最近はハーブティーが専門店以外でも、スーパーで買えるようになったり、カフェで飲めるようになったりと人気が集まってきています。ハーブには、いろいろな種類があり、それぞれに薬理作用があります。
どのようなハーブティーがあって、どのようなメリットがあるのでしょうか?1度は飲んでおきたいおすすめのハーブティーをご紹介します。
目次
ハーブティーを飲むことで得られる効果とは
日本では、ティーと言えば、紅茶が一般的でハーブティーはまだなじみがないという人もいると思います。ハーブティーは植物のもつ成分を手軽に摂取できる飲み物です。どのような効果が得られるのでしょうか?
体質改善
ハーブティーにはたくさんの種類があります。そして、それぞれに含まれている成分が違うので、それぞれに効果効能があります。健康維持、アンチエイジング、免疫力向上、デトックスなど、いろいろな目的で選ぶことができます。
1種類のハーブでのハーブティーでも良いですが、いくつかをブレンドすることによって、それぞれの相乗効果を得ることもできます。薬ではないので、即効性があるというよりも、継続して飲むことで、体質を改善することができるものです。
リラックス効果
ハーブティーには、身体の健康や美容のため以外にも、心の安定、リラックスの効果があることも知られています。心地よい香りで癒してくれたり、鎮静作用があるハーブがイライラや不安を鎮めてくれたりするのです。
コーヒーや紅茶、緑茶のようにカフェインが入っておらず、覚醒されることがないので、ゆったりとした気分で飲むことができます。寝る前でも安心です。妊娠中や授乳中でも安心して飲むことができるものが多いのです。
ハーブティーの選び方!選ぶ上で重要なポイントまとめ
ハーブティーにはたくさんの種類があります。選ぶときにはどのようなところを見ればよいのでしょうか?重要なポイントをご紹介します。
1.原材料
ハーブティーにはたくさんの種類があります。1つの種類のハーブだけのものもあれば、複数の種類をブレンドしたもの、ハーブだけでなく、その他のお茶や美容成分を配合したものまであります。どのような種類のハーブが使用されているかで、効果効能が違ってきます。何のハーブが使用されているのかを確認しましょう。
2.目的
ハーブそれぞれで含まれている成分が違うので、効果効能が違ってきます。販売されているものには、どのような特徴やメリットがあるのかが表記されているものが多くなります。次のように、自分の目的に合わせて選ぶようにしましょう。
ダイエット向け
ダイエットには、デトックス作用や身体の巡りを良くする作用があるハーブが良いでしょう。ギムネマ、ルイボス、桑の葉、タンデリオンなどがあります。
妊娠中
ハーブティーにはカフェインが含まれていないので、妊娠中の水分補給やリラックスにおすすめです。ビタミン補給、むくみ解消、心の鎮静をしてくれるようなハーブが入っているものがおすすめです。ローズヒップ、ルイボス、マロウブルー、ジンジャー、シナモンなどがあります。
便秘改善
便秘改善の時には、食物繊維が豊富でデトックス作用が高いものを選びましょう。便通が良くなるハーブティーは、次の日にはすっきりを感じられるものもあります。モリンガ、キャンドルブッシュ、ルイボスなどがあります。濃さによっても感じ方が変わってきます。
3.味わい
ハーブティーは「草っぽい」「苦い」「酸っぱい」など、味に不安がある人もいるかもしれません。毎日継続して飲むことが大切になるので、味も重要なポイントとなります。
例えば、ローズヒップやハイビスカスは酸味が強いですし、ルイボスは香ばしさがあるなど、味わいもいろいろです。ブレンドしているハーブティーは、柔らかい味わいになることが多くなります。
また、フルーツフレーバーで飲みやすくしているものもあれば、ステビアやリコリスなど甘味のあるもので柔らかさを出しているものもあります。どのような味か表記してくれているものもありますし、口コミを参考にしてみるのも良いでしょう。最初は少量から始めて、飲める味かを確認してみましょう。
4.安全性
口に入れて摂取するものなので、安全性の高いものが一番です。ハーブは植物ですので、産地はどこなのか、農薬や放射性物質など有害なものは残っていないかなどの確認をしましょう。そして、着色料や香料、防腐剤などの添加物の有無も見てみましょう。
また、製造は国内でされているのか、衛生管理はどうなっているのかが分かるものだとさらに安心できます。
ダイエット目的の方におすすめのハーブティー 3選
ダイエットは食事制限や適度な運動が必要です。その中でハーブティーを加えることで、代謝が上がりやすくなり、ダイエットをサポートしてくれるようになるのです。ダイエットにおすすめのハーブティーをご紹介します。
日本ダイエット協会推奨重ね発酵ハーブ茶
重ね発酵ハーブ茶は、ダイエットに高い実感力のあるお茶で注目されています。それは、ユーカリポリフェノールやギムネマエキスなどによって、食事中の余分なものをカットしてくれるからです。
血糖値の上昇も抑制するので、太りにくいですし、健康的になれます。植物性ナノ型乳酸菌SNKが配合されているのもポイント。腸内環境が整い、代謝が上がりやすくなります。味はベルガモットフレーバーでほのかに甘みがあり、美味しく飲めます。
天然素材で保存料、着色料、人工甘味料不使用で安全。腹痛を起こしやすいと言われているセンナやキャンドルブッシュなどは使用していないのも安心です。美しい体型の熊田曜子さんが紹介しているほどです。
おすすめポイント
- ダイエット効果の高いこだわり抜いた天然材料を使用
- 植物性ナノ型乳酸菌SNK配合で腸内環境を整えてくれる
- ベルガモットフレーバーで美味しく飲める
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 4200円~ |
キンドルブッシュ不使用 発酵ハーブティー |
1ヶ月分 30包 |
商品リニューアルのため11月までは1袋1400円のお買い得価格
天然ハーブのハーブルサクセス ダイエッティー
ハーブルサクセスダイエットティーは、高級エステでも使用されているという効果の感じられるお茶です。100%天然素材である、60種類のハーブが配合されていて、それぞれのハーブが、身体の中の不要なものを「出す」、食事で摂り過ぎてしまう糖質や脂質を「抑える」、脂肪を「燃やす」という働きをしてくれるのです。
ラズベリーフレーバーで飲みにくさはなく、毎日続けることでスッキリボディを実感できるようになります。徹底した衛生管理をした国内工場で製造されているので安心して続けることができます。もし身体に合わないというようなことがあっても、45日間の返金保証制度があるので、気軽に始められるのも嬉しいですよ。
おすすめポイント
- 60種類の厳選ハーブを絶妙なバランスで配合
- 「出す」「抑える」「燃やす」という働きでスッキリボディになれる
- 安心の45日間の返金保証制度付き
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 1980円 |
60種類 天然ハーブ使用 |
1ヶ月分 30包 |
初回限定で4980円が1980円で買える&45日間の返金保証付き
【産後ダイエット】ととまえ茶
ととまえ茶は、産後太りに悩むママをサポートしてくれるお茶です。産後は食事制限や運動などの一般的なダイエットはできません。そこで、授乳には通常時よりも多くのカロリーが消費されることに注目し、授乳消費を高めることでダイエット効果を得るのです。
ととまえ茶は厳選された6種のハーブが配合されていて、「飲む点滴」と言われるほど、栄養満点のお茶です。母乳の出を良くするだけでなく栄養価が高い母乳にしたり、身体の巡りを良くして痩せやすい身体にしたりしてくれます。
完全無添加でノンカフェインなので、授乳中でも安心して飲むことができます。ダイエットだけでなく、産後の体調回復や母乳育児のサポートにもなります。
おすすめポイント
- 母乳育児をサポートすることで産後ダイエットにつながる
- 自然派100%ハーブ6種を配合
- 完全無添加、ノンカフェインで安心安全
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 2350円 |
天然ハーブ ルイボス+たんぽぽ |
1ヶ月分 30包 |
初回限定で1680円のお試しセットが買える(送料無料)
妊娠中の方におすすめのハーブティー 2選
妊娠中は、ホルモンバランスに変化が見られ、むくみや便秘などの悩みが良く聞かれます。また、精神的にもイライラしたり、不安定になったりすることもあります。そこでハーブティーが役立ってくれるのです。妊娠中でも安心して飲めるハーブティーをご紹介します。
【妊婦向け】ほほえみプレママブレンド
ほほえみプレママブレンドは、妊娠中のつらい身体や心の悩みに働きかけてくれるお茶です。有機JAS認定をされたハーブ6種をバランスよく配合。味と成分にこだわり、ハーブを絶妙な大きさにカットしてあります。
妊娠中に良くある、便秘やむくみの解消にも良いですし、イライラする心も落ち着かせてくれます。すっきりと美味しい味なので、つわりの時も大丈夫という声もあります。
敏感な妊娠中の身体に安心なように、香料や保存料、着色料などは無添加です。カフェインも入っていませんし、カロリーも砂糖もゼロなので、いつでも安心して飲むことができます。身体に合わないのが心配という人でも、30日間の返金制度があるので気軽に始められますよ。
おすすめポイント
- 6種の有機ハーブをバランス良く配合
- 妊娠中のつらいツマリやイライラに働きかける
- 30日間の返金保証付き
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 1570円~ |
6種 有機ハーブ使用 |
1ヶ月分 30包 |
初回60%オフの特別キャンペーン中
【妊婦】【冷え性】イクモアハーブティー
イクモアハーブティーは、「全身の巡り」に着目してブレンドされたお茶です。女性や妊婦に多い悩みである「冷え」「むくみ」などに働きかけ、ぽかぽかですっきりする身体を目指せます。
ハーブ専門店である「生活の木」と医師監修ブランドである「イクモア」とのコラボで、厳選した9種のハーブをブレンドしています。これだと味も成分にも信頼がおけますよね。
妊婦専用のハーブティーではありませんが、着色料、香料、防腐剤、酸化防止剤は無添加、ノンカフェイン、ノンシュガーで、妊娠中でも安心して飲むことができます。国内製造なので、高品質で安心安全には徹底しています。ほっと一息つきながら、巡りの良い健康的な身体にできるのです。
おすすめポイント
- ハーブ&アロマ専門店「生活の木」と医師監修ブランド「イクモア」のコラボ
- 厳選された9種のハーブをブレンドで身体の巡りをサポート
- 安心安全の5つの無添加、ノンカフェイン
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 1990円~ |
血液の巡りに特化 9種のハーブ使用 |
1ヶ月分 30包 |
トク得コースなら初回50%オフの1990円
便秘の方におすすめのハーブティー 2選
便秘に悩む女性は多いですよね。薬に頼らず、ハーブティーですっきりさせることができるのは健康的です。デトックス作用の高い、便秘に効果的なハーブティーを見てみましょう。
【妊婦向け】太陽のモリンガ茶
太陽のモリンガ茶は、90種類以上の栄養素が含まれているという、スーパーフードのようなお茶なのです。いつもの食事では摂取できないような栄養素を、簡単に取ることができるようになります。
便秘に良いと言われるのが、食物繊維が豊富に含まれていること。なんとレタスの38倍との量が含まれているのです。むくみに効果的なカリウムもバナナの6倍も含まれているので、すっきり。聞き慣れないお茶かもしれませんが、うま味成分であるグルタミン酸も豊富なので、美味しいのです。
無農薬栽培にこだわり、宮崎県の加工工場で丁寧に作られているので安全。無添加、無着色、ノンカフェインなので、授乳中やお子様でも安心して飲むことができます。
おすすめポイント
- 90種類以上の栄養素が含まれていて「出す」と「補う」ができる
- こだわりの宮崎県産のモリンガを使用
- 無農薬、無添加、無着色、ノンカフェイン、ノンシュガーで安心安全
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 1480円~ |
産後の悩み改善に モリンガ茶 |
1ヶ月分 31包 |
モニター価格で始められる1480円、2回目は1980円とコスパ最高
【妊婦向け】プレミアムデトックティー
プレミアムデトックティーは、エステサロンでも使用されている、排出系の天然ハーブティーです。ぽっこりお腹が気になる、毎日すっきりしないという人は食物繊維が足りていないことが多いのです。
そこで、食物繊維を補いすっきりさせる成分としてキャンドルブッシュや夕顔果実などを独自のバランスで配合。ビタミン豊富なローズヒップや抗酸化力の高いルイボス、フィッシュコラーゲンで、美容も健康もサポートしてくれます。
国内工場製造で、天然の成分にこだわっているので、安心安全です。ラズベリーの甘い香りで飲みにくさもなく、美味しく飲み続けられます。飲んだ翌日から効果を感じる人が多いという実感力が高いお茶です。
おすすめポイント
- ハーブ&ファイバー素材55種類を厳選ブレンド
- フィッシュコラーゲン配合で美容と健康をサポート
- ラズベリーフレーバーで美味しく飲める
価格 | 種類 | 内容量 |
---|---|---|
送料無料 2980円~ |
0Kcal 55種のハーブ使用 |
1ヶ月分 30包 |
定期購入で初回50%オフの2980円で購入可能
ハーブティーの美味しい入れ方&飲み方まとめ
ハーブティーはいろいろな効果効能がある飲み物だということはわかっていただけたでしょうか?では、美味しく楽しむためには、どのように入れたら良いのでしょうか?ハーブによっては、最初は味に慣れないということもありますので、美味しい飲み方もご紹介します。
美味しい入れ方
ハーブティーはリーフ(茶葉そのまま)のものとティーバッグに入っているものとがあります。
リーフの場合
- ティーポットや急須などを用意します。
- ティーカップ1杯分(150~180cc)に対して、大さじ1杯くらいのハーブをティーポットや急須に入れます。
- 沸騰させて、少しおいて95~98度くらいになったお湯を注いで、香りを逃さないようにすぐにふたをします。
- ハーブによって抽出時間は異なりますが、3分くらいが目安です。固い茎や実の場合は5分くらい長く蒸らしましょう。ただし、あまりにも長い時間放置しておくと、苦みやえぐみが出てしまうので気を付けましょう。
- 蒸らし終わったら、軽く揺らして、茶こしを使ってティーカップに注ぎましょう。茶こしがついているポットや急須であれば、そのまま注ぎます。
ハーブティーは抽出している時の色を楽しむこともできるので、透明なガラスのポットやカップがおすすめです。1人用の茶こしとふたつきのマグカップは簡単に作れて、そのまま飲むことができるので手軽ですよ。
ティーバッグの場合
ティーバッグは1杯分の適量を自分で計る必要がないので、手軽です。ティーバッグをティーカップやマグカップに入れて、お湯を150~180cc入れます。蒸らすことが大切なので、ふたをするようにしましょう。抽出時間はハーブに合わせて3~5分間くらいです。
ふたがなければ、台所にあるラップで代用することも可能です。早く飲みたいからと言って、ティーバッグを揺らしてはいけません。自然に成分が出てくるのを待ちましょう。時間が経てば、ティーバッグを取り出してから飲むようにしましょう。
美味しい飲み方
ハーブティーは、香りや味わいがいろいろと楽しめる飲み物です。ただ、種類によっては飲みにくさを感じたり、最初は慣れなかったりすることもあります。美味しく飲むためには、どのような飲み方があるのでしょうか?
ホット
一番定番の飲み方は、そのまま温かい状態で飲むことです。ハーブそのものの香りや色を楽しみながら、ゆっくりと飲むことで、リラックスできますし、身体を温めることもできます。
アイス
暑い夏やのどが渇いた時にゴクゴクと飲みたい時には、アイスハーブティーだと、すっきり美味しく飲めます。冷たい時の方が、香りや風味が感じにくくなるので、味に慣れていない時には、飲みやすく感じるでしょう。
アイスにする場合は、ティーポットに入れるリーフをいつもよりもやや多めにして濃いめのハーブティーを作ります。氷をたくさん入れたグラスに注ぐと、冷たいアイスハーブティーができあがります。
甘味をつける
味が苦手と感じる時には、甘味を入れることでまろやかさが増します。砂糖でも良いですが、はちみつとの相性が良いのでおすすめです。
フルーツと混ぜて
ハーブの種類にもよりますが、フルーツやフルーツジュースを入れて飲むと、フレッシュで美味しく飲むことができるようになります。小さなお子様でも飲みやすくなります。
カルピスと混ぜて
甘くて美味しい飲み物で人気のカルピスも、ハーブティーと合わせると、ひと味違った楽しみ方ができます。色も楽しむことができて、すっきりと飲みやすくなります。
よくある質問
ハーブティーをあまり飲んだことがないと、知らないことがありますよね。ハーブティーに関するよくある質問をご紹介します。
ハーブティーとは、種類
ハーブティーは、乾燥させた花や葉、茎、根などにお湯を注ぎ、溶け出した成分を摂取することができるお茶です。乾燥させたドライハーブだけでなく、摘んだばかりのフレッシュハーブを使うこともできます。
一般的に多く販売されていて、認知度が高いのはドライハーブでのハーブティーでしょう。ドライハーブティーの方が、水分が飛んで薬効成分が凝縮されています。薬効成分がフレッシュハーブのよりも約3倍ほど多く抽出できます。
なぜ妊婦や妊娠中にハーブティーは良いの?
妊娠中にはコーヒーや紅茶、緑茶などはあまり飲まない方が良いと言われています。それはカフェインが入っているからです。カフェインは胎児の発達に影響が出る可能性があると言われているのです。そこで、ハーブティーはノンカフェインなので安心なのです。リラックス効果もあるので、精神的にも不安定になりやすい妊婦さんにもおすすめです。
また、妊娠中に体調を悪くした時には、薬にも注意が必要です。ハーブティーは薬ではないので、お通じが悪い時やむくみがひどい時などにも飲むことができます。薬を飲まなくても良いように、日常的に飲むことで、巡りの良い健康な身体にすることもできるのです。
ただし、ダイエットや便秘に効果的なハーブティーの中には、体質によってはお腹が緩くなってしまう可能性があります。ホルモンバランスに影響が出るハーブもあります。妊娠中には向かないハーブもあるので、気になる時には、担当の医師に相談してから飲むようにしましょう。
水出しハーブティーとは
水出しハーブティーは、水で抽出することができるハーブティーのことです。常温でゆっくりと時間をかけて抽出する方法です。ただし、すべてのハーブで水出しができるわけではありません。
水出しに向いているのは、ハイビスカス、ミント、マロウブルー、マテなどです。茎のように固いハーブだと水では抽出できないのです。冷たいハーブティーが飲みたい場合は、濃いめにお湯で出して、氷を入れて作るアイスティーにすると種類を選ばなくてよいので簡単です。
ハーブティーと紅茶は違うの?
ハーブティーを紅茶の一種だと思っている人もいますが、違うものです。紅茶はチャノキの茶葉を発酵して作られています。一方、ハーブティーの原料はお茶の木からではなく、いろいろな種類の植物が使用されます。葉だけでなく、花や茎などいろいろな部分を使用します。
ハーブは植物の種類によって、含まれている成分が違い、薬理作用も違ってくるのでいろいろな目的に役立てることができます。紅茶は産地やシーズンによって種類がありますが、基本的な茶葉は同じなので、成分が大きく違うことがありません。
即効性はあるの?
効果の感じ方には、それぞれ個人差があります。デトックス効果のあるお茶だと、トイレの回数が増える、お通じが良くなるというのは、飲んで数時間後にすぐ感じられることもあります。
ただ、1回飲んだだけだと、一時的なことになるので、身体の体質を改善する、ダイエット効果を感じるとなると、最低でも1か月から半年くらいは毎日継続することが大切です。
いつのタイミングで飲むのが良いの?
ハーブティーは薬ではないので、飲むタイミングは決まっていません。毎日継続して飲むことの方が大切になります。食事中に飲む、リラックスしたい休憩タイムに飲む、夜寝る前に飲むなど、自分の飲みやすいタイミングで飲むようにしてみましょう。
ダイエットに良いお茶だと、食事中に飲む方が、脂質や糖質の吸収を抑えてくれるものもあるので、そのお茶の目的に合わせて、飲み方を変えてみるのも良いでしょう。
ハーブディーを飲む時の注意点
ハーブティーはノンカフェインで身体に優しいイメージが強いですが、気を付けなければならないこともあります。
アレルギー
ハーブは植物なので、アレルギー体質の人は注意が必要になります。特にキク科のハーブにはアレルギー症状を持つ人が多くいます。エキナセア、カモミール、カレンデュラなどがあります。キク科であるブタクサアレルギーがある人は気を付けておきましょう。
飲んだ時に、身体に違和感がある、嘔吐や腹痛、めまいなどの症状が出る場合には無理をしないようにしましょう。
通院中、持病がある人
ハーは薬でありませんが、現在通院中の人、持病がある人は担当の医師に相談する方が良いでしょう。薬との飲み合わせによって、身体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。例えば次のようなものがあります。
モリンガ
モリンガの葉や根には血糖値を下がる作用があるというデータもあります。現在血糖値を下げる薬を服用している場合は、モリンガの併用は避けた方が良いでしょう。
セントジョーンズワート
最も注意をしなければならないハーブとして知られています。うつ病の改善に効果的と言われていますが、抗うつ剤や鎮静剤、強心剤、血液凝固防止剤などとの薬との相性が悪いのです。
リコリス
リコリスは甘草(カンゾウ)の名で知られていて、砂糖の50倍の甘さがあると言われています。気管支やのど、消化器系のトラブルに効果があると言われています。しかし、血圧上昇やむくみなどが出る場合があり、高血圧や肝臓疾患、糖尿病の人は避けた方が良いでしょう。
飲み過ぎない
ハーブティーはたくさん飲めば良いというものでもありません。毎日の生活の中に継続して取り入れるのが良いものです。摂取量が多すぎても、身体に不調が現れることがあります。適量をこつこつと続けるのが一番です。
ハーブティーを暮らしの中に取り入れてみよう
ハーブティーは、植物の葉や花、茎や根などを煎じて飲むものです。たくさんの種類があり、それぞれに薬理作用があります。単独のもの、複数をブレンドしているものなど様々です。
毎日継続して取り入れることで、体調を改善したり、リラックスしたりでき、身体の健康維持に効果があるのです。ダイエットのためや、便秘を改善したい時にも、身体をすっきりさせるサポートをしてくれます。ノンカフェインなので、妊娠中でも飲めるものがたくさんあります。
最初は味や香りに慣れないという場合もありますが、はちみつやフルーツを入れてアレンジをすることで飲みやすくなることもありますよ。自分の目的に合っていて、飲みやすいハーブティーを見つけてみて下さいね。