ラム酒のカクテルが今人気になっているのをご存知ですか?
ラム酒ベースのカクテルはバーでも居酒屋でも出されています。好みでよく飲んでいる人もいるかもしれません。
意外に簡単に作れるものもあるので、おしゃれに家でカクテルを楽しむこともできますよ。自分で作ると好みの味に仕上げることもできますし、何より安く済むためコスパがいいです。
ラム酒を使った有名なカクテルから、家での作り方までご紹介します。
目次
ラム酒ベースのカクテルの種類
ラム酒は香りが豊かで飲みやすいことでも人気ですが、いろいろなカクテルベースになっていて人気が高いのです。
まずは、代表的な美味しいラム酒ベースのカクテルをご紹介します。
有名なラム酒のカクテル
- ダイキリ(フローズン)
- XYZ(エックス・ワイ・ジィ)
- バカルディ
- モヒート
- ラムトニック
- キューバリブレ(ラムコーク)
- マイタイ
- ブルーハワイ
- ピニャ・コラーダ
- ジャックター
ぜひバーに行った時に注文してみましょう。
ダイキリ(フローズン)
ダイキリは「ラムベースカクテルの王道」と言われています。
ホワイトラムとレモンジュース、シロップでできています。レモンの酸味が効いていますが、少し甘みが感じられる、バランスの良いカクテルです。
また、ダイキリを氷と一緒にフローズンにすることで、シャーベット状になっている「フローズン・ダイキリ」も人気です。ダイキリに比べて、アルコール度数が低くなるので、お酒に強くなくても、美味しく楽しめます。
XYZ(エックス・ワイ・ジィ)
XYZ(エックス・ワイ・ジィ)はカクテルの黄金レシピによって作られているカクテル。
ホワイトラム、ホワイトキュラソー、レモンジュースでできています。ラムがジンに代わると、「ホワイトレディ」に、テキーラだと「マルガリータ」になります。
ダイキリに似たような味とは言われますが、甘酸っぱさがある飲みやすいカクテルです。「これ以上のものはない」という意味が込められた名前です。
バカルディ
バカルディは、ホワイトラム、レモンジュース、グレナデンシロップ(ザクロシロップ)でできています。甘い風味があり、飲みやすさもあるカクテルです。バカルディというのは、ラム酒の有名な銘柄。
「バカルディのラムを使わないと法律違反」と言われるくらいです。
このカクテルには、バカルディのホワイトラムを使っている方が美味しいでしょう。
モヒート
ここ数年で有名になっているモヒート。
これもラムベースのカクテルです。
清涼感が抜群のカクテルで夏に一杯のみたいですね。ホワイトラム、ライム、ソーダ、シロップでできていて、ミントの葉もたっぷりと入っています。
ヘルシーさや飲みやすさから女性にも人気になっています。
ラムトニック
ラムトニックはホワイトラムとトニックウォーターでできているので、甘くないカクテル。
すっきりとしたカクテルを飲みたい時には良いでしょう。ライムやレモンを絞っても美味しく飲めます。
キューバリブレ(ラムコーク)
キューバリブレは、1902年にキューバ独立戦争の時に生まれました。
もともとキューバで人気だったゴールドラムとコカ・コーラを掛け合わせてできたもの。ゴールドラムとコーラ、ライムジュースでできています。
ラムのカクテルの中でも不動の人気があります。「キューバの自由」という意味があります。「ラムコーク」とも言われますが、ライムのありなしの違いで、明確な違いはあまりありません。
マイタイ
マイタイはトロピカルなカクテル。
ホワイトラム、ダークラム、オレンジキュラソー、パイナップルジュース、オレンジジュース、レモンジュース、が入っています。
パイナップルやオレンジでデコレーションすることが多く、ダークラムを最後に注いで完成します。見た目も華やかで美しいカクテルです。
ブルーハワイ
ブルーハワイはブルーが爽やかな美しいカクテル。
ホワイトラム、ブルーキュラソー、パイナップルジュース、レモンジュースが入っています。
酸味が効いていますが、トロピカルな雰囲気で、南国ハワイの海を連想させてくれます。
ピニャ・コラーダ
ピニャ・コラーダはホワイトラム、ココナッツミルク、パイナップルジュースでできています。
スペイン語で「パイナップル畑」の意味を持っています。トロピカルなカクテルですが、デザートとして楽しめます。
ジャックター
ジャックターは、151プルーフラムを使った、アルコール度数の高いカクテルです。
151プルーフラムのアルコール度数はなんと75.5度。
しかし、サザン・カンフォートというオレンジやピーチがベースになっているリキュールとライムジュースで割ることで、飲みやすくなるのです。人気のカクテルですが、飲み過ぎに注意が必要です。
家でも簡単に作れるラム酒のカクテルの作り方
ラム酒を使ったカクテルは、家でも材料が手に入りやすく、簡単に作れるものがあります。
家で飲むとまた違った味わいや好みの味を探せますので楽しむことができますよ。
キューバリブレ(ラムコーク)
材料
- ホワイト・ラム・・・45ml
- コーラ・・・適量
- ライム・・・ 10ml
ラムとコーラの割合は、好みで大丈夫です。
ライムをグラスの上で1/2個しぼり、氷を入れて、ラムとコーラを注ぎます。ラムとコーラが1:3ぐらいの割合が目安です。
もともとはゴールドラムですが、ホワイトラムでも美味しく飲めます。
ライムはライムジュースを使ってもよいですし、ライムを入れなくてもラムコークとして飲めます。
ひとすくいのアイスクリームを入れると、「キューバフロート」と言われるカクテルになり、美味しいアレンジとして楽しめます。
ラムジンジャー
材料
- ダークラム・・・適量
- ジンジャーエール・・・適量
濃厚な風味のダークラムをジンジャエールで割ることで、爽やかに飲むことができるカクテルです。
ダークラムとジンジャエールを1:2くらいの割合で割るだけです。濃さは好みで変えてみましょう。
ジンジャエールは甘口でも辛口でもどちらでも美味しく飲めます。身体が温まる感じがするカクテルです。
ダークラムは、「マイヤーズ ラム オリジナルダーク」「バカルディ エイト」「ロンサカパ センテナリオ」あたりが有名です。
ラムトニック
材料
- ホワイトラム・・・45 ml
- トニックウォーター・・・適量
- レモンかライム
ラムトニックはホワイトラムとトニックウォーターを混ぜるだけ。濃さは好みで決めましょう。
レモンかライムを搾って入れると、さらに爽やかで美味しいカクテルになります。
レモンジュースを使っても良いですよ。
モヒート
材料
- ライム・・・1/2個
- 角砂糖やシロップ・・・1,2個
- ラム・・・50ml
- 炭酸水・・・30ml
- ミント・・・葉を12枚程度
人気のモヒートもフレッシュなミントがあれば、簡単に自宅で作ることができます。
ライムとミント、シロップをグラスに入れます。少しミントを潰して氷を入れます。そして、ホワイトラム30mlをいれたら、ソーダを入れて軽く混ぜましょう。
爽やかな気分になりたい時や暑い夏にピッタリのカクテルです。
ラム・オレンジ
材料
- ホワイトラム・・・40ml
- 100%オレンジジュース・・・80~100ml
ラムオレンジは、飲みやすくて爽やかなカクテル。
定番カクテルである「スクリュードライバー」のベースをウォッカからラムに替えたものです。カリブ海発祥のラムにちなんで、「キューバンスクリュー」とも言われています。
氷を入れたグラスに、ホワイトラムを40mlくらい入れます。そして100%オレンジジュースを80~100ml入れて混ぜるだけです。
オレンジからほんのりラムの香りがする、美味しいカクテルです。
カットしたオレンジを入れてもGOOD。
カクテルベースで人気のおすすめのラム酒
カクテルに使われるラムは、ホワイトラムやライトラムがほとんどです。カクテルベースとしておすすめのラム酒をご紹介します。
バカルディ スペリオール
ホワイトラムの定番といえば、バカルディのスペリオールです。
どこのバーに行っても必ずあるはずです。カクテルの「バカルディ」を作るためにも欠かせません。甘すぎず、豊かな香りがあり人気です。
ラム酒ベースのカクテルを作るのであれば、バカルディスペリオールを選べば失敗はないでしょう。
マイヤーズ プラチナホワイト
マイヤーズはダークラムが有名なジャマイカのラム酒。
しかし、ホワイトラムも優しい香りと味が見事です。
ワンランク上のホワイトラムで、華やかな香りがどんなリキュールやジュースと混ぜても豊かに広がります。
ロンリコ ホワイト
ロンリコは、カリブを代表するラム酒メーカー。
ロンリコホワイトは、優しい飲み口のホワイトラムが多い中で、比較的ドライで力強い味が魅力的です。
炭酸で割るカクテルにおすすめです。
ラム酒を使ったカクテルを楽しもう
ラム酒がベースになっているカクテルの中で飲んだことがあるもの、気になるものがあったでしょうか?カリブ海が発祥のカクテルなので、トロピカルなカクテルが多くありますよね。
爽やかに飲めるものから、すっきりと飲めるものまでアレンジによっていろんな楽しみ方ができそうです。
家でも簡単に手に入る材料とホワイトラムを混ぜるだけで、美味しいカクテルができあがります。ラムの香りがするだけで、なんだかおしゃれで、南国の雰囲気が味わえますね。ラム酒ベースのカクテルを楽しんでみて下さいね。