲気を壊さない程度なら全く問題ありませんよ。
出来る限りお酒は控えたいという人は、烏龍茶やノンアルコール飲料をうまく活用しましょうね。
普段から肝臓のスペックを上げておく
元々、お酒を飲みすぎて体に支障をきたすのは、肝臓でアセトアルデヒドを解毒・分解できる量をオーバーしていることにあります。
だったら、スペックそのものを上げてしまえば、多少飲みすぎたって問題は起こりませんよね。
例えば、しじみや、ごまは、サプリにも入っているオルニチン・セサミンがそれぞれ含まれている食品で、非常に肝臓に良い食べ物と言われています。
オルニチンやセサミンが入っているサプリを日頃愛用してみるのもいいですし、実際に食材から摂取するのも良し!
普段から無理なく摂取することで、肝臓のスペックそのものが上がり、アルコールの許容量も上がりますので、積極的に食事に取り入れましょう。
サプリを事前に飲んでおく
今流行りのオルニチンやウコンといったサプリは、肝臓の働きを向上させ、少し多くのアルコールを解毒分解してくれます。
そのため、事前に飲んでおくと、肝臓を労ってくれるので、少しくらい飲みすぎたとしても、翌日に残りにくく非常におすすめ。
もちろん、過信は禁物で、サプリを飲んだから、どれだけでも飲んでいいということにはなりません。
あくまで、飲み会の席が続いてしまい、お酒を飲みすぎてしまうときの応急処置と考えてください。
実際にはサプリを飲んだところで、お酒の量が減っているわけではないので、根本的な対策とはなっていません。
ただ、許容量を増やすことは、全く何もない状況から、お酒の量を減らすのと同じ効果が得られるとも考えられます。
許容量が増えた分、お酒の量が増えたら意味ありませんが、少々なら、強くなった肝臓が、しっかりアルコールを解毒・分解してくれるので安心。
なので、いざというときには、サプリも活用して、苦しい飲み会の席を乗り越えちゃいましょう。
おすすめのサプリは?
ウコンやオルニチンなど、いろんなサプリが販売されていますが、極力、お酒のみにおすすめな体に優しいサプリは、オルニチンがおすすめ。
オルニチンはしじみに多く含まれているアミノ酸の一つで、体にも良く、肝臓の働きをサボーとしてくれる働きを持っています。
そのため、ウコンのように刺激が高いサプリとは異なり、肝臓の数値が多少高い人でも無理なく飲むことが可能です。
もちろん、医者に通っている人の場合は薬との飲み合わせもあるので、医師に確認すべきです。
ただ、オルニチンを飲んで体調を崩したという話は聞きませんし、非常に肝臓に優しいので、ぜひ試してみてくださいね。
肝臓を労るサプリまとめオルニチンのおすすめサプリ
サプリを飲むことで、お酒を飲みすぎて体調を崩さないように勤めることは非常に重要なことです。
中でも、オルニチンは非常におすすめですが、具体的により分かりやすく、オルニチンのサプリ商品を2つ軽くご紹介します。
小林製薬の栄養補助食品 肝臓エキスオルニチン 120粒 約30日分
大手医薬品メーカーとして有名な小林製薬が販売している『小林製薬の栄養補助食品 肝臓エキスオルニチン 120粒 約30日分』。
『小林製薬の栄養補助食品 肝臓エキスオルニチン 120粒 約30日分』は、しじみ900個分のオルニチンに肝臓エキスを配合したタイプのサプリメント。
アルコールを飲む機会が多いお父さんたちに非常におすすめで、肝臓の数値を正常に戻してくれる効果も期待できます。
評価の良いレビュー
- 最近この商品を見つけて試しに飲み始めたら、少々飲みすぎた翌朝でも本当に目覚めがすっきり
- アルコールと縁が切れないので導入。数日飲んだだけで活力のようなものが出てきた。
と、以上が、『小林製薬の栄養補助食品 肝臓エキスオルニチン 120粒 約30日分』の、評判のいいレビューです。
もちろん、アルコールそのものを控えるに越したことはありませんが、サプリを飲んでお酒を明日に残さないことはすごく重要です。
レビューにもあったとおり、『小林製薬の栄養補助食品 肝臓エキスオルニチン 120粒 約30日分』は、明日にお酒を残さずスッキリさせてくれます。
確かの効果には個人差がありますが、体に優しくその上、肝臓を労ってくれるなら、飲み会続きのお父さんに持たせてあげたいですよね。
価格は、30日分入って、1袋1102円とお手頃価格ですし、非常におすすめですよ。
しじみ習慣 60粒
よくテレビCMでも『朝スッキリせず、疲れ気味の人』や、『二日酔いがひどくけだるいサラリーマン』を対象に、おすすめしている『しじみ習慣 60粒』
『しじみ習慣を飲んでいると、次第に疲れも取れ、二日酔いも改善された』と驚きの声を耳にします。
もちろん、CM用の誇張表現な部分も多少はあるはずです。
しかし、天然しじみのエキスを抽出して詰め込んでいるだけに、オルニチンも豊富に含まれ効果も期待できます。
評判の良いレビュー
- 全然二日酔いにならなかったので感心しました。
- お酒好きのなのですが、50代に突入すると、翌日が辛かった。でもしじみ習慣をはじめたら、翌日快適。ホンマや!って感じです。
以上が、『しじみ習慣 60粒』の評判の良いレビューですが、何よりもお酒が翌日に残らないのは本当に嬉しい話ですよね。
もちろん効果には個人差があるとしても、肝臓機能をサポートし、二日酔いを軽減する木の葉事実で、体に良いサプリなら、ぜひ、試してみたいところ…
価格は30日分(60粒)入って3540円と少々高めですが、非常に評判も高く、実際に効果を実感した人も多いサプリなので、ぜひ一度試してみてくださいね。
サプリもうまく活用し、お酒で体を壊さないよう気をつけよう!(まとめ)
お酒の飲み過ぎは、間違いなく体に悪影響を及ぼし、最悪、子に直結してしまうなんてことも十分あり得る話なので、くれぐれも注意は必要です。
しかし、どうしても断りきれない飲み会の席も、大人の付き合い上では出てきます。
なので、多少お酒を飲みすぎても影響を残さないように、オルニチンを含むサプリや、肝臓に良い食べ物を活用しましょう。
お酒は適量飲む分には非常に楽しくておすすめですが、飲みすぎてしまうと楽しさより苦しみを味わうことになりかねません。
なので、楽しいお酒の場とするためにも、お酒を飲みすぎて体を壊してしまわないように、気をつけましょうね。