ジン好きがおすすめするジンの銘柄!買いたくなるおすすめのジン

ジン好きがおすすめするジンの銘柄-min

主な主原料は特に変わりないはずなのに、作られる国々どころか、ブランド一つとってもそのカラーが異なり、様々な味が楽しめるお酒『ジン』。

様々な個性が楽しめるのは良いのですが、その分、どの銘柄・ブランドから選んで飲めば良いのかわからないという人も少なくありません。

そこで、本記事では、様々なタイプに応じたおすすめのジンの銘柄・ブランドや、カクテルにふさわしい飲み方、ジンの選び方のポイントをご紹介します。

ジンを楽しむ上では、非常に役に立つ総合的な情報でもあるので、ジンを味わう際の参考としてみてくださいね。

いろんなシーンで楽しめるお酒『ジン』

仲間内で楽しみたい時、ムード漂うバーで一人楽しみたい(または、大切な人と楽しみたい)時など、いろんなシーンで楽しめるお酒『ジン』。

もちろん、シーンごとにマッチした種類は存在し、ジンだからといって何でも良いわけではありません。

後ほど、タイプ別に、おすすめの銘柄・ブランドをご紹介していきますが、まずは、ジンが様々なシーン・状態で楽しめるお酒だと理解しましょう。

タイプ別・ジンのおすすめの銘柄

ジンの種類は主に5種類。

  1. ジュネヴァ
  2. ドライ・ジン
  3. シュタインヘーガー
  4. オールド・トム・ジン
  5. スロー・ジン

以上の5つ。

ただし、厳密にいうとスロー・ジンはリキュールなので4種類というべきかもしれませんが、それぞれ個性の異なるお酒であることに違いはありません。

では、そのことも踏まえつつ、タイプ別に、おすすめの銘柄をご紹介していきます。

お酒が苦手でジンを少し味わってみたい人向け

あくまで、ジンがどういうお酒なのか、ほんの触り程度でいいから味わってみたいという人向けのおすすめ銘柄をご紹介していきます。

シュリヒテ(シュタインヘーガー)

シュリヒテは、ドイツ産ジンとして知られるシュタインヘーガーの中でもトップを争う大人気ブランド。

口当たりが非常にまろやかで、アルコール度数も、他のジンと比較して38と抑えめ…

さらに癖も少なく非常に飲みやすい初心者向けのジンとも言われています。

そのため、カクテルにして飲むと、非常に甘さやマイルドさが際立ち、より飲みやすく、ジンが苦手な人でもちゃんと楽しめます。

シュリヒテは、どちらかというと、スパイシーさよりも甘さ・マイルド感が強いジンなので、甘さが強いカクテルに使うのがおすすめ。

◯シュリヒテ(シュタインヘーガー)に相性ぴったりなカクテルは?

例えば、シンガポールスリングやトムコリンズのような、甘く飲みやすく、それでいて香りも豊かでムード満点なカクテルにおすすめ。

もちろん口当たりが良いために、つい飲み過ぎになるので注意が必要ですが、お酒の苦手な女性でも飲めるので、デートの締めにバーで飲むのに最適。

ちょっとお洒落なバーで、これらのカクテルを出されたら、きっと相手女性も喜んでくれるはずなので、ぜひ覚えておきましょう。

ヘイマンズ(オールド・トム・ジン)

ジンが辛口で癖が強く飲みづらい…

かつて、イギリスで流行したドライ・ジンに対して、そのような不満を持つ人が続出したことがありました。

そこで、ドライ・ジンを手がけるメーカーが、ジンが苦手と敬遠する人向けに、オールド・トム・ジンを開発。

甘く飲みやすいオールド・トム・ジン

ヘイマンズは、そんなドライ・ジンから派生されたオールド・トム・ジンの銘柄の一つ。

サトウキビから抽出されたスピリッツを配合し、口当たりがまろやかでほのかに甘い特徴を持つ一風変わったジンです。

主流となるドライ・ジンと比較して両極的な味わい・フレーバーのジンであり、現在は同じタイプのシュタインヘーガーもあるため、馴染みは薄い…

ただ、ヘイマンズはオールド・トム・ジンの中でも人気は高く、非常に飲みやすい初心者向けのジンなので、ぜひ、一度味わってみてください。

ヘイマンズを楽しむなら、やはりトムコリンズがおすすめ

ヘイマンズは、どちらかというとカクテル向けのジンなので、甘さを特徴としたカクテルのベースとして用い楽しむのがおすすめ。

特に、トムコリンズは、オールド・トム・ジンを使ったカクテルとして有名なだけに、せっかくカクテルで味わうなら、一度は味わってみてください。
フレッシュレモンジュースがもたらす程よい酸味と、ヘイマンズから醸し出されるほのかな甘さが見事に融合。

そんな最高なカクテルが味わえるとあれば、気分も大きく盛り上がりますよ。

一人で疲れた夜に飲んでスッキリしたい人向けのジン

特に日本という国は、何かと仕事に忙しく、日々疲弊した人が多いですよね。

どこかで癒やしを求めながら、日々の仕事に追われてんてこ舞いになっていると、とてもリフレッシュなんて余力はありませんよね。

そんな人達に向けておすすめしたいジンも当然あります。

では、一人で疲れた夜に飲んでスッキリリフレッシュ出来るタイプのジンの銘柄・ブランドをご紹介します。

タンカレー(ドライ・ジン)

タンカレーは、イギリス発祥の『ドライ・ジン』の中でも超有名なブランド。

華やかさで爽やかなフレーバーでありながら、それでいて心身に染み渡る味わいは、疲れた体をすっきりさせ癒やしてくれます。

そもそも歴史の長いタンカレーは、イギリスでは『プレミアム・ジン』と呼ばれ非常に高い支持を得ている最高級なドライ・ジン。

一度味わうと、非常に癖になる味・香りなので、一人で物思いにふけながら飲むには打って付け。

もちろん、次の日に疲れを持ち越さず、リフレッシュできるジンなので、ぜひ、夜寝る前(あるいは晩酌として…)にでも、一杯飲んでみてください。

タンカレー(ドライ・ジン)を用いたおすすめカクテル

タンカレーを飲んで、一日の疲れをリフレッシュしたいと考えている方の中にも、当然、タンカレー特有の癖の強さが苦手という人はいます。

では、そういう人のために、タンカレーを飲みやすくしたおすすめのカクテルをご紹介します。

ジントニック

ジントニックは、ジンを使った最もベーシックなカクテルで、医療用ドリンクとして飲まれていた18世紀ごろから普及された、歴史の長いカクテル。

ジンが醸し出すスパイシーでスッキリした味わい・フレーバーと、トニックウォーターの柑橘系や香草類が醸し出す癖のあるフレーバーが特徴的。

そのため、好き嫌いははっきり分かれるカクテルですが、一度虜になるとやみつきになるのは間違いなし!

また、スッキリ爽やかな味わいなので、特にこれからの夏の暑い時期に疲れ切った体を癒やす目的で飲むなら超オススメ。

体だけでなく、気持ちもリフレッシュさせてくれるので、ぜひ、一度、ジントニックを味わってみてくださいね。

マティーニ

マティーニは、カクテルの帝王という呼称で愛されている超有名なカクテルで、ジェームス・ボンドやマリリンモンローが愛したカクテルとしても有名。

フルーティで少しスパイシーな味わい・フレーバーが特徴的で、ジンをおしゃれにまとめたカクテルという印象が強いですよね。

ただ、同じマティーニでも、ドライ・ジンの割合を多くしたドライ・マティーニは、ピリ辛くスッキリした味わいのカクテルとして楽しめます。

スッキリしたいけど、オシャレ感も楽しみたいならマティーニを、単純にスッキリしてリフレッシュしたい人はドライ・マティーニを飲みましょう。

きっと、翌日に疲れを持ち込ませず、気分爽快な一日の始まりを体感できますよ

少し体調がすぐれないときにおすすめのジン

単純に倦怠感に悩まされ、スッキリしたいだけが目的なら、ジントニック(ドライ・ジン)がおすすめ…

しかし、完全に体調を崩してしまったという場合は話が別。

より体をいたわり癒やしてくれる医薬品の意味合いが強いジンがおすすめです。

では、中でも体調がすぐれない時におすすめしたいジンの銘柄・ブランドをご紹介します。

ノールズ(ジュネヴァ)の特徴

ノールズは、ジュネヴァの中でも歴史が長く、老舗的メーカーが生み出したブランドです。

数多くのハーブやスパイスをうまく融合させ、深みのある濃厚な味わいが特徴のジンに仕上がっています。

そのため、コクの深いカクテルに非常に合いやすく、体調のすぐれない時に飲むと、栄養価満点なカクテルが多いので体調回復にうってつけ。

もちろん、飲みすぎてしまえば、本末転倒というか、酔いつぶれて体調が悪化させるだけですが、適度に飲む分には問題はありません。

卵酒だって、飲みすぎたら酔っ払ってしまいますが、風邪をひいた時に少し飲んで眠ると翌朝が違いますよね。

ノールズもそれと同じで、特に食欲不振時に適度に飲むと、疲れ切った体がリフレッシュされていきます。

確かに、効果に個人差はありますが、疲れ切ったときには、一度試してみてくださいね。

ノールズ(ジュネヴァ)を使ったおすすめカクテル

特にノールズ(ジュネヴァ)は、癖というよりも、濃厚な味わいが特徴なジンなので、カクテルとして飲む場合、コクの深いものがおすすめ。

しかも、体調回復に効果があるような、栄養価の高いカクテルで飲むと、多少体調不良を起こした際にも、無理なく楽しめます。

では、具体的に、おすすめのカクテルをご紹介していきますね。

ブラッディサム

ブラッディサムは、ジンにトマトジュースとレモンジュースを混ぜたタイプのカクテル。

トマトジュースは、野菜ジュースの一つとして、健康番組でも体に良い飲み物として何かと推奨されていますよね。

ただし、トマトジュースってメーカーによっては、変に青臭くて飲みづらいものもあるので、一部の人は敬遠しがち…

なので、ブラッディサムでは、レモンジュースも混ぜることで、青臭さを緩和し、非常に飲みやすく栄養価の高いカクテルに仕上がっています。

元々ジュネヴァに含まれているハーブとトマトジュースがマッチし、栄養価は満点で、疲れた時に飲むと疲労回復に効果的…

また、多少癖はあるので、卵酒ほど甘く飲みやすいわけではありませが、体調不良の時もジンを楽しみたいという人には、非常におすすめのカクテルです。

他のカクテルと同じく、ブラッディサムも一度虜になったらやみつきになる味のカクテルなので、ぜひ、一度味わってみてくださいね。

シルバーフィズ・ゴールデンフィズ・ロイヤルフィズ

シルバーフィズ・ゴールデンフィズ・ロイヤルフィズは、卵を使ったカクテル。

シルバーフィズは卵白を、ゴールデンフィズは卵黄を、そして、ロイヤルフィズは卵全部を使っています。

卵には、タンパク質やアミノ酸が含まれ、健康にも良い食べ物として知られ、風邪をひいたときには卵酒にして飲む習慣もあるほど…

この卵を使ったカクテルなので、当然、栄養素は高く、風邪をひいた時に飲むのに超オススメです。

シルバーフィズ・ゴールデンフィズ・ロイヤルフィズの特徴

卵白を使ったシルバーフィズは、口当たりがなめらかで、お酒が苦手な人でも非常に飲みやすいカクテル。

一方、ゴールデンフィズは、卵黄を使ったカクテルで、栄養素はシルバーフィズより高くコクの深さが魅力的。

そして、ロイヤルフィズは、卵白・卵黄の両方を用いて、双方のいいとこ取りしたカクテルとなっています。

体調の変化の度合いも、人それぞれ異なりますし、体調不良の度合いによって、飲みかえると、それぞれのカクテルを通じてジンを楽しむことが可能です。

雰囲気だけ味わいたい時におすすめのジン

ジンの独特の風味や味わいは苦手だけど、なんとなく雰囲気だけは楽しみたいという人も中にはいらっしゃいます。

特に意中の女性をデートで口説き落とす場合は、シュリヒテ(シュタインヘーガー)よりも効果的な場合も…

では、そんな雰囲気を味わうのにぴったりなジンの銘柄・ブランドをご紹介していきますね。

ボルス(スロー・ジン)

ボルスは、オランダでも有名な超老舗ブランド。

ジュニパーベリーやストロベリーを香り付けに使い、実にフルーティで甘みの効いたリキュールです。

あくまでジンの一種といってもリキュールであるためアルコール度数は若干低く、ジンの雰囲気を楽しむには最適。

アルコール度数も低く、その上で、口当たりがまろやかで甘く飲みやすいとあれば、お酒が苦手な人でも十分楽しめますよね。

その上、甘さやフルーティな香りが際立つために、シュタインヘーガー以上に女性ウケしやすいリキュールと言えます。

そのため、ムード漂うバーで、おしゃれなカクテルとして振る舞えば、意中の女性を口説き落としやすくなりおすすめですよ。

ボルス(スロー・ジン)に相性ぴったりなカクテルは?

ジンの中では、アルコール度数は33度と比較的低く、甘く飲みやすいボルス(スロー・ジン)は、お酒の苦手な人におすすめのジンの一種です。

とは言いつつも、厳密にはリキュールなので、あくまで、雰囲気を味わう際には最も適したお酒としておすすめ。

中でも、ボルスというブランドは、歴史も非常に長く、爽やかな香りの中にフルーティな香りが際立つ特徴的なスロー・ジンのブランド。

そのため、甘いカクテルのベースに用いると、より甘さが際立ち、すごく飲みやすくなります。

では、ボルスと相性の良いカクテルをご紹介していきますね。

スロー・ドライバー

皆さんはスクリュードライバーという、ウォッカをベースにしたカクテルを知っていますか?

スクリュードライバーも、オレンジジュースでウォッカを割った比較的飲みやすいカクテルとして有名ですよね。

そんなスクリュードライバーをより飲みやすくするために、ウォッカベースではなく、ボルス(スロー・ジン)ベースに替えたのがスロー・ドライバー

ボルスベースにしたことで、より甘さが際立ち、お酒の苦手な女性でもジュース感覚で飲めてしまうため、雰囲気を味わうには最高の一杯。

バーで女性を口説き落とすには最高の一杯!

女性をバーで口説き落とす際に振る舞うと良いと言われているスクリュードライバー。

それは、口当たりが良く飲みやすいという理由もありますが、それだけが理由ではありません。

オレンジジュースのようにお酒という印象が薄く、警戒心が和らいだ上で、ほんのり酔えるため、雰囲気を存分に味わえることが大きな理由です。

もちろん、どんなカクテルを用いたとしても、あなたに全く魅力がなければ、相手女性もなびいてくれません。

しかし、あなたに魅力を感じ、状況次第で口説き落とされても構わないと感じている女性が相手なら、スロー・ドライバーは最高の一杯になりますよ。

バーという独特な空間に、ジュース感覚で飲めて、ほんのり酔える雰囲気最高のカクテル『スロー・ドライバー』が女性の心を解放してくれます。

このように雰囲気を体感させ、一緒にいることを楽しませてくれるカクテルなので、ぜひ、勝負カクテルとして用いてみてくださいね。

いろんな状況に応じて飲み分け可能だから、ジンは人気が高い!

ここまで、簡単ながら、いろんな状況・シーンに応じて、おすすめのジンの銘柄・ブランドをご紹介してきました。

そのことでも分かるように、ジンは、他のお酒以上に、いろんな状況・シーンに応じて飲み分け楽しむことの出来る適応性の高さが魅力的!

昔愛用されていたように、医薬品のように、体調不良や気分がけだるい時に使うこともできれば、一人飲み、パーティーのみ、デートでも楽しめます。

ここでご紹介した状況に応じたおすすめジンはほんの一例に過ぎませんので、ぜひ、みなさん自身で、ベストマッチした飲み方を見つけましょう。

最高のジンの選び方・選ぶポイントとは?

ジンが、どれだけ適応能力の高いお酒であったとしても、選び方を間違えると全てが台無しとなってしまう場合があります。

皆さんの価値観・考え方は千差万別…

先程、状況下に応じたおすすめの銘柄・ブランドをご紹介しましたが、全てをご紹介することは実質不可能です。

なので、皆さんの価値観・考え方をベースに、状況下・気分に適したジンの銘柄・ブランド(または、飲み方・楽しみ方)を選択しなければいけません。

では、状況・気分に適した最高のジンを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?

早速その選び方のポイントをご紹介していきます。

選び方その1:好みの味・フレーバーの基準を決めておく

冒頭からお話している通り、ジンには、多数の種類の味わい・フレーバーを持つ銘柄・ブランドが存在します。

そのため、闇雲に、色んなタイプのジンに手を出してしまうと、それぞれの個性(味わい・フレーバー)に振り回される一方です。

それでは、いくらジンを飲んでも楽しむことは出来ません。

そこで、大事なポイントとして、好みの味・フレーバーの基準を決めておいてほしいのです。

誰にでも味やフレーバーの好き嫌いはあります。

例えば、ピリ辛でスパイシーなくせの強いタイプのジンが苦手な方も入れば、逆に甘いタイプのジンでは物足りないという人も…

いくら状況に応じた楽しみ方が味わえるとしても、全く苦手なものを選んでしまえば、ただジンが嫌いになってしまうだけ…

なので、基本的には好みの味・フレーバーの中から状況に適したジンの銘柄・ブランド(または飲み方、楽しみ方)を選ぶようにしましょう。

好みの味・フレーバーを知るために、それぞれの銘柄・ブランドを一度は味わおう

ジンを全く知らない人にとって、どれが好みの味・フレーバーなのか、全く判別出来ません。

そこで、まずは飲まず嫌いはせずに、どんなジンでも一度は味わってみることをおすすめします。

その上で、好きか嫌いかを判別し、好きなら、その系統のジンを中心に、選んでいけば良いですし、嫌いなら選択肢から外して構いません。

状況や気分に応じた最高のジンを探すためには、ジンの特質・個性を知ることが一番重要です。

なので、まずはどんなジンでも一度は味わってみて、ジンに対する知識を身をもって覚えましょうね。

選び方その2:産地で選んでみる

最終的には、好みや気分に合わせて選ぶことをおすすめしますが、まだジンの種類すらほとんど知らないような初心者には、好みも何もありません。

選ぶ基準そのものがまったくない状況ですから、どのように選んだら良いのか、判断材料が無いので、そういうときには産地で選ぶのもおすすめ。

産地によってもジンの個性(味わい・フレーバー)は違う!

ジンは、産地によってもその個性は大きく異なります。

例えば、オランダ産のジュネヴァなら、香草が効いたくせの強さが特徴的ですし、ドイツ産のシュタインヘーガーなら 飲みやすさ甘さ重視…

このように、産地によって特質が違うために、何を基準に選べば良いのか全くわからない場合は、産地で選んでみるのもおすすめですよ。

選び方その3:人気・知名度、歴史で選ぶ

皆さんは、一部の、人気(または、知名度)の高いジンが、長年多くの世代の人達から愛され続けた理由を知っていますか?

もちろんジンだって、愛される理由がなければ、何100年(もしくは1000年以上)も愛されることなんてありえません。

ジュネヴァやドライ・ジンは、医薬品的な位置づけで、愛され続けた歴史があります。

また、その他のジンにおいても、各国の風土・文化に合わせた製法で作られ、人気を得るための理由がちゃんと存在します。

もちろん、人の好みも千差万別ですし、人気・知名度・歴史だけが全てとは言いません。

ただ、全く無名の銘柄・ブランドのジンよりは、人気・知名度・歴史のあるジンを選んだほうが失敗し辛いです。

なので、全くどのジンを選んでいいかわからない場合は、人気・知名度・歴史感の高いジンを選んでみましょう。

選び方その4:ボトルデザインで選ぶ

先程、『飲まず嫌いはやめて、いろんなジンを味わってみよう』と、お話をしました。

なので、最終的には、ある程度の種類を一度味わった上で、好みや状況・気分に合わせて選ぶべきです。

でも、それまでの間は、何かを基準にして、どのジンから飲むべきか選ぶ必要があります。

そこで、一つの案としておすすめしたいのが、ボトルデザインの好みで選ぶという方法。

実は、ジンの銘柄・ブランド一つとっても、ボトルデザインは大きく異なります。

シンプルなものもあれば、おしゃれなタイプのボトルも存在し、味・フレーバーとともに、その種類は様々。

では、参考までに、おすすめのボトルデザインをご紹介していきます。

ボンベイ・サファイア(ドライ・ジン)

ボンベイ・サファイアは、ボンベイ・スピリッツ社が創り上げた、ドライ・ジンブランドの1種。

よくジン・トニックのベースとしても用いられているジンですが、ボトルデザインが、サファイアというよりかクリスタルカラーを模しています。

そのため、少し大げさですが、命の水ともいうべき透明感が全体的に感じられ、爽やかさが特徴なジンにはピッタリなデザイン。

またラベルに印刷されているロゴマークもクリスタルカラーで、まるで心が洗われるようなデザインボトルです。

爽やかさが非常に際立つボトルデザインだけに、見た目だけでも心が癒やされますよ。

シンケンヘーガー(シュタインヘーガー)

シュタインヘーガーの1種で、ドイツで有名なハム・ソーセージに相性抜群のジンとして知られるブランド。

ボトルのデザインにも、そのことが実にわかりやすくラベルに明記され、すぐにでも肉料理に合わせて一杯飲みたくなります。

デザインボトルとしておしゃれかと言われると、決しておしゃれではありません。

しかし、シンプルでどんな飲み方をしたら美味しく楽しめるかわかりやすいデザインボトルなので、飲むシーンが想像しやすくおすすめですよ。

ハム・ソーセージだけでなく肉料理全般に相性が良いジンなので、ぜひ、一度試してみてくださいね。

ビーフィータージン(ドライ・ジン)

ビーフィータージンも、長年多くのファンから愛され続けてきた、ドライ・ジンのブランドの一つ。

ジン特有の風味が強く、スッキリした味わいのジンなのですが、それ以上に魅力を感じるのは、風格あるおしゃれなラベルです。

ラベルに隠された歴史と風格

ラベルには、一人の守衛が描かれていますが、元々『ビーフィーター』とは、王冠が保管されているロンドン塔を守る守衛のことを指します。

ロンドンの国宝でもある王冠を護る守衛たちは、国王主催のパーティーが開催されると、残り物の牛肉を分け与えられ持ち帰っていたと言われています。

そのため、牛肉を食べる人『BEEF+EATER』が転じて、ビーフィーターと呼ばれ始めたのです。

単純に牛肉を食べる人と言われると浅ましい気もしますが、そこにはちゃんと背景・歴史が存在し、風格とおしゃれさが感じられるのです。

デートの際に、このような話をさり気なく彼女にしてあげながら、ビーフィータージンを飲んでみると、意外と惚れ直してくれることも…

ぜひ、おしゃれさや風格・歴史を感じながら楽しみたい人は、ビーフィータージンを選んでみてくださいね。

ラベルで選んでみてもジンの魅力が存分に感じられる!

このように、ラベル一つで選んでみても、各銘柄・ブランドごとに、歴史・背景や、ラベルが表す意図・目的が感じられ、違った味わいを得られます。

どれから飲んだら良いのかわからないという人には、一つの選ぶポイントとなりますので、是非参考にしてみましょう。

選び方5:バーテンダーのおすすめからランダムで選ぶ

いろいろ、選び方・選ぶポイントをご紹介しましたが、それでもどれを選んで良いのか全く検討つかない方は、いっその事バーテンダーに頼りましょう。

バーテンダーは、まさにお酒のスペシャリストで、あなたとのコミュニケーションによって、どんなジンがおすすめなのか導いてくれます。

あくまで最終的な手段ですが、とりあえず、バーに駆け込んで、バーテンダーに、『おすすめのジンを何種類か教えて?』とお願いしてみてください。

迷い始めると選べなくなるので、後はランダムに選択…

バーテンダーも、喜んで、あなたにおすすめのジンを教えてくれるはずなので、その中から、無作為に選んで飲んでみましょう。

その際には何も考えず直感で、選んで飲んでください。

バーテンダーが推奨するジンなので、よほど好みが合わない限りハズレはありません。

そもそも、いろんな選び方がある中で、それでもどれが良いのか分からず迷っているわけですから、一度考えたら堂々巡りに陥りかねません。

変に迷ってしまわないためにも、バーテンダーが推奨するジンの中から、適当に1つ選んで飲んでみることが大切です。

よほどのことが無い限り、たとえランダムに選んでも間違いはほぼ起こりませんので、安心して、どれか適当に選び、飲んでみてくださいね。

選び方の注意点・ポイント

最後に、ジンを選ぶ際の注意点(ポイント)を、一つお話しておきます。

先程も少し触れておりますが、あくまで、本記事で、ご紹介した選び方のポイントは一つの情報に過ぎません。

大事なのは、参考情報として活用することにあり、選び方に振り回されるのは本末転倒です。

頭でっかちになりすぎてしまうと、どんどん堂々巡りに陥り、何から選べば良いのか全くわからなくなってしまいます。

なので、情報にふりまわされないで、まずは自分が、ジンを通じてどのように楽しみたいのか考えてみましょう。

そして、その基本コンセプトをしっかり持った上で、選び方のポイントを上手く活用してくださいね。

ジンは状況・気分・体調によって楽しみ方が変わる魅力的なお酒(まとめ)

本記事を通じて、ジンが、如何にいろんなシーン(情景)や気分・体調の変化に合わせて無限に楽しめるお酒なのか分かっていただけたはず…

単純に一人で楽しみたい時、デートで意中の女性を口説きたい時、体調がすぐれない時に晩酌として楽しみたい時など…

まさに色んなシーンに応じて、適したジンの銘柄・ブランドや飲み方・楽しみ方)が存在し、組み合わせを間違わなければ最高に楽しめます。

本記事では、その一つの参考として、タイプ別におすすめとなるジンの銘柄・ブランドや、飲み方、ジンの選び方のポイントをご紹介しました。

ぜひ、一つの参考にしながら、それぞれの楽しみ方で、思う存分ジンの魅力を堪能してくださいね。