近年、アルミ・ステンレス・ダイヤモンド加工など、様々な素材を用いたフライパンがある中、鉄フライパンに興味を持つ人が増えています。
それは、鉄フライパンならではのメリットもたくさんあるからなのですが、興味はあるものの具体的に、どんな魅力があるのかわからないという人も…
では、鉄フライパンとは一体どういうものなのか、またどんなメリット・デメリットが存在するのか、油ならしや空焼き、洗い方などの手入れ方法は?
その辺のところを抑えながら、本記事では、タイプ別にどんな鉄フライパンがおすすめなのかという点にも着目し、ご紹介していきます。
ぜひ、鉄フライパン選びの参考としてみてください。
目次
鉄フライパンとは?
皆さんは、鉄フライパンに対してどのようなイメージを持っていますか?
- どこにでもあるオーソドックスなフライパン
- 安価だけど、焦げやすく使い勝手が悪いフライパン
- 熱が伝わりやすく、調理しやすいフライパン
- とにかく重くて、女性には特に使いにくいフライパン
などなど、まさに、良くも悪くも、様々なイメージを持っているはずです。
たしかに、鉄フライパンだって、良いところもあれば悪いところもありますし、メリット・デメリットを考えて購入しないと後悔することも…
とはいえ、なかなか製造元でも無い限り、無数にある鉄フライパンを一つ取って、どれがメリットで、どれがデメリットか判断するのは難しいですよね。
なので、まずは、簡単に、鉄フライパンとは、どういうものなのかというところからご紹介していきますね。
そもそも、フライパンとはどんな調理器?
さて、そもそもフライパンとはどういうものなのか…
まぁ、簡単に言えば、煮込みや茹で調理とは異なり、すばやく炒めたり焼いたりするための調理器具。
特に中華料理屋では、鉄製の中華鍋を使い、高い火力ですばやく美味しい炒め料理が数多く作られていますよね。
ただ、そんなフライパンが日本で普及したのは、明治の終わりから大正にかけてと言われています。
つまり、明治時代より前の時代(江戸時代や室町時代など…)にはフライパンそのものが無かったというわけ。
少し話がそれますが、当時の日本では、焙烙という土鍋を皿状に頽落したような素焼きの調理器具で煎るのが中心でした。
まさに焼くという調理法はおまけ的扱いだったわけです。
それが、明治に入り、洋食文化が入ってくると、今の焼くという調理法が重宝されはじめ、鉄フライパンが誕生し重宝されるようになってきました。
とはいえ、鉄は、当時かなり貴重とされた素材であり、主に農機具に使われるのが主流。
それなのに、何故、鉄にこだわっていいたのでしょか?
鉄フライパンが誕生した背景~焼料理へのこだわり~
実は、あえて、鉄を使ったフライパンを製造された理由は、単に、洋食文化が取り入れられただけが理由ではありませんでした。
後ほど、もう少し掘り下げてご紹介していきますが、鉄には、無駄な肉の脂質や野菜の水分を取り除き、美味しく料理を仕上げてくれる利点があります。
その利点に、日本人たちは着目し、鉄製のフライパンを作るようになったというわけ。
そして、今ではチャーハンや野菜炒めなどの炒め料理から、ステーキ・焼き肉といった焼料理全般において、フライパンは使われているのです。
つまり、食へのこだわりや、洋食文化を取り入れたことで、フライパンは、焼き・炒め料理のための調理器具となった…
そのことを頭の片隅に入れておくと、より、フライパンを購入する際の目的意識がはっきりするので、ぜひ、参考としてみてください。
鉄フライパンのメリット・デメリット
さて、簡単にフライパンの誕生から、フライパンとはどういう調理器具なのかご紹介したところで、鉄フライパンのことにも大きく触れていきます。
冒頭からお話したとおり、鉄フライパンにも、当然、メリット・デメリットが存在します。
当然、メリット・デメリットを知らないで安易に鉄フライパンを購入してしまうと、後で、『こんなはずではなかった…』と、必ず後悔します。
なので、購入後に後悔しないように、ここからは、鉄フライパンのメリット・デメリットをご紹介していきますね。
鉄フライパンのメリット(良いところ)
鉄フライパンを購入し使用する上での最大のメリットと言えば、熱伝導が良く、短時間で美味しく調理できる点にあります。
よく、中華料理店で、鉄フライパンが使われていますが、その理由も、この熱伝導の良さが一つのポイントとなっています。
もちろん、熱伝導だけが理由ではありません。
熱伝導の良さで言えば、アルミや銅の方が圧倒的に高いですし、むしろ、そちらのフライパンを使って調理するのが妥当…
しかし、鉄フライパンには、アルミや銅と比較して熱伝導率では負けますが、一度温めたら冷めにくい性質があります。
しかも、油が馴染みやすく、使い込むことで、より料理が美味しく作れるという利点や、鉄分が料理に溶け込み健康面でもメリットも…
中華料理店の料理人たちは、そういうメリットをしっかり理解しているからこそ、より美味しく料理を提供するために、鉄フライパンを使っているのです。
また、『正しく使えば100年近く使える』とも言われるほど、鉄フライパンは丈夫であるため、たわしでゴシゴシ洗っても問題なし!
意外と扱いづらそうに見えて、洗う際に、それほど気を使わなくても大丈夫だったりするので、その点もメリットと言えますね。
つまり、鉄フライパンのメリットは、以下の通りとなります。
鉄フライパンのメリット・良いところのまとめ
- アルミや銅には負けるが、熱伝導率は良く、一度温まったら冷めにくく、高い火力での短時間調理に向いている
- 油が馴染みやすく、使い込むごとに料理が美味しく作れる
- 鉄分不足の人には、鉄フライパンで料理を作ることで、料理に鉄分が溶け込み、鉄分補給に効果的
- ゴシゴシ洗っても大丈夫(頑丈で傷に強い)
以上が、主なメリットです。
一部では、扱いづらいと敬遠されている鉄フライパンですが、これだけのメリットがあれば、気になる人が多くなるというのも頷けますね。
鉄フライパンのデメリット(悪いところ)
さて、今度は鉄フライパンのデメリット(悪いところ)も見ていきましょう。
やはり、鉄フライパンの最大のデメリットというと、重さや、初めて使うときの扱いづらさにあります。
というのも、サイズにもよりますが、鉄は、非常に重たい素材なので、大きな中華鍋だと、女性では持てないなんて人も少なくありません。
私の実家にも、大きな鉄製の中華鍋がありますが、よっぽど使い込んでいないと、料理人のように中華鍋を振ってチャーハンを作るのは不可能…
それだけ、鉄フライパンは重く使いづらいのです。
また、防錆加工や焦げ付き防止の為の、油ならしや空焼きといった下準備が必要な場合も多々あります。
そのため、『非常に扱いづらい』と、中には敬遠する人もいるわけです。
その上、鉄フライパンは、高温で短時間調理する炒め料理・焼き料理には向いていますが、じっくり弱火で調理する煮込み料理・茹で料理には不向き。
まぁ、フライパンそのものが、焼き・炒め料理のための調理器具なので、煮込み・茹で調理まで気にする必要はありません。
ただ、何かと食文化が豊かになったこの時代では、一つの調理器具でなんでもこなせるものが良いという人がいることも事実。
万能という意味合いで考えると、確かにデメリットであることに違いありませんね。
鉄フライパンのデメリット・悪いところをまとめると、以下の通り。
鉄フライパンのデメリット・悪いところのまとめ
- 他の素材のフライパンより重く力のない女性では、サイズによっては扱いづらい
- 防錆加工・焦げ付き防止の為に、油ならしや空焼きなどの下準備が必要なため面倒…
- 使い込めば、防止できるが、最初に使い方を間違えると焦げ付きやすい
- 一度高温にあると冷めにくいため、弱火を使う煮込み料理・湯で料理には不向き
以上の点が鉄フライパンのデメリットに挙げられます。
とはいえ、鉄フライパンを扱うメーカーも、このデメリットに関しては熟知し、比較的軽く下準備があまりいらない鉄フライパンを販売し始めました。
もちろん全てでは、ありませんが、デメリットの改善に伴い、鉄フライパンが見直され注目されているのも事実。
より美味しく調理するという点においては、鉄フライパンはかなり優れているので、デメリットと天秤にかけながら、購入すべきか考慮しましょう。
鉄フライパンを愛用する人もいろいろ…
世の中には、様々な素材を用いたフライパンが登場していますよね。
ダイアモンド加工が施されたタイプや、ステンレス製のタイプなど、素材も含めて様々なフライパンが登場し、まさに機能性・価格はピンきり。
それは鉄フライパンだけに絞ってみても変わること無く、400円くらいで購入出来るものもあれば、中には10万円以上する高価な鉄フライパンも…
まさにピンきりであり、使い勝手や相性も全く異なります。
当然、鉄フライパンを使う人も、求める機能性・目的は様々…
そのことを無視して、その日の気分で衝動的に鉄フライパンを購入しても、すぐに後悔してしまうのがオチとなってしまいます。
なので、まずは、自身が何を目的として鉄フライパンの購入を考えているのかはっきりさせておきましょうね。
タイプ別のおすすめの鉄フライパンを徹底紹介!
冒頭からお話している通り、鉄フライパンと言ってもその種類は様々…
当然、どんなフライパンがより相性が良いのか、タイプによって大きく異なります。
では、早速タイプ別に、どんな鉄フライパンがおすすめなのかご紹介していきます。
料理をきれいに仕上げたい方(焦げ防止を求める方)向けの鉄フライパン
多少の焦げが入ったほうが料理としての見栄えが良いという話も聞きますが、基本的にはあまり焦げ過ぎない方が、料理の見栄えはよく映ります。
あくまで焦げが入って少し美味しく見栄え良く仕上がるのは、微妙なバランスが整った上での話で、料理の腕がなければ、変に焦がしてしまうだけ…
なので、味以上に見栄えを気にする方は、焦げにくいタイプの鉄フライパンがおすすめ
では具体的にどんな鉄フライパンを購入すれば良いのか、おすすめ商品を2つご紹介します。
日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 『フライパン』 26cm
【海外配送対応】 日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 『フライパン』 26cm 特注 MONTAGNE.限定商品 IH対応/...
鉄フライパンは、使い込めば油が全体に馴染むようになり、コーティングされていくために、焦げにくくなるというメリットが得られます。
しかし、焦げにくくなるためには、先程もお話したとおり、最初に油ならしを行い、こまめに手入れもしておかなければなりません。
ましてや、高温で冷めにくいために、あまりもたもた料理していると、、どうしても焦げやすくなりがち…
そこで、焦げ防止の観点から、注目されている鉄フライパンが、南部鉄を使ったフライパンです。
日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 フライパン 26cmのおすすめポイント!
『日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 フライパン 26cm』は、製造する際に、南部鉄を高温で溶かし、砂を固めた特殊な型に流し込んで作ります。
そのため、高温で流し込まれた南部鉄が、この特殊な砂型(鋳造といいます)を溶かしてしまい、フライパンの表面のデコボコとなるわけ。
そして、このデコボコに油が染み込み、さらに食材との間に隙間が出来ることで空気が入り込み焦げ付きを防止してくれるのです。
そのことを理由に、同じ鉄を使ったフライパンでも、南部鉄で作られた鉄フライパンは焦げにくいと言われています。
『日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 フライパン 26cm』は、大手通販会社『MONTAGNE.』と鋳物メーカー『ASK TRADING』に発注して創り上げた鉄フライパン。
大きなサイズを手軽に扱えるようにと、焦げにくい点に重点を起きながら、より便利な調理器具として、鉄フライパンを創り上げました。
そして、『MONTAGNE.』でしか購入できない鉄フライパンとして販売しています。
確かに、サイズ(内側の直径)が22cmや24cmの鉄フライパンはたくさんありますが、26cmサイズはあまり見かけません。
たった誤差2cmというかもしれませんが、この2cmで、一度に作れる量が大きく変わっていくことも…
まぁ、一人暮らしであれば、一度に大した量を作ることもありませし、特にサイズにこだわる必要ありません。
ところが、家族がいるご家庭では、やはり、それなりの量を作らなければいけませんし、何度も作り直すのは面倒ですよね。
なので、26cmサイズが使えるのは非常にお得。
もちろん、焦げ付きにくく、料理の見栄えも美味しく仕上げることが出来ることが前提ですが、目的に適してサイズが大きければなお言うこと無し!
なので、『日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 フライパン 26cm』は、料理をただ美味しいだけでなく、より美しく作りたい人に対して、非常におすすめです。
評判のいいレビュー
- 鉄器表面を見ると小さな凸凹があるためか、使っていて意外と焦げにくく、非常に使い勝手が良いです。
- 使い方を間違えなければ、非常に焦げづらく、見栄えも美味しく料理できるので家族の評判も良くなりました。サイズも26cmあるので嬉しいです。
- 何度か不用意な使い方をしてしまい焦がしたことがあるんですが、たわしを使ってゴシゴシ洗っても、傷が付きづらく頑丈でした。
- 直火焼き可能というだけでなく、IH対応という点も非常に便利で気に入りました、俺から長く大切に使いたいです。
と、以上が、『日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 フライパン 26cm』の評判のいいレビューです。
もちろん、よそ事をしていて目をそらしたまま火を付けてしまい、最終的に焦がしてしまうこともあります。
いくら南部鉄器のフライパンでも、使い方を間違えたら焦げてしまうこともありますが、それでも他の鉄フライパンと比較して少ないです。
実際に使用されている方たちの多くはそのメリットを実感されていますし、焦げにくいフライパンという理由で高い支持をされています。
確かに、価格も9500円しますし、フライパンに1万円近くも出せないという方もいらっしゃいます。
ただ、鉄フライパンは、使い方を間違えなければ一生使える代物です。
なので、使う年月を考えれば、それほど高い買い物にはなりませんし、1万円で焦げずに見栄えの良い料理が作れるあら、むしろ安いほうです。
焦げ防止重視で鉄フライパンを探している人は、ぜひ、『日本製 オリジナル 南部鉄器 深型 フライパン 26cm』を試してみてくださいね。
[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応
南部鉄器を使った多く調理器具(たこ焼き器や卵焼き器など)を手がける、鋳物メーカー・岩鋳。
岩鋳は、南部鉄器を使った調理器具を手がけるメーカーとして、多くのユーザーから高い支持を得ています。
そんな、岩鋳が手がけた鉄フライパンとしておすすめしたいのが、『[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応』です。
[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応のおすすめポイント
『[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応』の良いところは、何よりも火の通りが良く、むらなく調理が出来るところです。
焦げが出来てしまう一つの原因として考えられるのが、焼きムラをフォローしようとして熱しすぎてしまうことが挙げられます。
具材の一部に火が十分入っていないために、余計に熱っしてしまい、結果、一部で十分に火が入っているところだけ焦げてしまう…
きっと、料理をよく作っている主婦の方たちなら、一度や二度そんな経験をしたことがあるはず。
そこで、『[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応』は、鉄フライパンの『むらなく熱を伝える』という特色に注目!
とにかく頑丈で、むらなく熱が伝わるため、焦げにくく、手入れもしやすい…
また、野菜を炒める際にも、芯までしっかり火が入るので、非常に高い支持を受けています。
これなら、十分見栄えが美しく美味しい料理を振る舞うことも可能ですよ。
評判のいいレビュー
- 油引きと予熱で焦げ付きもほとんどなく、オムレツはもちろんのこと、チキンステーキ、ハンバーグ、餃子など幅広く使えます。
- 安いお肉をこれで焼くと、ただ焼いただけですごくお高いお肉を焼いたようにおいしくなります。
- オムレツ、パンケーキ、チジミをトライしましたがいずれも香ばしく素敵な仕上がりです。
以上が、『[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応』の、主な評判のいいレビューです。
予熱や油引き(油ならし)が必要なのは、他の鉄フライパンと同じですが、南部鉄器独特のデコボコした表面に油が馴染みやすく、手入れは簡単。
また、しっかり手入れすれば長持ちし焦げにくい美味しい料理が作れると考えると、非常に愛着を持って使うことが出来ますよ。
価格は、4980円と、非常にお求めやすく、コストパフォーマンスの側面でもおすすめ。
見栄えの良い美味しい料理を作りたいと拘るなら、ぜひ、一度、『[イワチュウ] 岩鋳南部鉄器フライパンオムレット22cmIH対応』をお試しください。
手入れするのが面倒な性格の人に、おすすめの手入れ簡単な鉄フライパン
料理を作るのは大好きだけど、後片付けが面倒で嫌いという人いませんか?
意外と、そういうタイプの人って多いんですよね。
私だってその一人で、恥ずかしい話、後でまとめて片付けることも結構多いんです。
特にフライパンともなると、油汚れが落ちづらく、洗うのがけっこう大変ですよね。
そこで、簡単に洗えて手入れが楽ちんな鉄フライパンをご紹介します。
リバーライト 鉄 炒め鍋 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製
鉄フライパンで面倒なのが、油ならしと空焼きをする必要があるということ…
この手間をかける必要があることで、利用を敬遠している人も多数います。
『リバーライト 鉄 炒め鍋 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製』は、非常に錆びにくい構造になっている鉄フライパン。
そのため、手入れも簡単で、油ならしや空焼きも、そんなに手間隙掛ける必要はありません。
また、万が一焦がしてしまったとしても、簡単な手入れで元の状態に戻るため、油汚れで苦しんでいるお母さんたちは非常に重宝します。
さらに、鉄フライパンのもう一つのデメリットである重さも考慮し、極力軽く仕上げ、扱い安さを追求しているので、非常におすすめ。
評判のいいレビュー
- テフロン加工のフライパンとは異なり、酔った勢いでいい加減に調理してしまうと、もろに味に影響が出ますが、ちゃんと扱えば美味しく調理可能。
- 『本当に鉄フライパン?』と疑いたくなるくらい、非常に軽くて扱いやすいため、手入れも簡単で非常に楽。これなら長く愛用できますよ。
- 使用後、油を塗らなくても錆びることはないし、お手入れ簡単です。予熱をしっかりすれば焦げることもありません。
- リバーライトの鉄フライパンは、水を流しながらたわしでシャカシャカ洗うだけで、落としにくい肉の油が簡単に落とせて、後片付けも楽ちんです。
以上が、『リバーライト 鉄 炒め鍋 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製』の評判のいいレビューです。
レビューを見てもらえば分かる通り、手入れが簡単で扱いやすいという人が結構多く見られました。
一部では、簡単に水で流し洗いするだけで、こびりついた肉の脂を簡単に落とせるタイプのフライパンも増えてきました。
しかし、鉄フライパン限定だと、まだまだその数は少ないのが現状…
『リバーライト 鉄 炒め鍋 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製』は、とにかく手入れの歯やすさに力を入れて作られています。
そのため、頑固な油汚れも非常に落としやすく、手入れが楽なのです。
また、軽く持ち運びが楽なのも大きなポイント!
鉄フライパンのデメリットとされている部分を十分に強化しているからこそ、使いやすく美味しい料理が作れると好評なのです。
もちろん、他の鉄フライパン同様、油ならしや空焼きは、サビ・焦げ防止の為にした方が良いです。
しかし、一部の人は、そこまでやらなくてもあまりサビはつかないし、焦げも少なく使い勝手が良いとコメントされています。
そのことを踏まえても、『リバーライト 鉄 炒め鍋 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製』は、何かと手入れが面倒という方におすすめな鉄フライパンと言えますね。
なお、価格は、6480円なので、決して高い買い物ではありません。
鉄フライパンは、大事に使えば100年後も使えると言われる寿命の長いフライパンです。
日頃の手入れを簡単にして、料理を楽しく作りたいとお考えなら、ぜひ『リバーライト 鉄 炒め鍋 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製』をお試しください。
実用性やデザイン性にこだわりたい人向けのおすすめ鉄フライパン
手軽に簡単に扱いたい人、見栄え良く料理を振る舞いたい人もいれば、当然、実用性やデザインに拘り、楽しく料理を作りたい人もいます。
では、そんな人向けの鉄フライパンをご紹介していきますね。
柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付き
フライパンメーカーの中でも、実用性が高く、とにかくユニークなデザインを盛り込んでくるメーカーとして人気が高い柳宗理のフライパン。
百貨店でも特設コーナーが設けられるほどの大人気ブランドです。
柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付きのおすすめポイント
『柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付き』のおすすめポイントは、なんといっても、ユーザーに優しいデザイン性にあります
通常、フライパンって、円形状の形をしていますよね。
そのため、せっかく美味しい料理を作っても盛り付けが大変だったりすることもしばしばあります。
ところが、『柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付き』は、左右に注ぎ口が付いたデザインになっているので、盛り付けが楽ちん。
野菜炒めした時に出てしまう余分な水分を切り、盛りつけしたら、ベチャベチャせずに美味しく食べられ、評判も上がります。
また注ぎ口といっても、なめらかな角度が付いているだけなので、盛り付けの際に溢れること無く、そのまま滑らすように移せるのもポイント!
このように、ユーザーが便利に使え、楽しく料理を作れるように、実用性・デザイン性にこだわり作られた鉄フライパン…
だから、『柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付き』は人気も高くおすすめなのです。
評判のいいレビュー
- フライパンの形が、お湯を捨てるときや、お皿に盛るときに便利で、左右にくの字の注ぎ口が付いていて左利きでも使いやすく非常に嬉しい。
- フッ素加工の物とは全然違って熱の通りが早く、美味しそうな焼き色がすぐにつきます。汚れたらゴシゴシ洗えるのも魅力です。
- 不思議な形状をしていますが、調理や盛り付けに便利で、洗うときにも非常に洗いやすく、ユーザーのことを考えた鉄フライパンです。
- ちょっと深めなので汁が多いものも作れ、注ぎ口つきなのでお皿に簡単に移せるところが便利です。さすが柳宗理だなと感心しています。
以上が、『柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付き』の評判のいいレビューです。
『柳宗理 鉄フライパン ファイバーライン加工 25cm フタ付き』の独特のデザインは、確かに一見奇抜にも見えます。
しかし、フライパンの左右を『く』の字に歪めた注ぎ口を作ったことで、利き手に関係なく使いやすくなったことは非常に嬉しいことですよね。
どんなに焦げにくく、軽いフライパンだったとしても、実用性が乏しいと、使っていて不便なことも多く、ストレスは溜まりやすい…
そのことを、何よりも考慮されている鉄フライパンが、『柳宗理 鉄フライパン 【ファイバーライン加工】 25cm フタ付き』なのです。
なお、価格は、4800円とかなり格安。
これなら十分手が届きますし、非常におすすめ。
実用性・デザイン性重視で鉄フライパン購入を考えている方は、『柳宗理 鉄フライパン 【ファイバーライン加工】 25cm フタ付き』を試してみてください。
自身の理想とするタイプに応じた鉄フライパンを選ぼう(小まとめ)
以上が、3つのタイプに応じた、おすすめの鉄フライパンです。
正直なところ、人が鉄フライパンに求めるメリットや機能性・実用性というのは、まさに千差万別で、挙げだしたらきりがありません。
ここでご紹介した鉄フライパン以外にも、個性の強いユニークなフライパンはまだまだたくさんあり、その1部をピックアップしてご紹介しました。
大事なのは、自身にとってどんなフライパンを求めているかということです。
そのことを忘れずに、目的に沿った鉄フライパンを選びましょう。
鉄フライパンのお洗い方、焦げがついた場合の落とし方・対処法
鉄フライパンを間違えて焦がしてしまったことありませんか?
ちょっと目を話しただけなのに、気がついたら、鉄フライパンを焦がしてしまい、洗うときに苦労したという経験は、誰しもあること…
ただ、闇雲に、ゴシゴシ洗っていてもなかなか汚れが落ちずストレスが溜まるだけです。
なので、改めて、鉄フライパンに焦げがついた時にどう対処すべきか、また普段からどのようにして洗うのがベストなのかご紹介していきます
基本的な鉄フライパンの洗い方
基本的には、鉄フライパンは、調理後にすぐたわしでゴシゴシ水洗いするだけでOKです。
調理後に時間をおかずに洗ったほうが、汚れはきれいに落ちますし、その方が手入れとしては簡単です。
ただ、調理後すぐに洗うのは、フライパンも熱いし面倒と感じている方も多いハズ。
ましてや、食後、お腹いっぱいの中すぐに洗うのは、もっと面倒ですよね。
そういったときは、お湯で洗うのが一番!
お湯で洗うといい理由
お湯で鉄フライパンを洗うと良いとされる理由は、肉・魚などの脂質(要は油類)を固まりにくくすするためです。
お湯で温め油成分を固まらなくしてしまえば、意外とあっさり油は落ちます。
もちろん、酷い焦げが出来ていたり、かなりの時間(半日以上とか…)放置していたら、また話は変わってきますが、早めに洗うのであれば問題なし!
鉄フライパンは、油でコーティングされた膜を落とさないためにも、洗剤で洗わないほうが良いとされています。
なので、基本、水(またはお湯)で洗うよう心がけましょう。
お湯で洗うと肌荒れして困るという人は?
毎日洗い物をしていると、お湯で洗っているせいか、.肌荒れしやすくなることもあります。
そういう人は、汚れのついた鉄フライパンに水を張り、沸騰するまで加熱し、触ってもやけどしない程度にしばらく冷ましてから洗いましょう。
ちょっと手間はかかりますが、これだけでも、フライパンに付着した油汚れを落としやすくすることが出来るので、一度試してみてくださいね。
洗浄後は空焼きで水分を飛ばそう
洗浄後は、布巾でサッと拭き水分を拭き取りますが、それだけでは、水分が拭き取りきれずにサビの原因となる場合があります。
なので、軽く鉄フライパンを空焼きし、水分を飛ばしてあげることも忘れないようにしましょう。
空焼きの方法
最初に中火で鉄フライパンに火をかけ、全体的に温めていきます。
鉄フライパンが多々待ってきたら強火にして、全体の色が薄く変色するまで空焼きしてください。
全体的に薄く変色してきたら火を止めて冷ましてあげます。
最後に、キッチンペーパーで念押しして、フライパンを拭き取ってあげれば完成。
特に大事なのは、鉄フライパンの水分を除去してあげることにあります。
近年は、空焼きの必要があまりないタイプの鉄フライパンも販売されていますし、長時間空焼きする必要がない場合もあります。
ただ、単純に水洗いして、軽く拭き取って終わりだと、水分が付着したままサビの原因になりかねません。
なので、簡単でも良いので空焼きし、鉄フライパンを乾かすところまでしっかり手入れしましょうね。
焦げがついたときの落とし方(対処法)
長く鉄フライパンを使っていると、時に酷い焦げを作ってしまうなんてこともありますよね。
では、そういうときはどのように対処すれば良いのでしょうか?
早速、焦げがついたときの落とし方(対処法)をご紹介しますね。
焦げがついたときはお湯につけるのが一番
先程もこびりついた汚れを落とす方法として、フライパンに水を張り加熱する方法をご紹介しましたが、まさにそれと同じ方法で焦げは取れます。
最初から熱湯をフライパンに注いでも構いませんし、水を張り火にかける方法でも構いませんが、とにかく、鉄フライパンをお湯に漬けてあげましょう。
そうすることで、焦げが浮いてきて取れやすくなります。
大体、焦げが浮いてきたと思ったところで、たわしでゴシゴシ洗ってあげてください。
特に洗剤を使わなくとも焦げも取れるので、ぜひ試してみてくださいね。
どうしても取れない焦げができた場合は?
お湯に漬けて焦げを浮かした上で汚れを落とそうとしても、なかなか落ちない頑固な焦げが出来てしまう場合も中にはあります。
そういったときは、重曹を使うと結構取れます。
まず、鉄フライパンに水を張り、そこに重曹を大さじ3~4杯入れます。
次に、鉄フライパンを10分程度火にかけ、後は火を止め数時間放置しましょう。
すると、焦げが浮いてきますので、後は鉄ヘラやたわしで焦げを削ぎ落としてあげるだけでOK。
鉄フライパンを火にかけるところまでは、汚れ落としの方法と同じで、違いは重曹を入れるか入れないかだけの話…
たったそれだけで、焦げが落ちるので、ぜひ試してみてくださいね。
おすすめのたわし
鉄フライパンの汚れ(特に焦げ、こびりついた汚れ)を取る際に使うと良い亀の子たわし。
その中でも特におすすめの亀の子たわしをご紹介します。
亀の子 掃除洗濯用たわし よりどころ ブラウン
『亀の子 掃除洗濯用たわし よりどころ ブラウン』は、亀の子たわしの中でも針金が外に出ないように作られ、鉄フライパンが傷つきにくいたわしです。
もちろん、傷つかないように作られているだけではなく、パームヤシを主原料として作られているたわしなので、点で汚れを捉え、落としやすい!
そのため100年以上も愛されたブランドとあって、他のブランドの亀の子たわしと異なり、非常に長持ちし使い勝手も最高!
評判のいいレビュー
- ほぼ毎日キッチンにて使用。くたびれず使えている。針金が見えていないことも色々にせず使えてとても良い。
- パームたわしでよくついている、丸い金具がないので、ストレスなく洗い物ができます。
以上が主な『亀の子 掃除洗濯用たわし よりどころ ブラウン』の評判のいいレビューです。
やはり、使い勝手の良さや長持ちしやすい質の高さを称賛しているユーザーが多く、トップブランドの亀の子たわしだけのことはありますね。
特に焦げやこびりついた汚れを落とすときは、ストレスが溜まりやすいだけに、少しでも使い勝手が良いたわしを使うのが一番!
『亀の子 掃除洗濯用たわし よりどころ ブラウン』は使い勝手もよく、簡単にくたびれないので、ストレスはたまりません。
価格も、432円なら、それほど高くはありませんし、一度試して観る価値はありますよ。
鉄フライパンに付いた頑固な汚れや焦げにストレスを抱えいる人は、一度、『亀の子 掃除洗濯用たわし よりどころ ブラウン』を試してみて下さい。
使い始めにしておきたい手入れとは?
鉄フライパンを購入し、初めて使う時、そのまま使うのではなく、いろいろ手入れした上で使ったほうが、使い勝手が数段良くなります。
では、使い始めにしておきたい手入れを2つご紹介しておきます。
空焼き
空焼きとは、鉄フライパンに付着した水分を飛ばし、サビがつかないように防止するために行う準備作業です。
空焼きのやり方
手順としては、キッチンペーパーでフライパンを拭き、出来る限り水分を拭った状態で加熱。
全体的に、表面が乾き、薄く色が変色するまで加熱した上で、一旦火をとめ触ってもやけどしない程度の熱さになるまでしばらく放置し冷まします。
最後に、布巾(または、キッチンペーパー)で軽く拭き取り完了。
それほど大きな手間ひまがかかるわけではないとしても、鉄フライパンによっては2時間くらいかかってしまうものも…
そのため面倒と敬遠する人が多いですが、近年の鉄フライパンは、空焼きする時間も短く済むタイプのものが多く出回っています。
なので、あまり難しく考えず、サビ防止のために空焼きするものと、頭の片隅に入れて、初めて使うときは、特に忘れずに行いましょう。
油ならし
油ならしとは使い始めの鉄フライパンに軽く油をなじませ、焦げ付きを防止する準備作業を油ならしといいます。
まずフライパンを火にかけよく温め、食用油を全体に軽く塗り2~3分そのまま加熱し続けます。
油が馴染みだしたら火を止めキッチンペーパーで軽く拭き取り完了。
中華料理店での油ならしとの違い
ちなみに、中華料理店では、お玉いっぱいの油をとり鉄フライパンに引き2~3分加熱後、油用のポットに油を戻し、キッチンペーパーで拭き取り完了。
単純に、油を軽く引くだけにするか、大雑把にお玉一杯分引いて温めてからまた戻すという手順を加えるかの違いでしかありません。
ただし、厳密には、このやり方は油返しと良い、一般的な油ならしとはまた少し違うのも事実。
まぁ、難しく考えること無く、全体的に油が馴染めばいいだけで、全体的に馴染むのであれば油の量は関係ありません。
なので、どちらのやり方でも構わないので、簡単なやり方で、油ならしをしておくことだけ忘れないようにしましょう。
クズ野菜を炒めるとより油が馴染む!
油ならしの手順としては、先程ご紹介した通りですが、なお油が馴染みやすくなるための裏技として、クズ野菜を炒めることをおすすめします。
クズ野菜を炒めることで、鉄分が少し溶け込み鉄臭さを取り除いてくれる効果も得られ、非常に油が馴染みやすくなります。
キャベツの芯や人参のヘタなどのクズ野菜があれば一緒に炒めてしまいましょう。
空焼き・油ならしは、特に、鉄フライパンを購入後初めて使う時に、ぜひ行いたい準備作業の一つです。
空焼き・油ならしをやっておくだけで、サビや焦げ付きを防止してくれるので、面倒ではありますが忘れずに行うよう心がけてくださいね。
よくある質問、疑問
最後に、鉄フライパン選び・使い方・手入れ方において、よくある質問・疑問をまとめておきましたので参考にしてみてください。
質問1:サビが付いてしまった場合の対応はどうしたら良いですか?
普段から手入れはしていますが、それでも、鉄フライパンにサビが付着してしまいました、どうすればサビを落とせますか?
答え
使い始めの頃はまだしも、長年使っていると、ちょっとしたことでサビが付いてしまうことも出てきます。
もし、サビが付いてしまった場合は、錆びた部分に食器用クレンザーを塗り、金属タワシでゴシゴシ磨いて水洗いします。
その後、しっかりフライパンを乾かせば、サビは落とせます。
今後のサビ・焦げ付き防止の為に、空焼き・油ならしも行おう!
ただ、金属タワシ(または亀の子たわし)で、あまりゴシゴシ強くこすってしまうと、折角コーティングされた油膜までも取れてしまいかねません。
なので、サビを落とした後は、空焼き・油ならしを行い、元の状態に戻してあげましょう。
多少手間はかかりますが、たとえサビが付いても問題なく落とせますよ。
質問2:焦げ付き防止の為に油ならしをする理由は?
フライパンを使い始める前に、焦げ付き防止策として、油ならしが必要とよく言われていますが、何故油ならしをしたら焦げ付きが防げるのですか?
答え
そもそも、鉄は水と相性が良く、鉄フライパンの表面に空気に含まれる水分が付着(これを吸着水といいます)しやすくなります。
また、卵のようにタンパク質を含む素材を調理すると、溶け出したタンパク質がノリの役割を果たし、フライパンにくっつき焦げの原因となってしまいます。
そこで、水と相性の悪い油を、フライパンの表面にコーティングしておく必要があります。
これを油ならしといい、油ならしを前もって行うことで、食材を常に滑りやすくし、変にフライパンに付着し焦げてしまうことを防止するというわけ。
大事なのは、油の膜を張るということだと覚えておきましょう。
質問3:鉄フライパンを使用することで気をつけることは?
鉄フライパンを使う上で、ここは気をつけたほうが良いというポイントがあれば教えてください。
答え
鉄フライパンは、アルミや銅と比較すると熱伝導率は低いです。
そのため、しっかり熱してから使わないと、うまく熱が伝わらず調理も時間がかかり、美味しい料理が出来づらくなります。
しかし、一度熱したら冷めにくく、美味しい調理が可能です。
なので、手入れも大事ですが、鉄フライパンを使う際には、しっかり熱することを心がけましょう。
質問4:鉄フライパンの購入を検討していますがIHは使えますか?
鉄フライパンを使うと料理が美味しく出来上がると聞き、購入を検討していますが、自宅のコンロは全てIHヒーターなのでガスは使えません。
鉄フライパンでIH対応のものはありますか?
答え
近年はIH対応の鉄フライパンも多数販売されているので、心配なく購入できますよ。
本記事でも、IH対応の鉄フライパンをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
質問5:調理した食材をそのまま鉄フライパンに入れたままにするとどうなる?
フライパンで調理した料理が食べきれず、一部残したまま放置しておくことがあるんですが、鉄フライパンでそれをやるとなにか支障は出ますか?
答え
結論からいうと、鉄フライパンは保温器具ではないので、調理した後は、別の容器に移して保存し、調理後に早めに洗わないと、支障が出てしまいます。
もちろん、1度2度くらいですぐ大きな支障が出るということはありません。
しかし、食品を入れたまま放置しておいたり、また、調理後の汚れを放置しておくと、食品に含まれる塩分や酸が腐食し鉄を溶かしてしまいます。
そのため、表面にデコボコができやすくなり、サビも引き起こしやすくなります。
なので、そのまま放置するのはあまり好ましくないと覚え、食事後一段落付いたら、すぐに鉄フライパンを洗うよう心がけましょう。
質問6:サイズはどれくらいのものを購入すればいいの?
今度結婚し、新居で暮らすことになりましたので、フライパンも新調しようかと考えています。
そこで、夫婦二人で生活する際に、鉄フライパンのサイズはどれくらいの大きさのものを購入すればいいでしょうか?
答え
基本的に、フライパンのサイズは、一人暮らし用だと20cm ~24cm、二人暮らし(もしくは家族3人)だと26cmが適応サイズと言われています。
なので、質問にあるように、これから夫婦で二人暮らしというのであれば、26cmサイズのもので十分です。
子供が生まれ新たに家族が増えるとしても、一気に2~3人増えるケースは、そんなに多くは無いはずです。
どうしても4人以上の大家族になる可能性を考えるなら、28cmサイズを検討すべきですが、あまりサイズが大きいと調理する時に重くなり大変です。
なので、まずは26cmサイズを検討してみることをおすすめします。
質問7:鉄フライパンの取っ手は、どんな素材のものが使いやすい?
鉄フライパンといってもたくさん種類があり、取っ手(ハンドル)一つとっても色んな素材のものがあり選ぶのに迷ってしまいます。
では、料理するのに使い勝手が良いのは、どんな素材の取っ手なのか教えてください。
答え
素材一つとってもその個性はまちまちであり、何を持って使い勝手が良いと判断するかで答えは変わってきます。
例えば、取っ手が熱くならずに持ちやすいものをお求めなら、木製・プラスチックの取っ手が付いているものを選ぶと使い勝手は良くなります。
ただし、金属とは違い、木製・プラスチックの取っ手は、強度が弱く劣化しやすいのが難点です。
その点、金属製の取っ手は、握り感(持ち安さ)では劣りますし、何よりも熱くなりやすいのは難点ですが、その分耐久度は高いです。
どちらを重視するかで、自ずと答えは変わってきますので、それぞれの特質を考えた上で、選ぶようにしましょう。
鉄フライパンは使い方さえ分かれば非常に便利な調理器具(まとめ)
一般的に、油ならしや空焼きなどの手間がかかるため、鉄フライパンは敬遠されがちですが、使い方さえ分かれば非常に便利な調理器具です。
よほどの汚れや焦げがつかない限り、わざわざ洗剤を使ってゴシゴシ洗う必要もありませんし、手入れさえ怠らなければ、非常に焦げにくいのが特徴。
もちろん、重いことや、手入れに手間隙かかるというデメリットもありますが、近年は、これらのデメリットを極力軽減したものが多く販売されています。
本記事でもその点に注目しながら、タイプ別の使い勝手の良い鉄フライパンや、手入れ方法・使い方、よくある質問・疑問をまとめました。
ぜひひとつの参考に、自身に見合った鉄フライパンを選んでくださいね。
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