2019年も徐々に寒くなってきましたね。
そんな冬の寒い時期には、スタッドレスタイヤが必需品。
雪が降り積もり凍りついた路面では、スタッドレスタイヤを装着しないとスリップ事故が起こりやすくなってしまいます。
とはいえ、特に西日本のように、雪があまりふらない地域の方たちには、スタッドレスタイヤは馴染みが薄く、どんなものを購入していいか迷いがち…
そこで、本記事では、5つの代表的なメーカーと商品(スタッドレスタイヤ)をご紹介しながら、その選び方をご紹介していきます。
また、最後に、2019年の新商品も一部ご紹介していきますので、ぜひ、スタッドレスタイヤ選びの参考としてみてくださいね。
手っ取り早く自分の求めるスタッドレスタイヤを知りたい人へ
手っ取り早く自分の求めるスタッドレスタイヤを知りたいのなら、まず、自身の車のタイヤのサイズを把握しておくことが大切です。
スタッドレスタイヤも一つのタイヤなので、当然サイズはあります。
せっかく高価なスタッドレスタイヤを購入したとしても、自身の車にサイズが合わずに装着できなければ全く意味がありません。
まずは、自身のタイヤが何インチなのか、しっかりサイズを調べましょう。
スタッドレスタイヤのサイズ調べ方
タイヤのサイズの調べ方は至って簡単です。
大抵の車には、運転席のフロントドアを開けた内側にタイヤの空気圧やサイズが表示されているシールが貼ってあります。
その表示を確認するだけで、自身の車に適したタイヤのサイズが分かります、
ちなみに、車にスタッドレスタイヤを装着する際に、空気圧も調整しなければならなくなります。
なので、購入前に、サイズ・空有気圧をしっかり確認しておきましょうね。
優先させるべきものをはっきりさせる。
同じサイズが同じスタッドレスタイヤでも、性能・メーカー・価格など、それぞれ異なります。
なので、何を優先して購入すべきかはっきりさせておかないと、手っ取り早く自身の求めるスタッドレスタイヤを知ることはできません。
後ほどスタッドレスタイヤの選び方をご紹介していきますが、まずは、目的をはっきりさせることをしっかり念頭に置きましょう。
ディーラーに相談する
何も考えず、とにかく手っ取り早く自身の求めるスタッドレスタイヤを知りたいという人は、車を購入したディーラーに相談するのも一つの手です。
車を購入したディーラーでは、アフターケアの一つとして、要望に応じたスタッドレスタイヤを紹介してくれます。
もちろん、タイヤ専門店で購入することを考えると、価格が若干高い場合もありますが、ただ価格が安いタイヤを紹介するなんてことはありません。
例えば、ホンダカーズの場合、ブリジストンやダンロップなどの、超一流ブランドのスタッドレスタイヤをホイールとセットで販売しています。
そのため、比較的安心してスタッドレスタイヤを購入できるのはうれしいですよね。
タイヤのことなど何もわからず、どう選んでいいのか全く見当もつかない人は、いっその事ディーラーに相談するのもおすすめです。
自分の店で販売した車ですし、当然ディーラーはあなたの車のことを知り尽くしています。
どんなスタッドレスタイヤを購入すべきか理解した上で、要望に適したスタッドレスタイヤを紹介してくれるので安心です。
全くこだわりが無く、単純に安心・安全のためにスタッドレスタイヤを購入するなら、一度、ディーラーに相談してみてくださいね。
価格が安くコスパがいいタイヤは?
スタッドレスタイヤを購入得する際、コスパを最重要視して購入したい人はたくさんいます。
では、コスパ重視の自動車ユーザーが満足する、おすすめスタッドレスタイヤとはどんなタイヤなのでしょうか。
早速、3つのおすすめスタッドレスタイヤをご紹介していきます。
※本記事で紹介するスタッドレスタイヤのリンク先は、2017年、2018年に一番売れている車種 日産ノート 2012年モデル MEDALISTグレード(2018年7月発売)を掲載しています。
※タイヤサイズが違うお車に乗っている方はリンク先よりご自身でタイヤサイズを変更してください。
グッドイヤー・アイスナビ7
北海道・東北の様な雪国では、道が凍結することも多く、より性能が高いものを選んだほうが良いのは言うまでもない事実。
とはいえ、関西・九州など、あまり雪が降らない地域では、スタッドレスタイヤを年間にどれだけ使用するかわかりませんし、そこまでの性能は必要ありません。
なので、多少のアイスバーンでも十分機能するスタッドレスタイヤで十分という人が多いのです。
そして、そんなユーザーに人気が高いスタッドレスタイヤが、グッドイヤー・アイスナビ7。
おすすめの特徴
グッドイヤー・アイスナビ7は、20年という歴史を持つタイヤブランド『アイスナビ』シリーズの進化版商品として販売されています。
- 雪上でのドライビング性能向上
- タイヤの溝が左右対称に施されているために、前後左右のタイヤの履き替え(代替え使用)等、メンテナンスがしやすく、コスパがいい
このように、他のスタッドレスタイヤに無いコスパ性能が優れています。
もちろん、氷上性能だって前の商品として発売された『グッドイヤー・アイスナビ6』と比較すると7%性能アップしています。
天候や時間帯によって刻々と変わる冬季の様々な路面に対応するよう性能も向上しているだけでなく、ドライ・ウェット路での機能も向上。
確かに、後ほどご紹介する『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』には性能で負けますが、その分、価格比では、圧倒しています。
『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』の約7割の価格で、『グッドイヤー・アイスナビ7』は購入可能です。
もちろん、これは16インチのサイズでの比較で、ショップや購入サイズによってはもう少し価格差は生じます。
ただし、アイスナビのコスパの良さはこれだけではありません。
左右対称のデザインが施されていることで、どのタイヤが摩耗しても、替えが効く点でより長く使えるのは非常に嬉しいところです。
冬の厳しい環境の中で若干性能が劣るとしても、頻繁に雪が降らない西日本で使うなら十分おすすめできます。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- 素晴らしいタイヤです。これを履いてからは、カーブもアイスバーンも坂道発進も全く滑らず怖くありません。
- ブリジストンが性能高いのはもちろん知っているけど、値段も群を抜いて高い。その点、グッドイヤー・アイスナビ7はコスパが良くて大満足。
- 縦方向の性能ではブリジストンに負けるけど、横方向ならグッドイヤー・アイスナビ7も負けていないし遜色ないかも…
グッドイヤー・アイスナビ7のレビューを探ってみると、やはり、価格に見合った性能面を挙げているユーザーが多い印象を受けます。
もちろん、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』と性能比較したら、確実に、グッドイヤー・アイスナビ7は負けます。
5段階評価で比較するなら、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』が5に対し、グッドイヤー・アイスナビ7は3評価。
それくらい差はありますが、価格差があるわけですから、性能に差があるのは当たり前です。
グッドイヤー・アイスナビ7は、とにかくコスパが良く、ユーザーに長く利用してもらうように作られています。
車の維持費一つを捻出するだけでも大変な時代だからこそ、コスパにこだわり、グッドイヤー・アイスナビ7を試すのは、非常におすすめですよ。
1番売れている日産ノート MEDALIST(2018年7月販売)モデルのタイヤサイズで検索
※ホイール付きダンロップWINTER MAXX02
氷上性能だけを見れば、先程ご紹介した『グッドイヤー・アイスナビ7』よりは良いものの、雪上性能では劣る『ダンロップWINTER MAXX02』。
やはり、コスパを求めるスタッドレスタイヤというのが、正直な評価と言えるでしょう。
おすすめの特徴
『ダンロップWINTER MAXX02』は、氷上・雪上での性能は平均的といった印象を受けますが、何よりも耐久度の高さが魅力的です。
耐久度といっても『ダンロップWINTER MAXX02』が得意とするのは、タイヤゴムそのものの劣化による耐久度の高さです。
スタッドレスタイヤとしての機能はもちろんのこと、タイヤそのものの機能が低下してしまったら、走行もできませんし、タイヤの意味がありませんよね。
『ダンロップWINTER MAXX02』は、空洞や混入物が少ない「高密度ゴム」を採用しているため、タイヤが劣化しづらいのが特徴。
しかも、氷上での効果も4年持続します。
もちろん、氷上でのブレーキ性能や、摩耗による劣化の耐久性は、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』に劣ります。
とはいえ、極端に見劣りするレベルではなく、あくまで得意・不得意による違いに過ぎません。
極上の性能を求めるなら、やはり、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』の右に出ること
で来ません。
しかし、氷上でのブレーキ性能も他のスタッドレスタイヤに負けない性能があるので、性能重視で若干見劣りするとしても、気になるほどではありません。
頻繁に雪上を走行するような北海道・東北なら、性能にこだわるのもいいでしょう。
ただ、年に何度か降雪する程度の関東・西日本なら、そこまで必要ありません。
むしろ、長持ちし、コスパがいいタイヤを選ぶべきです。
その点、寿命が長くコスパが良い『ダンロップWINTER MAXX02』なら、ユーザーの要望を十二分叶えてくれるのでおすすめです。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- 舗装の荒れた場所で多少横に流れそうになる以外、全面雪で覆われた路面や上り坂で一時停止からでも発信可能でスリップしません。
- 新雪・圧雪にも安心できる性能を有しています。
- トータルバランスで見るとかなりレベルが高いです。普段はドライ路面でたまに雪国へ行くという人には最適ではないでしょうか。
以上が、『ダンロップWINTER MAXX02』に対する評価です。
確かに、頻繁に雪が降る地域だと、若干グリップ性能は見劣りします。
さすがに、舗装が荒れていて、なおかつ、雪上・氷上となると若干スリップしやすくなるのは仕方ありません。
しかし、たまにしか雪がふらないエリアで、性能重視の高価なスタッドレスタイヤを使うには、あまりにもコスパが悪すぎます。
ドライ・ウェットでも使え、なおかつ劣化しづらいタイヤ性能を持つ、『ダンロップWINTER MAXX02』なら、コスパは非常に高いです。
価格そのものは、アイスナビ7と比較すると若干高めですが、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』の約8割で購入できるのは魅力的。
少しでも価格を抑えた上で、長くスタッドレスタイヤを使用したいという人は、ぜひ、『ダンロップWINTER MAXX02』を試してみてくださいん。
> Amazonのダンロップ winter maxx 02の現在の価格
※スタッドレスタイヤ1本の価格。4本で45,200円(送料無料)ミシュランX-ICE3+
レストランの評価を施すガイドブック『ミシュランガイド』でも有名な、タイヤメーカー『ミシュラン』。
どうしても、ミシュランと言うと、『三ツ星』・『レストランガイド』という印象が強いですが、本業はタイヤメーカーです。
しかも、ブリジストンに次ぐ超一流メーカーとして、高い支持を受けています。
そんな信頼のおける、タイヤメーカー『ミシュラン』から販売されたスタッドレスタイヤが、『ミシュランX-ICE3+』。
おすすめの特徴
『ミシュランX-ICE3+』は、アイスバーンを生み出す、日本の雪上での走行に適するスタッドレスタイヤとして開発されています。
そのため、氷上性能は非常に高く、その上、高速性能にも目を向けているところが魅力的なスタッドレスタイヤです。
とはいえ、フランスのタイヤメーカーですし、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』と比較すると、どうしても性能面で見劣りするのは事実。
しかし、『ブリヂストン BLIZZAK VRX2』は価格も高額です。
その点、『ミシュランX-ICE3+』は、ショップにもよりますが、『ダンロップWINTER MAXX02』とほぼ価格は同額。
性能は高く、価格は若干抑え目なので、コスパという点ではおすすめです。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- 耐久性と乗り心地、高速道路の安心感があり、豪雪地での日常生活において、 降雪時にも安心できるタイヤです。
- 知人のすすめでミシュランのエックスアイスに変えてハッキリと分かるほど 止まりの感覚が違う、安心できるタイヤです。
以上が、『ミシュランX-ICE3+』に対する、ユーザーたちの良いレビューです。
氷雪・雪上性能共に優れ、おまけに高速走行時の対応も抜群…
それでいて国産メーカーよりも長持ちするタイヤとなれば、それなりに価格は高騰するはず…
ところが、蓋を開けてみれば、『ダンロップWINTER MAXX02』と同程度で、価格が抑えられているためコスパも優秀です。
もちろん、海外メーカーだけあって、ブリジストンのような超一流国内メーカーと比較すると、性能は若干落ちます。
ただ、たまに来る降雪時であれば、十分機能しますし、おすすめですよ。
機能性も少しこだわりたいが、価格面も抑えたい人は、『ミシュランX-ICE3+』を一度試してみてくださいね。
とにかく性能がいいタイヤは?
スタッドレスタイヤをはめても、雪上・氷上での事故が起こることはあります。
それ故に、価格面よりも性能面を重視したいというユーザーも少なくありません。
では、そんな性能面重視のユーザーのために、とにかく性能の良いスタッドレスタイヤをご紹介します。
ブリヂストン BLIZZAK VRX2
コスパの良い3つのスタッドレスタイヤとの比較対象としても提示した『ブリジストンBLIZZAK VRX2』。
とにかく、超一流国内タイヤメーカーが生み出したスタッドレスタイヤで、性能面においては、『右に出るものは無い』といって過言ではありません。
さて、皆さんは、『ハイドロプレーニング現象』という言葉を聞いたことがありますか?
実は、雪上・氷上でスリップを起こす原因は、このハイドロプレーニング現象が強く影響しています。
ハイドロプレーニング現象とは、タイヤと路面の間に水膜が入り込み、ハンドルやブレーキが効かずにスリップさせる現象。
つまり、雪上・氷上が理由で路面が濡れている(または、凍っている)場合、タイヤと路面の間に生まれる水膜によって、スリップしやすくなるのです。
そこで、少しでもスリップを避けるために生まれたのが、『ブリジストンBLIZZAK VRX2』です。
おすすめの特徴
『ブリジストンBLIZZAK VRX2』は、スリップの原因となる、タイヤと路面の間に生まれる水膜を積極的に除去するように開発。
その画期的な開発をもたらしたのが、ブリジストンが生み出した『アクティブ発泡ゴム』という、特殊な発泡ゴムです。
このアクティブ発泡ゴムを使用することで、気泡の内壁を通じて水が入りやすくなり、水膜が作られにくくなるため、スリップも軽減…
また、この特殊ゴムに粒状の小さいシリカ素材を化合させることで、『ブリジストンBLIZZAK VRX2』は、摩擦力・グリップ力を向上。
『ブリジストンBLIZZAK VRX2』には、このような世界に誇れるブリジストンのこだわりが詰まった技術が集約されています。
そのため、価格は他のタイヤより高額ですが、性能では他のタイヤメーカーに負けていないので、非常におすすめ。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- 夏タイヤかと思えるくらいロードノイズが少なく静粛性抜群。
- アイスバーンでも問題なくグリップも良く、法定速度の範囲内であれば、ほぼ何の問題もなくすいすいと走ってくれます。
- 雪上・氷上でのブレーキ応答性も実に良く快適に走れます。
以上が、『ブリジストンBLIZZAK VRX2』ユーザーが寄せている良い商品レビューです。
やはり、何をおいても性能面で高評価な意見が見られますね。
ブリジストンは、超一流国内タイヤメーカーです。
そんなタイヤメーカーが生み出した『ブリジストンBLIZZAK VRX2』は、ブランド力も影響して価格は高額。
ショップや購入サイズによって価格も当然変わってきますが、参考までに、下記リンクの通販サイトでは、16インチ4本セットで80,900円です。
タイヤ4本で8万円からするので、なかなか購入するには勇気がいります。
しかし、その分、どのタイヤメーカーのスタッドレスタイヤよりも高性能で、事故の確率をより多く防いでくれます。
そのため、頻繁に降雪し危険が多いエリアなら、事故を防ぎ安心を得る意味でも、購入がおすすめです。
> Amazonのブリジストン BLIZZAK VRX2の現在の価格
横浜ゴム アイスガード6
ブリジストンと並び、国内有数の超一流タイヤメーカーとして知られる『横浜ゴム』。
その、横浜ゴムが輩出したスタッドレスタイヤが、『アイスガード6』です。
おすすめの特徴
『横浜ゴム アイスガード6』は、吸水性のある特殊なゴムを使い、タイヤと路面の間にできる水膜を除去する性能を持っています。
そのため、氷上・雪上でもスリップしづらく、高い性能を持つと、多くのユーザーからも大人気。
特に、『横浜ゴム アイスガード6』が掲げる『5つの効く』が、氷上・雪上を走行させるユーザーに快適感を与えてくれています。
その『5つの効く』とは以下の5つ。
- 氷に効く
- 永く効く
- 燃費に効く
- ウェットに効く
- 音に効く
以上の、5つに効果を発揮する性能を持ち合わせているので、ウィンターシーズンに使用するスタッドレスタイヤにおすすめです。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- アイスガード史上最高傑作ということで購入。とてもよく雪に食いついてます! あとは何年持つかですね!
- スタッドレスなのにスポーティー?!軽快に走ってくれます♪
- 信号手前で(速度40kmぐらい)で赤に変わり、アイスバーンでしたが、強めのブレーキを踏んでも一切滑りませんでした。正に怪物です。
以上が、『横浜ゴム アイスガード6』の良いレビューです。
どのレビューを見ても、『横浜ゴム アイスガード6』の性能の高さが伺えますよね。
雪上・氷上を走行中スリップしづらい性能は、他のタイヤにも見られる機能性ですが、『横浜ゴム アイスガード6』は、それで終わりではありません。
ウェット性能を高めつつ、新・低発熱ベースゴムの採用によって、転がり抵抗も高く燃費が良くなる点も魅力的。
『吸水性のある特殊なゴム』・『新・低発熱ベースゴム』の両輪を最大限に活かした上で、燃費がよくその上でスリップしない優れた機能性を持っている…
その上、価格は、下記掲載通販サイトでは、55920円と、『ブリジストンBLIZZAK VRX2』に比較すると割安。
もちろん、5万円からもするわけですから、高額であることに違いはありませんが、燃費もよく機能も高いスタッドレスタイヤなので非常におすすめ。
『ブリジストンBLIZZAK VRX2』に匹敵する機能性を持ち、その上、燃費にも着目した欲張りな性能を求めるなら、一度、購入を考えてみましょう。
> Amazonのヨコハマタイヤ アイスガード6の現在の価格
どういうポイントでスタッドレスタイヤを選べばいい?
スタッドレスタイヤを選ぶポイントとして、大きく区別するなら、価格・コスパ面と性能面の2ケースで選ぶべきです。
とはいえ、ただコスパ・性能だけを重視すればで、選べばいいわけでもありません。
では、具体的に、どのようなポイントに気をつけ、スタッドレスタイヤを選べばいいか6つの視点でご紹介します。
また、ネット通販と実店舗での購入についても、併せてご紹介していきますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
サイズで選ぶ
基本的に、スタッドレスタイヤなら何でもOKというわけではありません。
サイズが合わなければ、せっかく購入しても全く車にはまらず利用すらできません。
なので、まずは、自身の車に適したサイズのスタッドレスタイヤを選びましょう。
なお、サイズの調べ方は、『手っ取り早く自分の求めるスタッドレスタイヤを知りたい人へ』という項目で紹介しています。
ぜひ、スタッドレスタイヤのサイズの調べ方も参考にしながら、あなたの車に適したサイズをお求めください。
走行する場所・環境に応じた性能を持つタイヤを選ぶ
スタッドレスタイヤといってもピンきりで、先程ご紹介したとおり、性能が高く高額のものもあれば、コスパの良いものも販売されています。
大事なのは、どれくらいの頻度で、雪上・氷上を走行するのか見極めることにあります。
スタッドレスタイヤを利用する機会が少なくて済む場所・環境で走行するなら、無理して高性能のタイヤを購入する必要はありません。
コスパ重視でスタッドレスタイヤを選んだ方がリーズナブルで済みます。
一方、北海道・東北エリアのように、頻繁に雪上・氷上を走行する機会が増えそうな場所・環境なら、性能重視で選んだ方が、事故も起こらず得策です。
このように車を走行させる場所・環境によっても選ぶべきスタッドレスタイヤは変わってきますので、ぜひ、選ぶ基準にしましょう。
吸水性能・撥水性能の違いで選ぶ
スタッドレスタイヤには、大きく分けて、吸水性・撥水性の2つのタイプが存在します。
吸水性タイプは、その名の通りゴムに水分を吸水させることで、タイヤと路面の間にできる水膜を減少させスリップを防ぐタイプのスタッドレスタイヤ。
先程ご紹介した、『ミシュランX-ICE3+』や『横浜ゴム アイスガード6』などが、その代表です。
一方、撥水性タイプは、撥水性ゴムを使うことで水分を弾き、路面と密着させることでスリップを防ぐタイプのスタッドレスタイヤです。
『グッドイヤー・アイスナビ7』、『ダンロップWINTER MAXX02』などが、その代表として有名ですね。
このように、スタッドレスタイヤには、吸水性・撥水性の2つのタイプがあることを、しっかり理解しておきましょう。
さて、この2つのタイプのスタッドレスタイヤには、当然、向き不向きがあります。
近年のスタッドレスタイヤは、それほど大差が無くなりましたが、吸水性は氷上での走行、撥水性タイプは雪上走行に向いています
そのため、北海道・東北エリアのように、路面が頻繁に凍ることがある寒い地方では、吸水性が適しています。
一方、西日本のようにあまり雪と縁のない地方は、雨対策も含めて撥水性をおすすめします。
ぜひ、2つのタイプのスタッドレスタイヤの特質を把握して、自身に適したタイヤを選んでみてくださいね。
コスパで選ぶ
スタッドレスタイヤって、結構価格が高く、どんなに高くても数万円します。
高額なものなら、10万円以上のものもあり、気軽に購入できるほど安価なものではありません。
それだけに、必要に応じて、コスパを求めて選ぶのもおすすめです。
頻繁に使用するなら、高額でも性能の高いものを選ぶべきですが、年に数日しか使わないのに、高性能ばかり追い求めてもコスパに見合いません。
よほど、安価なものなら話も変わってきますが、『グッドイヤー・アイスナビ7』のように、安価でも機能性を持つスタッドレスタイヤもあります。
ぜひ、コスパも考えて、スタッドレスタイヤを選んでみましょう。
寿命・摩耗性能の高さで選ぶ
スタッドレスタイヤも一つのタイヤなので、当然、寿命もあれば、摩耗により性能の劣化もあります。
できれば、長年使えるものが良いですよね。
ちなみに、一般的なスタッドレスタイヤの寿命は、2年~3年と言われています。
しかし、『ブリジストンBLIZZAK VRX2』や『横浜ゴム アイスガード6』のように、4年も機能が効くスタッドレスタイヤもあります。
もちろん価格と照らし合わせた上での購入は大切ですが、多少高額でも、寿命が長くコスパが良ければ、購入するのも有効です。
ぜひ、寿命・摩耗性能の高さで選んでみることも検討してみましょう。
メーカーで選ぶ
価格(コスパ)や、性能、サイズなどで選ぼうとしても、なかなか決定打が見いだせず、どうしても、スタッドレスタイヤ選びに悩む人はいます。
そういう人は、最終手段として、メーカーで選んでみるのも、一つの手段としておすすめです。
日々、各メーカーから発売されているスタッドレスタイヤは進化していますが、大きな特色は引き継がれています。
なので、家電製品などと異なり、メーカー=商品と位置づけて選んでみるのも、決して間違ってはいません。
基本的にメーカー(ブランド)が絶対とは言いませんが、一つの方法としてご紹介しておきます。
各メーカーのスタッドレスタイヤの特徴
さて、先程、スタッドレスタイヤをメーカーで選ぶとお話しましたが、当然、各メーカーの特色を知らなければ選びようがありません。
では、具体的に、これまでご紹介してきた、5つのスタッドレスタイヤのメーカーの特色をご紹介していきますね。
ブリジストン
ブリジストンのスタッドレスタイヤは、『アクティブ発泡ゴム』という特殊ゴムを使った吸水タイプのスタッドレスタイヤ。
タイヤと路面の間にできる水膜を除去する役割を持つと、さきほどご紹介しましたが、あくまでこのスタッドレスタイヤは吸水性タイプのタイヤです。
もう少し掘り下げて説明すると、タイヤの中に細かい気泡を形成し、その気泡の中に水を吸水させることで、水膜をできないようにするというわけ。
この技法がかなり特殊で、他のメーカーにない唯一無二の技術なのです。
もちろん、他のアプローチで吸水するタイプのスタッドレスタイヤはありますが、アクティブ発泡ゴムによる吸水は性能抜群。
また、ブリジストンのスタッドレスタイヤは、どれか一つが際立つという特色を持っているわけではありません。
一言で言い表すなら、オールラウンダータイプのスタッドレスタイヤと言うべきです。
オールラウンダータイプのスタッドレスタイヤ
- タイヤと路面似できた水膜を除去しスリップを低減する。
- 乾いた路面でも快適に走れる。
- 走行中の音も静か。
- 氷上のコーナリングでも滑りにくく快適に曲がれる。
このように、あらゆる性能で、他のスタッドレスタイヤを圧倒する力を持っているため、弱冠価格が高くとも、高い支持を得られています。
今後も、この『アクティブ発泡ゴム』という特許技法を進化させ、より快適で事故の起こらないスタッドレスタイヤを生み出してくれると期待できます。
ブリジストンは、技術にこだわりを見せた超一流国内タイヤメーカーなのです、
横浜ゴム
超一流国内タイヤメーカーであるブリジストンと、肩を並べるほど人気を博しているタイヤメーカーといえば横浜ゴム。
横浜ゴムも、ブリジストン同様、吸水性タイプのスタッドレスタイヤを販売しています。
ただ、燃費の良さに着目しているところに、ブリジストンとの違いを見せています。
横浜ゴムの場合、氷上・雪上での性能を高めた上で、転がり性能を高める技術を高め、より燃費の妨げにならない技術を盛り込んでいます。
どうしてもスタッドレスタイヤは、より路面に密着し摩擦抵抗を高めていく方向に進化しがちです。
もちろん、横浜ゴムもそのう傾向は見られますが、その上で、少しでもタイヤが転がりやすく、わずかが燃費で車が走れるように工夫が施されています。
そのため、他のスタッドレスタイヤと異なり、横浜ゴムのタイヤをはめた車は燃費が良くなるというわけ。
もちろん、いくら燃費が良くとも、全くスピードを出せない渋滞地域では、その真価は発揮できません。
やはり、スピードを出しやすい高速道路で使ってこそ、真の力を発揮します。
とはいえ、スタッドレスタイヤを装着して走行すると、どうしても重い印象が伺えるだけに、より快適な走行を期待するなら横浜ゴムがおすすめ。
夏同様の快適走行を少しでも望むなら、横浜ゴムの技術が結集された『アイスガード6』を試してみてくださいね。
ミシュラン
ミシュランは、レストランガイドとしても有名になった、フランス発の一流タイヤメーカーです。
主な特徴として、日本の道路事情を研究した上で、どのようなシーンでも快適に走行できるように設計している点が挙げられます。
つまり、ミシュランのスタッドレスタイヤの大きな特徴は、オールラウンダーにあるといえるのです。
ただ、オールラウンダーであるため、一つ特化した特色を持っているわけではありません。
あくまで、走行していても、ドライバーに何も感じないと思わせることが、ミシュランの最大のミッションであり、それ以上でもそれ以下でもないのです。
多少摩耗していても効果が持続しやすく、氷上・雪上・ドライ・ウェット路の全てにおいて、そつなくバランスよく効果を発揮する。
そんなスタッドレスタイヤの特色を持っています。
その上、価格面でも比較的に優しく、コスパという点でも満足できるスタッドレスタイヤを輩出したメーカーですね。
特に西日本のように雪があまりふらない地域だと、スタッドレスタイヤを装着してもその力を発揮させる機会が少ない場合が多いです。
しかし、ミシュランのスタッドレスタイヤは、氷上・雪上での機能性だけでなくウエット・ドライ路においても、バランス良く力を発揮してくれます。
なので、たまにしか雪が降らないエリアのユーザーにおすすめです。
グッドイヤー
グッドイヤーのスタッドレスタイヤの強み・特色は、ズバリ、コスパ性能の高さにあります。
他のスタッドレスタイヤと比較しても、数万円価格を引き下げているにもかかわらず、十分氷上・雪上での機能を発揮してくれます。
もちろん、性能重視のブリジストンや横浜ゴムと比較すると、その性能は、若干見劣りしてしまいます。
そもそも、他のスタッドレスタイヤと異なり、グッドイヤーのタイヤは溝を左右対称にしています。
通常、より路面と密着させるためにも、溝は左右非対称が常識とされています。
しかし、グッドイヤーは、前後左右どのタイヤの代用も利くように、あえて左右対称にしているのです。
このこだわりが、コスパの良さを生み出している大きな秘訣。
もちろん、氷上・雪上性能が無いわけではなく、超一流タイヤメーカーと比較して、若干見劣りする程度…
多少の氷上・雪上なら、十分効果を発揮してくれます。
あまり雪が降らず利用頻度が低いために、コスパを追い求めるユーザーなら、グッドイヤーのスタッドレスタイヤはおすすめですよ。
ダンロップ
ダンロップのスタッドレスタイヤは、密着性能を高めた撥水系タイプ。
性能的な特徴としてはも『モチロンギュ』をコンセプトにしているだけあって、3つの性能へのこだわりが色濃く伺えます。
その3つの性能(モチロンギュ)とは以下の通り。
モチ:氷上性能が長時間持続する『効きもち』。
ロン:長時間走行でもゴムがすり減りにくい摩擦抵抗の高さ
ギュ:凍結路面でもしっかり停止出来るブレーキング性能
これら3つの性能をしっかり機能させ、他のメーカーのスタッドレスタイヤとの差別化を図っているのです。
そして、特にロングライフ(タイヤそのものの寿命)にこだわり、少しでも長持ちさせることに、ダンロップは強いこだわりを見せています。
とりあえず、降雪時のアイスバーンに備えてスタッドレスタイヤを購入したいと考えているユーザーには、ダンロップは非常におすすめです。
コスパも非常に良いですし、一度購入すると、長期に渡って使用できる強みを持っているので、ぜひ、一度試してみてくださいね。
タイヤメーカーによる向き不向き
以上が、主なタイヤメーカーが掲げるスタッドレスタイヤの主な特色です。
このように、各メーカーの特質(向き不向き)が存在します。
ブリジストン | 頻繁に氷上・雪上と遭遇するエリアでは有効。価格の高さからあまり降雪しないエリアは、コスパ面で不向き。 |
---|---|
横浜ゴム | 高速道路、雪国では効果抜群、降雪量が少ないエリアは、コスパ面で不向き |
ミシュラン | 長持ちが特色のスタッドレスタイヤなので、普段使用も考えると適正は上がります。ただし、頻繁に降雪するエリアでは機能面では若干不向きです。 |
グッドイヤー | あまり降雪しないエリアでは十分機能しお財布にも優しくおすすめ。しかし、頻繁に降雪するエリアでは機能面で若干物足りない。 |
ダンロップ | 比較的降雪機会の少ないエリア向き。氷上・雪上性能も高いが、それ以上に、快適走行・ロングライフに強みを持っている。 |
以上5メーカーの強みや向き不向きを簡単にまとめてみましたので、是非参考にしてスタッドレスタイヤを選んでみてくださいね。
買う場所はネット通販?実店舗どっちが安く買える?
自動車整備工場で働いている技術員のように、スタッドレスタイヤを交換するのが得意な方は、ネット通販がおすすめです。
というのも、スタッドレスタイヤを実店舗で購入しようとすると、空気圧調整や交換などの手間賃も含まれて販売しているケースが多いからです。
その分、ネット通販より割高となってしまうため、自身で取り替えや空気圧調整を全てやるなら、ネット通販が断然お得なのです。
ただし、当然、手間隙かかりますし、実際に、交換してみると分かりますが、作業的に結構面倒です。
まず、スタッドレスタイヤの空気圧を調整した上で、ホイールカバーを外し、一旦ボルトを緩めて、ジャッキで車体を持ち上げ、タイヤを外して交換…
さらに、交換後、もう一度空気圧を調整して作業完了となりますが、実際にやってみると結構大変で、なれていないとかなり時間がかかります。
なので、出来ることなら、実店舗で交換までしてもらったほうがお得です。
ただし、10万円以上するスタッドレスタイヤとなると、工賃も跳ね上がるので、ネット通販で購入し、自力で交換した方がお得です。
もちろん、スタッドレスタイヤの交換ができない人は、スタッドレスタイヤを購入しても、別途業者に取り付けてもらう必要が出てきます。
そのため、結局二度手間が生じてしまうので、少しでも交換に自信がない人は、実店舗で購入しましょうね。
2018年 発売のスタッドレスタイヤは?
各メーカーでしのぎを削り合い、日々進化を見せているスタッドレスタイヤ。
では、2018年は、どんなスタッドレスタイヤが新発売されているのでしょうか?
早速、その中の3つのスタッドレスタイヤを簡単にご紹介していきます。
ブリジストンBLIZZAK DM-V2
ブリジストンの代表的スタッドレスタイヤとして、シェアを拡大している『ブリジストンBLIZZAK VRX2』。
先程からご紹介している通り、価格面が多少ネックだとしても性能面では申し分ない高さを誇示しています。
そんなブリジストンから、2018年、SUV向けに発売されたスタッドレスタイヤが、『BLIZZAK DM-V2』。
おすすめの特徴
なんとロードノイズがかなり低減されていて快適に走行できる上、燃費も夏タイヤ装着時の5%ダウンと、かなりの進化を見せています。
確かに、これはドライ路での走行の話で、氷上性能・雪上性能で進化を発揮するのは、これからです。
とはいえ、走行感覚が変わってしまうのは、ドライバーからしてみれば、少し気持ち悪くも感じてしまいます。
なるべく走行感覚が変わること無く、雪上・氷上で快適にドライブを楽しみたい…
そんなユーザーの要望を叶えてくれる、ブリジストンの心意気が色濃く伺ええるスタッドレスタイヤなので、超おすすめです。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- 『アクティブ発泡ゴムで止まる』。『さまざまな冬道で止まる』。『雪をつかむ力が強い』と、ブリジストンの性能の高さが十二分に体感でき嬉しいです。
- さすが安定のブリザック。 雪国には必需品です。
- せっかくスタッドレスタイヤを購入したのに雪がふらず、後悔していたところ、ウェット路にも効果を発揮し、快適にドライビングを楽しめています。
以上が、主な、評判のいい『BLIZZAK DM-V2』のレビューです。
やはり、性能面では、超一流国内タイヤメーカー『ブリジストン』のことだけはありますよね。
BLIZZAK VRX2同様、性能面では折り紙付き。
唯一のネックは価格ですが、BLIZZAK DM-V2はSUV専用でなおかつ17インチサイズなので、多少高いのは仕方ありません。
その分、BLIZZAK VRX2以上に、オールシーズンで使えるのはすごく魅力的です。
コスパという意味合いからも、十分購入価値は高いですし、あとはお財布と相談して、4本セット9万5200円を捻出できる余裕があるかどうかですね。
間違いなく高い買い物とはなりますが、それだけの効果を期待できるスタッドレスタイヤであることに違いありません。
SUVを愛用し、少しでも性能にこだわるなら、ぜひ、ブリジストンのBLIZZAK VRX2を試してみてください。
> Amazonのブリジストン BLIZZAK DM-V2の現在の価格
※タイヤサイズ 17インチ ホイール付き横浜ゴム アイスガード SUV G075
国内タイヤメーカーで、ブリジストンに肩を並べるトップメーカーといえば、やはり横浜ゴムではないでしょうか。
特にスタッドレスタイヤとして発売している『アイスガード6』は、ただ、スタッドレスタイヤとしての機能だけでなく燃費にも優しく魅力的です。
そんな横浜ゴムが、2018年9月に、SUV向けとして発売したスタッドレスタイヤが、『横浜ゴム アイスガード SUV G075』。
従来の吸水性能をさらに高めるため、最大30倍の吸水性能を持つ「エボ吸水ホワイトゲル」を採用。
この新技術の導入により、『横浜ゴム アイスガード SUV G075』は、従来のスタッドレスタイヤと比較して23%短く止まることが可能です。
また、タイヤに施された5つのパターンの溝が、氷上をしっかり掴み、密着力も向上。
路面に密着し、吸水力を高めスリップをより低減している点で、進化を見せていると言えますね。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- パウダースノー、ドカ雪、圧雪など、あらゆる雪の状況にも対応でき、問題なく走行できたことは非常に嬉しい。
- シャーベット状の道路でも、全く滑る感じせずに快適に走行できました。
- ドライ、ウェット、雪上、氷上など、どんな状況下でも、違和感なく挙動があまり変わらないので、自然に走行できて大満足。
以上が、『横浜ゴム アイスガード SUV G075』に対する、良いレビューです。
もともと、スタッドレスタイヤにおける『転がり性能』に着目したタイヤメーカーなので、密着性の高いスタッドレスタイヤなのは大前提。
その上で、少しでも気持ちよく、オールシーズン快適に走行できるよう、スタッドレスタイヤを進化させています。
もちろん、氷上性能の高さも折り紙つき。
これなら、あまり降雪しないエリアでも、不安なく普段用に使えますよね。
特に雨の夜間走行は視野も狭まり、ちょっとしたことでスリップしやすくなります。
なので、そういったシーンにも使える『横浜ゴム アイスガード SUV G075』は、非常におすすめですよ。
なお、価格は、下記リンクの通販サイトで104,720円(税込み)と高額ですが、その価格に見合うだけの価値は十分あります。
特に、雪が降るかどうか微妙なエリアでは重宝するので、オールシーズン使える『横浜ゴム アイスガード SUV G075』を試してみてくださいね。
> Amazonのアイスガード SUV G075の現在の価格
※タイヤサイズ 17インチ ホイール付きピレリ ICE ASIMMETRICO PLUS
あまり名前は馴染みが薄いかもしれませんが、中国の国有科学メーカーの一つが傘下に加えた、イタリアに本社を構えるタイヤメーカー『ピレリ』。
そのピレリが2018年に発売したスタッドレスタイヤが、『ICE ASIMMETRICO PLUS』。
おすすめの特徴
『ICE ASIMMETRICO PLUS』は、2014年に発売された『ICE ASIMMETRICO』の後継に当たります。
『デュラブル・ソフトコンパウンド』という独自技術を駆使して、氷結・雪上などの路面変化にも柔軟に対応できるよう改善されています。
もちろん、ブリジストンや横浜ゴムと比較すると、性能に差は生じますが、よほど環境が悪化した路面でない限り、十分性能を体感できます。
その上コスパが優れているのであれば、初めてスタッドレスタイヤを購入するような、雪に馴染みのないエリアのユーザーにはおすすめですよ。
商品のレビューに書いてある良い内容
良いところ
- 雪道・アイスバーン共に、違和感なく走行でき非常にいい感触でした。
- スタッドレスタイヤといえば、国産メーカーが良いのは分かっているのですが、それでも、こだわりがなければ、ピレリのタイヤで十分満足できます。
- ピレリのスタッドレスタイヤは、ぴったり路面にタイヤが吸い付く感じがして、コスパもよくおすすめ。
以上が、評判の良い、『ピレリ ICE ASIMMETRICO PLUS』のレビューです。
『ピレリ ICE ASIMMETRICO PLUS』の魅力は、『グッドイヤー アイスナビ7』同様、コスパの良さにあります。
1本約6000円で購入でき、4本購入しても3万円を切る価格で揃うのであれば、それほど大きな負荷とはなりませんよね。
もちろん、通販サイトによっては価格も大きく変わり、5万円前後するサイトもありますが、比較的に安価で購入できるのは、実に魅力的ですよね。
その割に、よほどのこだわりや、雪国での使用を考えていなければ、スタッドレスタイヤとしての十分の働きを期待できます。
あくまで、あまり雪に馴染みのないエリアで、初めてスタッドレスタイヤの購入を検討するユーザー向けのスタッドレスタイヤです。
しかし、近年は、一流メーカーだけでなく、その他のメーカーも性能差を縮めながら、独自の魅力を引き出しています。
なので、あまり馴染みがなくとも、『ピレリ ICE ASIMMETRICO PLUS』には、十分将来性を感じさせてくれると言えます。
ぜひ、一つの参考にしてみてくださいね。
> Amazonのピレリ ICE ASIMMETRICO PLUSの現在の価格
続々と進化を見せるスタッドレスタイヤ
2018年に新発売されるスタッドレスタイヤを見ても、各メーカーの独自性と進化が存分に伺えます。
毎年、異常気象によって、急に路面が凍りつき、無理に車を走行させることで事故を発生させてしまうケースを良く見かけます。
たとえ雪と無縁の地方でも、冬場のスタッドレスタイヤは必要不可欠です。
今回は、スタッドレスタイヤ選びに悩む人達のために、代表的なメーカー(商品)を5つご紹介させていただきました。
併せて、各メーカーの特色や、スタッドレスタイヤの選び方も簡単に解説させていただいています。
ぜひ、スタッドレスタイヤ選びの参考としてみてください。