なぜ最近のテレビはつまらない?代わりに人気が出てきたサービスとは

なぜ最近のテレビはつまらない?-min

最近のTV番組は、視聴率が大きく取れず、低迷期を迎えているという話を耳にします。

それは、若者を中心にテレビ離れしていることが一つの要因と言われています。

ただ、一方では、テレビがつまらなくなり、時間を持て余す人が増えるということも言えますよね。

では、何故、今のテレビがつまらなくなり不満を抱くようになってしまったのか、またその不満を解消するにはどうすれば良いのか…

本記事では、テレビがつまらなくなった理由や、テレビがつまらなくて暇な時間を弄ぶ人たちにおすすめの動画配信サービスを2つご紹介していきます。

テレビがつまらなくなってしまった現代社会

クイズ番組、バラエティ番組、報道、スポーツ、音楽番組、ドラマなどなど、昔は、テレビに夢中になり熱狂していた人たちは少なくありませんでした。

ドラマの視聴率で、平均40%超えするものもありましたし、年末に放送されるNHK紅白歌合戦なんて、視聴率81.4%の時があったくらいです。

今の時代、視聴率10%獲るのでさえ大変なのに、80%超えなんて、まさに伝説級の数字ですよね。

いつの時代も、テレビのあり方そのものは変わっていないはずなのに、あからさまに視聴率が物語っているかのように、テレビ離れが進んでいる…

それは実に悲しい話ですよね。

詳しい理由については後ほどたっぷり語っていきますが、少なくともテレビがつまらないと感じ、今のテレビのあり方に不満を抱えている人が多いのは事実。

この状況を打破しない限り、ますます、今の現代社会では、ネット時代も進んでいますし、テレビ離れは深刻化していくでしょうね。

なぜ最近のテレビはつまらない?その理由

昔の時代も、今の時代も、番組・コンテンツの内容は異なるものの、ジャンルそのものが大幅に変わることはなく、いつの時代もテレビは放送されています。

しかし、昔、あれだけテレビが人気を獲得していたにもかかわらず、いつの間にかテレビ離れを加速させてしまっているというのは、実に悲しい話…

では、一体、何故、ここまでテレビ離れが進み、『テレビがつまらない』という風に受け取られてしまうようになったのでしょうか。

また何に対して不満を抱かれてしまっているのでしょうか。

その理由を、4つの視点で考察していきます。

27時間テレビの失態!

日テレ系の24時間テレビ愛は地球を救うが放送される裏側(多少時期は異なりますが…)で、放送されるフジ系のバラエティ特番『27時間テレビ』。

この27時間テレビは、決して愛は地球を救うといったことはなく、完全なる、年に一度のバラエティ特番として放送されています。

ただ、年々、視聴率も落ち、つまらないという酷評もネット上で見られるようになりました。

その一つが、深夜帯のコーナーで見られた失態にあります。

例えば、さんま・中居の今夜も眠れないというコーナーで、泥酔してしまった笑福亭鶴瓶さんが、裸で暴走し、放送事故を起こしたというのもその一つ。

まぁ、それだけならただの放送事故で片付けられるかもしれませんが、ノブコブ吉村さんの愛車破壊行為は、完全なる大失態!

当時、借金までして購入したBMWの愛車を、めちゃイケレギュラー陣やスタッフに煽られ、破壊してしまう吉村崇さん。

まぁ、『自分の愛車が破壊され、爆笑が獲れるというのなら…』いう考えもあるのかもしれませんが、それこそ甘い考えでした。

30代の、別のフジテレビ中堅役員は激怒!

『今後BMWが、一切フジテレビのスポンサーに付いてくれないどころか、自動車メーカーすべて(トヨタ・ホンダなど…)を敵に回すような行為』

と批判していたというのです。

当然、世間からの批判は厳しく、

愛車を破壊して笑いが取れるという考えを持つ自体、感覚がずれていると一刀両断。

それでも懲りずに、27時間テレビは、アイドルの頭を蹴ってみたり、熱湯風呂に沈め騒ぎ立て、コンプライアンスに抵触するような放送事故を連発…

結局、27時間テレビは、このような失態が理由で、一気に視聴率低迷となってしまいました。

そして、このような間違ったあり方が、多くの人達を不満にさせ、『今のテレビはつまらない』と、テレビ離れを加速させる要因となったわけです。

年末年始の特番のマンネリ化

27時間テレビの失態も含め、何かとテレビ業界は、おかしな方向に進んでいることに違いはありません。

突如暴走してみたり、突如おとなしくなってみたり…

SNSによる批判を恐れてか、個性一つ出せなくなりつつあるよう感じることもあります。

それは、年末年始の特番でさえも同じこと…

スポーツが人気あると分かれば、年末にボクシングや、格闘番組を打ち出してみたり、年始には、何故かバラエティやお笑い演芸が揃ってしまう始末。

まぁ、強いて違うといえば、年末の紅白歌合戦と、年始のニューイヤー駅伝・箱根駅伝くらいですよね。

それですら、毎年マンネリ化してしまっているわけで、年末年始でさえマンネリ化するんだったら、テレビを観ても仕方ない…

そんな不満の声が高まり、ますますテレビ離れが進んでいるのです。

意味のないニュース選挙報道に幻滅…

池上彰さんもおっしゃっているように、ニュースとは、良くも悪くも事実を伝えるものであるはず…

ところが、今のニュースを見ると、事実を隠し、忖度された情報を、さも事実として伝えているのが現状ですよね。

NGT48のメンバー・山口真帆さんを襲ったストーカー事件や、何年にも渡り国会でも論争が繰り広げられている森友・加計問題など…

国民の多くが納得出来ないような事件が、事実を湾曲させて報道されているのが現状…

それは、かつて報道ステーションのMCを務めていた、古舘伊知郎さんでさえ、『言いたいことが言えない』と断言していた程…

そのことを踏まえて考えてみても、今のテレビは、よほどの圧力がテレビ局側にかかり、忖度せざるを得ない状況が出来上がっているのでしょう。

無駄な選挙特番にも辟易…

一方、選挙特番が選挙の度に行われていますが、それですら、国民の多くは必要なしと感じています。

そもそも選挙なんて必要あるのか?

そんな疑問も持たれているのかもしれません。

というのも、今の政治家が、まともになにかの政策を打ち出し、国内外の問題を解決した試しがないからです。

北朝鮮の拉致問題、竹島・尖閣諸島・北方領土返還の領土問題、TPPを始めとする貿易問題(特に対アメリカ)、そして、沖縄の米軍基地問題。

海外を相手とした問題をざっと挙げただけでも、これだけ問題が山積しているのに、何か一つでも解決したのでしょうか?

さらに、国内では、社会福祉問題、不況問題、格差是正・差別撤廃問題など、実に様々な問題が山積していますよね。

しかし、一部解決で、すべて解決したかのように物語り、選挙活動している政治家が大半…

しかも、それで選挙を乗り切り、結果、何の解決のめどすら立っていません。

そして、これだけ問題が山積する中、意味のわからないマイナンバー制度や、中途半端に打ち上げられたアベノミクス…

まさに、『くだらない』の極みであり、真剣に政治と向き合う政治家が、『この国にたった一人でもいるのか?』と問いたくなる人は少なくないはず。

これだけ政治が宙ぶらりんになってしまっている状況下で、自己都合で選挙が繰り広げられ、肝心の世直しが全く進まない…

このことに、国民は不満をつのらせているのです。

そして、同時に政治家不信がますます高まり、誰が政治家になっても日本の政治は悪くなる一方と、すでに匙を投げられている…

その中で、何時間にも渡り選挙特番を放送して誰が見るのでしょうか?

ひどい言い方をすれば、政治家たちの顔など見たくもないと思っている人だっているのに、選挙特番なんて放送して観てもらえる訳ありませんよね。

それでも、日本国民である以上、日本の政治に関心を持つことは重要なことで、選挙に清き一票を投じることは、自身の意見を主張する大切な行為です。

ただ、先日の、米軍基地移設のための辺野古埋め立て問題で、沖縄全体で反対の意見が出たというのに、まだ国は辺野古移設の工事を進めようとしています。

言い換えれば、国民の意見なんて無視して構わないと言っているようなものです。

それなら、選挙そのものが無駄な行為であると言われてもおかしくありません。

このような国の傲慢な態度が、国民の不満・怒りを買っていることは紛れもない事実です。

そして、そんな中で、選挙特番を放送したところで、誰も観たくないというのが、リアルな姿なのです。

テレビに代わるネット時代の到来!

昔は、それこそネット環境がここまで進化しておらず、テレビ以上に自宅で暇を潰し楽しめる娯楽がなかったため、テレビに熱中する者が多くいました。

ところが、今の時代、テレビに代わり、ネット動画やオンラインゲーム・SNSなどが登場し、ネット時代に突入したことで、テレビに頼る必要がありません。

そのため、いつしか人は、つまらないテレビを見捨て、インターネットで楽しみを見つけ始めたのです。

このままいけばテレビの時代は終わる?

以上が、テレビにつまらないと不満の声を挙げ、テレビから離れる人が続出した4つの理由です。

ヤラセ行為や暴走、事実を湾曲する情報社会、政治不信など、これらの要素が重なり、その上、番組時代が個性を失くしマンネリ化している…

ある種の致命傷ともなりかねない現状が目の前にあり、さらに、ネット時代突入とともに、テレビが見限られるようになってきた…

これは深刻な問題で、このままいけば、間違いなくテレビが終焉してしまう時代がやってきます。

そうならないためにも、テレビ局側が、真剣にテレビのあり方を考えていかなければならないというのが、正直なところですね。

唯一の救いはオリンピック?

昔と比較し、テレビがつまらないと多くの人が感じていることは明確な事実。

それも、このままいけば、間違いなくテレビが終焉の時代を迎えるほど、事態は深刻です。

もちろんこの話は、何の根拠もなく話しているわけではありません。

実際に、視聴率一つを見ても、テレビ離れの加速化ははっきり映し出されています。

例えば、1991年に放送されたドラマ『東京ラブストーリー』なんて、平均視聴率32.3%も獲り、まさに月9ブームの火付け役として、支持を得ました。

しかし、それは当時の話で、今や月9ドラマというだけで人気を得ているかというと、そうではありません。

海外ドラマとのコラボ作品として話題になった、織田裕二さん主演ドラマ『SUITS』でさえ、10.7%と、なんとか視聴率二桁に乗せるのが精一杯!

ちなみに、このドラマには、東京ラブストーリーで共演した鈴木保奈美さんも出演し、久しぶりの共演として放送前からかなり話題となっていました。

そんなドラマ作品ですら視聴率が落ちているわけですから、いかにテレビ離れしているか如実に物語っていますよね。

そんな中唯一の救いとして、人気が落ちていないジャンルがスポーツです。

スポーツの人気は色あせない!

今年1月、女子テニス全豪オープン優勝で巻き起こした大坂なおみフィーバーや、つい先日フィギュア世界選手権で準優勝を果たした羽生結弦選手など…

とにかく、社会現象を巻き起こすようなアスリートが、いつの時代も誕生し、世間を盛り上げてくれています。

だからこそ、2020年に開催される東京オリンピックに、あらゆる世代の人達が関心を持ち、すでに大きな盛り上がりを見せているのです。

これだけテレビ離れした時代の中で、オリンピックは、再びテレビに関心を持ってもらうかもしれない救世主であるといえますよ。

オリンピックが終わればまたテレビ離れが加速する…

正直なところ、オリンピックで盛り上がっている最中は、テレビ観戦に熱中する人も増えるでしょう。

しかし、オリンピックは4年に一度の一過性のものでしか無く、大会が終われば、一気にテレビ離れが加速するのは間違いありません。

ある番組で、こんな話を耳にしました。

『東京オリンピックで熱狂するのは良いけれど、オリンピックが終わってしまったら、熱中するものが無くなってしまう…どうしたら良いか?』

ある種の深刻な悩みを、深夜のバラエティ番組で打ち出されていたわけですが、確かに、それも一理ありますよね。

今のテレビは、厳しく言えば本当につまらなく感じますし、オリンピックと比較すると、ますます格差のようなものが見えつつあるようにさえ感じます。

もちろん、オリンピックにこだわらなければ、スポーツ中継は、日々放送されていますが、年がら年中放送されているわけでもありません。

やはり、オリンピック時期をはずれれば、テレビがつまらなくて、たくさん暇な時間が出来てしまうのは間違いありません。

だからこそ、暇な時間ができた時に備え、TV番組に頼らず、熱中し続けるものを自身で探さなければいけないのです。

暇つぶしには、テレビに代わる動画配信サービスがおすすめ!

今の時代、テレビがつまらないのは明確な事実です。

では、テレビに不満を抱きつまらないと感じている人が、暇な時間を潰すためにどうすれば良いのでしょうか。

手っ取り早く暇を潰し楽しい時間を持ちたいなら、動画配信サービスが絶対的におすすめです。

趣味にどれだけ時間を浪費したとしても飽きれば終わってしまいますよね。

ところが動画配信サービスなら、たとえ一つの作品に飽きても、また次の作品を探せば済む話…

しかも余計な労力もかからないので、動画配信サービスが非常におすすめなのです。

では、2つほど、おすすめの動画配信サービスをご紹介します。

Netflix

Netflixの最大の魅力は、なんといっても国内テレビでは見られない海外作品やオリジナル作品が多数配信されているところにあります。

テレビで辟易しているのであれば、視点を変えて、普段見ないオリジナル作品をNetflixで観て楽しんでみてはいかがでしょうか。

高画質プランでも月額1800円で契約でき、さらに国内外のあらゆる作品はもちろん、海外のオリジナル作品を高画質で楽しめれば不満は一気に解消しますよ。

FODプレミアム

今の時代のテレビはつまらなくて嫌という人も、昔放送されたフジテレビ月9ドラマなら観てみたいという人も、決して少なくありません。

そんな昔放送されたフジテレビ系ドラマが多数配信されている、動画配信サービスが、FODプレミアムです。

月額888円で契約でき、先程お話した東京ラブストーリーはもちろんのこと、最新ドラマ、映画、アニメ、バラエティとあらゆる番組が楽しめます。

もちろん、一部課金が必要な作品もありますが、テレビがつまらないと辟易するくらいなら、FODプレミアムで動画作品を楽しむことをおすすめします。

テレビがつまらない人ほど、動画配信サービスはおすすめ(まとめ)

27時間テレビの失態から、政治不信による選挙特番の関心の無さ、さらには年末年始の特番のマンネリ化などの理由で、テレビはつまらなくなっています。

テレビ飽き暇を弄んでいる人は実に多いと聞きますが、そんな人ほど、動画配信サービスを活用してほしいです。

動画配信サービスなら、テレビ上で、つまらない番組がプログラミングして放送されているなんてことはありません。

観たい作品が観たい時にいつでも観ることが出来るので、好みに合わせて楽しむことが出来ます。

本記事では、より個性的なNetflix・FODプレミアムをご紹介しました。

これらの動画配信サービスなら観たい作品が見つからないことはありませんので、ぜひ活用してみてくださいね。