黒糖焼酎をご存知ですか?焼酎というと、芋や米、麦が一般的によく知られていて人気がありますが、黒糖焼酎は飲みやすくて好きというファンも増えていると言います。
黒糖焼酎はどのような焼酎なのでしょうか?黒糖ということは、甘みがあるのでしょうか?おすすめの黒糖焼酎について調べました。
目次
人気ランキング上位の黒糖焼酎の銘柄
知名度はそれほど高い焼酎ではない黒糖焼酎ですが、じわじわとした一定の人気があります。人気の高い黒糖焼酎には何があるのでしょうか?
れんと
黒糖焼酎の中での圧倒的な人気と知名度があるのがれんとです。香りが穏やかでかなり飲みやすく、女性にも良くおすすめされる黒糖焼酎です。
熟成の時に、クラシック音楽を聞かせながら行う、「音響熟成」と呼ばれる特別な熟成方法で作られています。音楽の振動によって熟成がうまく進むと言うのです。
黒糖焼酎の中の定番なので、初めて黒糖焼酎を試す人にもおすすめです。
朝日
喜界島にある朝日酒造で作られている朝日は、100年以上の歴史があります。
朝日酒造の代表銘柄で、黒糖らしい豊かな香りがありながら、さっぱりとした後味が人気です。
有機農法で米やサトウキビを作っているという、こだわりがつまった黒糖焼酎なのです。
売れ筋の黒糖焼酎の銘柄
黒糖焼酎は知名度は少ないですが、飲みやすいとして人気のある焼酎。
売れ筋の黒糖焼酎にも味や香りに期待ができそうです。
まんこい
まんこいも代表的な黒糖焼酎で人気があります。大正11年創業と歴史が深い弥生焼酎醸造所で、伝統的な常圧蒸留によって作られています。
まんこいとは、奄美の方言で「千客万来」という意味だそうで、縁起の良い感じがしますよね。
まんこいは木樽で3年熟成させているので、薄い琥珀色が付いていて、香ばしい香りや甘みがあるのが特徴です。
里の曙
里の曙は黒糖焼酎のイメージが変わるような、クセが少なく芳醇な香りとまろやかさがあるのが特徴です。黒糖焼酎ファンからの人気が高いのです。
特徴は減圧蒸留をしていること。奄美の黒糖焼酎メーカーで、初めてこの製法で作られました。
黒糖焼酎としては比較的歴史は浅いのですが、人気が高い売れ筋の黒糖焼酎です。
安くておすすめの黒糖焼酎の銘柄
黒糖焼酎も毎日のように飲みたいと思う人もいるほど、すっきりと飲めて美味しい焼酎です。
それならば、安くてコスパの良いものがあると嬉しいですよね。安くて美味しいおすすめの黒糖焼酎はあるのでしょうか。
島のナポレオン
奄美黒糖焼酎で人気急上昇中の銘柄である島のナポレオン。
天然の湧き水と太陽のめぐみたっぷりのサトウキビから作られた、飲みやすくてお手頃価格の黒糖焼酎です。
まろやかな飲み口ですが、爽快感のあるキレのある味わいがあるので、毎日飲めそうです。
じょうご(Jougo)
手軽に買える価格なのに、高品質ということで、毎日のように黒糖焼酎を楽しみたいという人から人気が高いのがじょうごです。
黒糖の甘い香りと南国らしいフルーツの香りがして、口当たりはまろやかですが、後味はすっきり爽快です。
じょうご川の名水、奄美産黒糖100%で作られている爽やかな黒糖焼酎なのです。
プレゼントにおすすめの黒糖焼酎
焼酎好きな人でも、黒糖焼酎はあまり飲んだことがないという人も多いかもしれません。そんな中でプレゼントされると、新しい発見につながり喜ばれるでしょう。贈り物としておすすめの黒糖焼酎を見てみましょう。
龍宮
奄美大島の中の、金作原(きんさくばる)の水と島の黒糖をかめ仕込みで丁寧に常圧蒸留されて作られている龍宮。
伝統的な製法で作られている黒糖焼酎です。黒麹で発酵させているところも特徴で、なめらかな中にもしっかりとした濃厚な味わいがあります。
手をかけて作られているので、出荷数は少ないのでプレミア価格になることもあります。ラベルに「商売大繁昌」「幸運健康円満」と書かれており、縁起が良い感じも贈り物に良いですね。
三年 寝太蔵
三年寝太蔵は、喜界島にある喜界島酒造で作られている昔ながらの伝統的な常圧蒸留にこだわって作られている黒糖焼酎です。
名前の通り3年熟成されていますが、それをベースにさらに、5~10年の古酒をブレンドした、しっかりとした黒糖の風味がありながら、ソフトな口当たりが魅力的です。
地元の人から高く評価されている黒糖焼酎です。こだわりの詰まった黒糖焼酎はきっと喜んでいただけることでしょう。
参考:「贈り物やプレゼントにおすすめの焼酎」
黒糖焼酎とは
黒糖焼酎は、原料が黒糖の焼酎です。黒糖はサトウキビを煮詰めて固めたもの。
その黒糖と米麹で発酵させて、蒸留させたものが黒糖焼酎になるのです。黒糖が原料なので、甘いお酒だと思われがちですが、すっきりとキレのある辛口なのです。
しかし、黒糖による甘みが優しい味わいなので、焼酎が苦手な人でも飲みやすいとも言われています。
黒糖焼酎の産地は奄美大島や喜界島などの、奄美諸島に限定されています。これは酒税法上でも決められていて、他の地方で作られても、黒糖焼酎とは認めてもらえません。
黒糖焼酎は同じ蒸留酒である「ラム」と原料がサトウキビと同じところから似ていると言われています。
違いは、麹で発酵をさせているかどうかというところです。そのため、ラムよりも深みのある味わいとなっています。しかし、ラム酒が好きな人でも美味しく飲める焼酎です。
参考:「ラム酒のおすすめ銘柄」
黒糖焼酎の美味しい飲み方
黒糖焼酎は飲み慣れていないという人もいるかもしれません。どのように飲むのが美味しく飲めるのでしょうか?
美味しい飲み方を見てみましょう。
ストレートやロック
黒糖焼酎の甘い香りやまろやかな味わいをそのまま楽しむためには、ストレートやロックで飲むのがおすすめです。
黒糖焼酎は香りもほんのりと甘くて飲みやすいのですが、アルコール度数は高いのでゆっくりと時間をかけて楽しむのがおすすめです。
水割り
味も香りも水で割ることですっきり感が増します。
黒糖焼酎はやや濃いめで飲むのがおすすめですが、アルコールがきついと感じる人にはとても飲みやすくなります。レモン果汁を少し加えるとさらに美味しく飲めますよ。
お湯割り
黒糖焼酎の良さを引き立ててくれる飲み方がお湯割りです。
黒糖の甘い香りが引き立ち、コクも楽しむことができます。ホカホカと身体が温まり、女性にもおすすめの飲み方です。
カクテル
黒糖焼酎はラムに似ていて「日本のラム」と言われているほどです。ですので、ラムを使った代表的なカクテルのベースを黒糖焼酎に替えて、「和風のカクテル」として楽しむことができるのです。
焼酎好きな人には新しい発見に、焼酎初心者やお酒が苦手な人には飲みやすくなり、いろいろな人におすすめの飲み方です。
ダイキリ
ダイキリはライムジュースとシロップを混ぜて作ります。ライムジュースをゆずのジュースにすると、さらに日本風にアレンジすることができますよ。
モヒート
ミントを使った爽やかなカクテルとして女性に人気になったモヒート。ソーダとミント、ライム、シロップで作られます。和風にするのであれば、ミントを大葉にしてみる、ライムをすだちにするなどしてみると、爽やかですがまた違った味わいになりますよ。
キューバリブレ
コーラで割って、ライムを加えるという定番中の定番でシンプルなカクテルであるキューバリブレ。黒糖焼酎でもコーラの甘みと炭酸の爽やかさで美味しく飲むことができますよ。簡単にできるので、おうちでも楽しめます。
黒糖焼酎を美味しく飲もう
黒糖焼酎は奄美諸島でしか作られていない、黒糖を原料にした焼酎です。
地元の人には昔から愛されている伝統的なもの。黒糖独特の甘い香りがありながら、すっきりとした味わいはクセになる人も多いのです。
知名度は高くはないですが、飲みやすさから女性にも人気なのです。
同じサトウキビが原料であるラム酒と似ていることから、ラムべースのカクテルと同じように飲むことも楽しめますよ。今まで黒糖焼酎は飲んだことのないという人も、美味しさを試してみてはいかがでしょうか?
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