元々は、ツタヤやゲオのようなレンタルビデオ店でDVDを借りて、映画やアニメを楽しむというのが、私達のライフスタイルでした。
それが、いつしか、時代が変わり、今や、動画配信サービスが登場し、自宅で、映画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなどが楽しめます。
中には、ツタヤやゲオでレンタルDVDを借りるよりも、断然、動画配信サービスの方がお得という声もよく耳にします。
では、実際のところ、レンタルDVDと動画配信サービスでは、どれくらいお得なのか、料金・サービス面など、色な角度から検証していきたいと思います。。
目次
ツタヤやゲオのレンタルDVDより動画配信サービスの方がお得?
冒頭でお話した通り、動画配信サビービスを受けると、ツタヤやゲオのレンタルDVDを借りるよりお得という声をよく耳にします。
確かに、自宅にいながら動画見放題を楽しめたら、それだけでもお得に感じますし、料金だって結構手頃でお得ですよね。
ただ、今も根強くレンタルDVDを扱うショップは営業しているわけで、需要はまだまだ多いハズ…
では、レンタルDVDと動画配信サービスの違いや、動画配信サービスのサービス内容に踏み込んで、本当にお得か検証していきますね。
「動画配信サービス」と「レンタルDVD」の違い
動画配信サービスとツタヤやゲオのような一般のDVDレンタルとでは、やはり特色は大きく異なります。
まず、レンタルDVDに関してですが、基本的に、偏りが無くラインナップが豊富なところは、動画配信サービスに勝るメリットと言っていいでしょう。
最近は、ツタヤでもゲオでも月額料金で、毎月複数枚レンタルすることが可能なプランも登場しています。
ちなみにそのプランの料金・サービスは以下の通り。
ゲオ
スタンダード4(月額900円、月間4枚までレンタル可能)
スタンダード8(月額1860円、月間8枚までレンタル可能、無料お試し30日あり)
ダブル16(月額:3760円、月間16枚までレンタル可能)
※同時レンタル数は2枚(1パック)まで(ダブル16のみ4枚(2パック)まで可能。
※いずれも、送料無料、遅延金なし
※ダブル16は、クレジットカードのみ契約可能
ツタヤ(ツタヤプレミアム)
月額1000円(ただし、レンタル可能なのは、旧作DVD・ブルーレイ・VHSのみ、動画配信サービスもついてきますが、新作・準新作は対象外)
※支払いはクレジットカードのみ(ただし店頭での申込みの場合は、国際デビッドカードでの支払いもOK)
※一度に借りられる枚数に制限あり(ただしその枚数は店舗によって異なるため確認が必要)
以上が、ゲオとツタヤの月額定額レンタルサービス内容・料金です。
それなりの価格で楽しめるという点は、動画配信サービスと同等で、幅広いジャンルから見たい作品をレンタルできる点はメリット。
ただし、ツタヤのサービスプランは新作・準新作対象外ですし、ゲオに至っては、全体的なラインナップは少なめという印象…
その上、レンタルである以上、先に誰かにレンタルされていたら、借りられない場合もあるわけで、月額定額の割に不満なことも多いです。
ただ、あくまで、これは定額制のレンタルDVDの話で、本来店舗でレンタルする場合(あるいは定額以外のレンタルの場合)は、これに当てはまりません。
通常通り、新作・準新作もレンタルできますし、特にツタヤに至ってはそのラインナップも豊富です。
なので、先にレンタルされていなければ、大抵は見たい作品が無いと嘆くことはありません。
動画配信サービスは偏りがあることを知っておく
一方、動画配信サービスは、各サービスで偏り(例えばHuluなら日テレ系に偏りが見られるとか…)が見られます。
そのため、目的に沿った契約をしないと、見たい作品が一切見られないという恐れも十分あります。
また、見放題といっても、新作・準新作作品においては、別途課金が必要なケースも多々見受けられるので注意が必要。
価格的には、ツタヤと比較して、大きく差が出ているわけではなく、1000円前後(U-NEXTのみ2149円(税込み))で利用できます。
さらに、見放題であらゆる作品を楽しめるので非常にお得です。
当然、見放題である以上、レンタルDVDと異なり、一度に借りる枚数も気にする必要は一切ありません。
ただし、新作・準新作にこだわった場合、特にその限りではないということだけ、認識してください。
このように、動画配信とレンタルDVDとでは、料金の差が圧倒的に異なるということは無いものの、サービスの質は全く違っています。
そのことを理解した上で、それぞれ賢く活用しましょう。
動画配信サービスはレンタル屋のように新作の映画も見られるの?
純粋にレンタルDVDの場合、他の誰かにレンタルされていて、全く借りられない状況で無い限り、みたい新作が無いということはまずありえません。
ラインナップの質は、それぞれの店舗によって大きく異なりますが、大抵、劇場公開から半年くらい経てば、ほぼ間違いなくラインナップに加わります。
なので、新作映画だけにこだわるなら、レンタルDVDに勝るものはありません。
残念ながら、たとえ動画配信サービスを契約しても、大抵のサービスでは、別途課金が必要なケースが多く、簡単に見放題とはいかないのが現状…
ただし、中には、月額料金の中に、ポイント還元が含まれていて、そのポイントで新作映画を観ることが可能な、動画配信サービスがあります。
その最も代表的な動画配信サービスが、U-NEXTです。
UーNEXTは月額料金1990円(税込み2149円)と割高ですが、その料金の中に1200円分の、ポイントが割り当てられています。
この1200ポイント内で最新映画を視聴すれば、全く問題なく余分な課金をすること無く視聴可能です。
ちなみに、U-NEXTで視聴できる最新映画のタイトルの一部はこちら。
- 響(2018年9月14日公開)
- コーヒーが冷めないうちに(2018年9月21日公開)
- 今夜、ロマンス劇場で(2018年2月10日公開)
- 『エンドレス・ウォー』(2018年2月2日公開)
- 『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(2018年8月24日公開)
- 未来のミライ(2018年7月20日公開)
- インクレディブル・ファミリー(2018年8月1日公開)
あくまで昨年の作品ばかりなので、ちょっと古いと言われるかもしれませんが、これだけのタイトルが、最新映画として観ることが可能です。
実際に、レンタルDVDでも、3ヶ月から半年くらい経った映画作品がDVD(またはブルーレイ)としてレンタルされるので、さほど変わりはありません。
まぁ、最新映画を何本も立て続けに観たいという方は、レンタルDVDをおすすめしますが、そうでなければ、U-NEXTをおすすめします。
ちなみに、U-NEXT旧作映画を見る場合、すべて見放題ではないものの、多くは見放題作品として配信されているので、いくらでも視聴可能ですよ。
さて、その他の動画配信でも、課金はあるものの、新作映画を観ることのできる動画配信サービスはいくつかあります。
FODプレミアム、Amazonプライム・ビデオが、それに当たります。
全部調べたわけではありませんが、例えばFODプレミアムの場合、こちらの作品が別途課金して視聴可能です。
- 虹色デイズ(2018年7月6日公開)
- 『OVER DRIVE』(2018年6月1日公開)
結局、FODプレミアム(月額888円)と契約した上に、別途約500円課金しなければいけないのですから、価格的にも結果損をしているような気もしますね。
それだったら、月額料金1990円(税込み2149円)と割高でも、1200円分のポイントが付与されるU-NEXTのほうがお得です。
あくまで新作映画にこだわることを大前提としてお話していますが、動画配信サービスでも、課金すれば視聴可能。
このように、動画配信サービスは、それぞれのサービスに偏りが見られるものの、低価格で動画見放題を楽しめる上に、最新映画も課金で楽しめるのです。
確かに別途課金という点では、レンタルDVDの方が、月額料金がかからないだけお得ですが、旧作見放題と考えるとかなり動画配信サービスはお得ですよ。
結局動画配信サービスとレンタルどっちがお得?
普段レンタルビデオ店(ツタヤやゲオのような…)でビデオを借りているような人が、動画配信サービスを利用すると得なのか、それとも損なのか?
単純に、動画見放題を大前提として考えれば、圧倒的動画配信サービスがお得と言えます。
しかし、中にはレンタルDVDの方がお得の場合もあり、決して、あらゆる状況下で、動画配信サービスが断然お得とは言い難いものがあります。
では、どんな人にレンタルDVDがお得になるのか、また、どんな人に動画配信サービスがお得になるのか、それぞれの状況でご紹介していきます。
最新映画限定(しかも毎月何本も観たい人)なら、レンタルDVDがお得
先程からお話しているように、毎月何本も新作映画を観たいという映画マニアな方なら、圧倒的にレンタルDVDの方がお得です。
確かに、人気作品の場合、レンタル中のために、レンタルできないというケースもあります。
ただ、全部がそうかと言われたらそんなことはありませんし、約1週間ほどのレンタル期間があるものの、レンタル料だけで視聴可能です。
間違っても月額料金プラスレンタル料(課金)ということはありえません。
一方、多くの動画配信サービスは、新作映画は別途課金が必要なので、価格的にかなり損をすることとなります。
唯一1200円分のポイントを付与してくれるU-NEXTでさえ、月額料金1990円(税込み2149円)と割高です。
このように、価格面からしても、明らかにレンタルDVDのほうがお得と言わざるを得ません。
ただし、これは映画限定で、毎月何本も視聴したいという人に対しての話に過ぎません。
動画配信全般を楽しみたい人は動画配信サービスがおすすめ!
最新映画の視聴はオプション的に見られたらOK。それ以外にドラマやアニメなどの作品を見放題で倒しみたい人は、絶対に、動画配信サービスがおすすめ。
まず、月額料金さえ払えば、見放題の作品は、毎日何回視聴しようが別途料金がかかることはありません。
レンタルDVDの場合、レンタル期間が終了してしまうと、またレンタル料が発生してしまいます。
ツタヤの月額定額プランなら、旧作DVD・ブルーレイ・VHS作品が見放題になりますが、結局は動画配信と同じことなので、お得になるわけではありません。
見放題という部分においては、やはり動画配信サービスに勝るものは無く、圧倒的に動画配信サービスの方がお得なのです。
動画配信サービスの一部は、電子書籍も見放題!
また、U-NEXTのように、電子書籍が読み放題という付加サービスが付いている動画配信サービスがあります。
これって結構馬鹿にできない話で、特に私のように、サッカー好きで『サッカーダイジェスト』を毎号読んでいるような読書家には、魅力的なサービスです。
現在、楽天マガジンに契約し、月額380円で、いろんな雑誌を読んでいますが、もしこれらを購入しようとしたらと考えるとゾッとします。
U-NEXTの場合、動画配信サービスに加えて、電子書籍が読み放題なので、私のように、別のサービスに契約する必要は一切無用。
でも、レンタルDVDでは、そのようなサービスがありません。
このことを考えても、圧倒的に動画配信サービスはお得と言えます。
結局、レンタルDVDと動画配信サービスはどちらがお得なの?
要は、あなたがどのような目的を持って、動画配信サービスを使いたいか、それともレンタルDVDを利用したいかで、お得度は変わります。
まずは、何を目的として、これらのサービスを利用したと考えているのか明確にしてください。
例えば、レンタルDVDショップに出向いて、一定期間のレンタルを了承した上ででも最新映画をバンバン観たいという方は、レンタルDVDがお得です。
一方、自宅から外に出ず、レンタル遅延も気にすること無く見放題で、新作・旧作問わずに楽しみたいという方は、動画配信サービスが断然お得。
もちろん、新作に関しては、別途課金の必要があります。
ただ、先程もお話したと降り、U-NETなら、月額料金に課金ポイント(1200円分)も含まれているので安心です。
それ以上に、様々な動画作品を楽しめた上に、電子書籍(雑誌類に限りますが…)まで見放題なら、退屈することはまず無いでしょう。
ぜひ、皆さんのライフスタイルに応じて、必要どの高いサービスを活用してください。
検証結果!旧作見放題も含め手楽しみたい人は、動画配信サービスが断然お得(まとめ)
今回は、レンタルDVD・動画配信サービスそれぞれの立場で、どちらがお得かお話してきました。
その中ではっきりしたことは、旧作見放題を中心に楽しむなら動画街新サービスがお得だということです。
各サービスにより価格は400円~2149円と多少ばらつきはあるものの、普通にレンタルDVDを利用することを考えたら、価格はかなり抑えられます。
なので、動画見放題を中心に利用を考えている人は、間違いなく動画配信サービスをご利用ください。
ただし、新作映画を何枚もレンタルする人は、レンタルDVDの方が好都合の場合もありますので、状況に応じて使い分けしてくださいね。