モヒートやダイキリなどのカクテルでも人気のラム酒。
ラム酒を使った有名なカクテルから家で簡単に作れるカクテルまでそのままロックで味わうのも、豊かな香りと味わいが魅力的です。そのラム酒にはどのようなおつまみが合うのでしょうか?
ラム酒をより美味しく味わうために試してほしいおつまみについてご紹介します。
目次
ラム酒ってどういうお酒?
ラム酒はサトウキビが原料の蒸留酒です。
コロンブスのアメリカ大陸発見以降に、カリブ海でサトウキビが生産されるようになったのが始まりと言われています。海賊や船乗りなどに親しまれていた海の男との関わりが強いお酒です。
ラム酒は独特な甘い香りと味わいがあることで知られています。種類によっても味や香り、色などにも違いがあります。
カクテルなどに良く使われる香りや風味が柔らかく飲みやすいのがホワイトラムです。深い味わいや濃厚な香りのものがダークラム。その中間がゴールドラムと言われています。
甘い香りがして飲みやすいイメージもありますが、アルコール度数は40~50%程度と高めなので飲み過ぎには注意が必要です。中には75%もあるものもあるのです。
ラム酒はバーで飲むことが多かったのですが、最近は手に入りやすくなり、家でもラム酒を楽しむ人が増えてきています。
【まとめ】ラム酒とは、どんなお酒?ラム酒の特徴を知り、語れるようになろうラム酒に合う甘いおつまみ
ラム酒は何と言っても甘くて柔らかい香りや飲み心地が特徴的です。甘いのに、甘いおつまみ?と思うかもしれませんが意外に相性が良いのです。
チョコレート
ブランデーやウイスキーとチョコレートが合うように、濃厚なラム酒にもチョコレートはとても合います。
特に長期間熟成された「ダークラム」と一緒に飲むのがおすすめです。豊かな香りとチョコレートのカカオの風味が良く似ているのです。
ダークラムには苦みの強い「ダークチョコ」がおすすめ。ホワイトラムのように香りや味が軽めのラム酒には少し甘めのミルクチョコでもバランスが取れて良いでしょう。
和風のお菓子
南国のイメージが強いラム酒ですが、意外にも和風のお菓子にも合うのです。
それはラム酒の原料がサトウキビだから。同じ原料である黒糖を使った和風のお菓子との相性も良いのです。黒蜜のあんみつや信玄餅などとの相性も良いですよ。
ドライフルーツ
ラムレーズンがあるように、ドライフルーツとラム酒との相性は抜群です。マンゴーやパイナップル、レーズンなど、どんなドライフルーツでもラム酒のおつまみにはピッタリです。
中でも酸味のあるクランベリーやイチゴなどのベリー系のドライフルーツがおすすめ。酸味と甘い香りのラム酒が絶妙なバランスとなり口の中での味わいが楽しめます。
アイスクリーム
おつまみとしてではないかもしれませんが、アイスクリームとラム酒との組み合わせも美味しく食べられます。バニラアイスクリームにかけると、ラム酒とバニラの甘い香りが品の良い香りとなって、一気に大人の味になりますよ。
ラム酒の代表的なカクテルである「ラムコーク」の上にもバニラアイスクリームを乗せることもあります。デザートのような感覚で女性にも喜ばれます。
ラム酒にあう塩気のあるおつまみ
ラム酒は独特の甘い味わいなので、しょっぱい塩気のあるおつまみはとてもお酒がすすむでしょう。
特におすすめのおつまみを紹介します。
ナッツ
小分け4種 ミックスナッツ 1.05kg (35gx30袋) 箱入り 産地直輸入 無塩 無添加 食物油不使用 (生くるみ33% ...
お酒のおつまみとして定番のナッツ。
ラム酒にもナッツはぴったりです。甘めの味わいのラム酒とナッツの適度な塩気が丁度良いのです。アーモンドやカシューナッツ、ピーナッツなどとの相性が良いでしょう。がっつりとした食べ応えのあるジャイアントコーンもおすすめです。
チーズ
チーズはワインのおつまみとしても人気ですが、ラム酒にもよく合います。
塩気があって旨みやコクのあるチーズは、甘みのある濃厚なラム酒との相性も良いのです。
味の濃いめなチェダーチーズでも合いますし、クリームチーズだとデザートのような感覚で楽しめるでしょう。
ハムやソーセージ
ラム酒は香りが強く、味も甘みがあるので塩気が強く、香辛料も使われているハムやソーセージと一緒に食べられることも多いのです。
映画やテレビで、船の上の海賊の人達がお酒を飲んでいるシーンで、大きなハムや骨付きのソーセージを持っているのを見たことがありませんか?
味の濃いハムやソーセージで、甘みのあるラム酒をすっきりと飲むことができるのです。ビーフジャーキーも同じようにラム酒と合います。
ラム酒に合う料理
ラム酒に合うおつまみを上げましたが、料理と一緒に楽しむということもできるお酒です。ラム酒と合う料理もご紹介します。
ラテン料理
ラム酒は中央アメリカで多く作られ、良く飲まれているのでラテン系の料理が良く合います。
ラテン料理と言われてもなじみがないかもしれません。サルサソースが使われた、「タコス」や「ナチョス」などは出してくれるお店もありますよ。
最近はカルディコーヒーのような輸入食品を扱うショップで、サルサソースやトルティーヤチップスが売られているので、家でも手軽に楽しむことができます。
肉料理
ラム酒は肉料理との相性が良いと言われています。特に濃いめに味付けをされている肉料理と一緒に食べると、口の中がさっぱりとして美味しく食べることができます。
フライドチキンのような脂っこいものやラム肉のようにクセの強い肉でも合います。
逆にさっぱりとした味付けのものだと、ラム酒の強い香りに負けてしまうことがあります。和食のような繊細な肉料理には合わないでしょう。
ラム酒と葉巻が合う
食べるおつまみではありませんが、ラム酒との相性を言えば葉巻は切り離せないと言われています。
キューバのように葉巻の産地とラム酒の産地は近いので、昔から良くラム酒を飲む時に葉巻が楽しまれていました。
葉巻の香りと甘いラム酒の香りは、大人の香り。葉巻を日常的に吸う人はあまりいないかもしれませんが、葉巻を置いているバーもあります。ラム酒通になってくると試してみると良いおつまみです。
ラム酒と一緒に飲むチェイサー
ラム酒の飲み方の定番であるストレート。
ラム酒本来の独特の香りや風味を味わえるのでおすすめの飲み方です。そこでおつまみではありませんが、一緒に飲んで欲しいのがチェイサー(水)です。
アルコール度数の高いお酒を飲む時に、口直しや休憩のために飲まれるのがチェイサー。チェイサーは必ずしも水ではなく、ジュースやビールということもあるのですが、一般的には日本では水になります。
ラム酒はついつい飲み過ぎてしまいそうにもなってしまいますので、少しずつ薄めながら飲むことで、身体への負担を防いで悪酔いや二日酔いの予防にもなります。
これがラム酒の美味しい飲み方だ!ラム酒を美味しく飲むためのコツラム酒とおつまみで太る?
お酒を飲む時やおつまみを食べる時に気になってしまうのが、「太ってしまいそう」ということ。ラム酒は甘い香りで味も濃厚なので、太りやすそうな気がしてしまいます。
カロリーは100ml当たりでみるとラム酒は240kcalです。ビールの40kcal、日本酒の110kalと比べると大変高くなります。
しかし、ラム酒は「蒸留酒」なので、成分や不純物が少ないですし、糖質も含んでいません。栄養素を含まないカロリーなので、身体に残らず太りにくいお酒と言われています。
逆にビールや日本酒などの醸造酒の方が、カロリーは低くても糖質を多く含んでいるので、太りやすいのです。
太ることが気になるという人は甘いカクテルは避けて、ロックやストレート、水割りやソーダ割りにすると良いでしょう。そして、おつまみはナッツやドライフルーツを少量にするようにしましょう。
ラム酒に合うおつまみでラム酒を楽しもう
ラム酒は独特の香りや味わいが特徴的なお酒ですが、意外にもいろいろな食べ物と合うお酒なのです。チョコレートのような甘いお菓子から、ハムやチーズのような塩気の強い食べ物まで幅広いのです。
料理だとあっさりした和食とは合いそうにないですが、がっつりと味の濃い肉料理などにはピッタリなのです。
ラム酒は蒸留酒なので糖質を含まず太りにくいお酒。おつまみを少量にすれば、太ることを気にする人にもおすすめです。好みのおつまみをチョイスして楽しんで下さいね。