鳥井商店(寿屋洋酒店)を創業した、サントリーのマスターブレンダー・鳥井信治郎氏が開発したウイスキー『サントリーローヤル』。
まさに、サントリーの歴史とともに歩んできた至極のウイスキーです。
サントリーローヤルのキャッチコピーにもある『時をまとい、また艶めく』とは一体どういうものなのか。
コアなファンほど、その意味を含め、鳥井信治郎氏が作った最高傑作『サントリーローヤル』の全貌が気になるはず…
そこで、本記事では、サントリーローヤルの主な3つの特徴、ラインナップの数々、美味しい飲み方、より楽しむための情報・雑学を紹介。
ぜひ、サントリーローヤルを楽しむ参考としてみてくださいね。
目次
ローヤルウイスキーが選ばれる3つの特徴
サントリーの生みの親で、鳥井商店(後の寿屋洋酒店)の創業者でもある、鳥井信治郎氏が、これまでの最高傑作として作り上げたサントリーローヤル。
このローヤルウイスキー(サントリーローヤル)は、鳥井信治郎氏が、これまで培った経験・技術を駆使して作り上げた遺作となるウイスキー。
それだけに、ブランド力も高く、ウイスキーファンに人気の高い品種の一つでもあります。
では、ローヤルウイスキーが選ばれる3つの特徴をご紹介していきます。
1.独特のフォルムをかたどった瓶が魅力的
まず、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)を語っていく上で、あの独特の瓶のフォルムを無視することはできません。
鳥井信治郎氏の遺作で、あの瓶のフォルムを愛し、ローヤルウイスキーを愛するという人も実に多いです。
そもそも、ローヤルウイスキーの瓶は、鳥井信治郎氏の名字にもある鳥になぞらえています。
『酒』という漢字の右側は『酉(とり)』という字があしらわれていますよね。
ローヤルウイスキーは、この『酉(とり)』の字をモデルとした瓶の形状にしているのです。
また、あの独特の栓の形状も、山崎蒸溜所の近くには鳥居をモチーフにしたもの…
つまり、ローヤルウイスキーは、鳥井信治郎氏が作り上げた最高傑作であり、お酒のルーツとも言うべき歴史あるウイスキーとして販売されたのです。
もちろん、鳥井商店時代からの60年の記念として作られたウイスキーという意味合いもあります。
ただ、いずれにしても歴史を感じさせてくれるウイスキーですね。
ちなみに、現在は、スリムボトルや曲線を描いたニューボトルも誕生していますが、やはり、コアなウイスキーファンは初代のボトルがお気に入り…
そういった部分を捉えても、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)は、歴史を体感する至極のウイスキーとして人気が高いのです。
2.『時をまとい、また艶めく』を五感で体感できるウイスキー
冒頭でもお伝えしたとおり、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)には、『時をまとい、また艶めく』というキャッチコピーがあります。
正直、ウイスキーを知らない人にとっては、なんのことやらさっぱり意味不明ですよね。
時をまとうなんて想像もできないことですし、それが艶めくと言われても、目に見えないものをどうやって艶めかせるのか…
全く謎と言われても仕方のないキャッチコピーです。
ただ、先程ご紹介したボトルの形状も合わせ、サントリーローヤルは、まさに歴史(時代)をまとった至極のウイスキーに違いありません。
それは、目でボトルの形状の変化を楽しむことができれば、また初代のボトルを通じて、創業者・鳥井信治郎氏のウイスキーへの想いを汲み取ることも…
また、目だけでなく、鼻や舌で、ウイスキーの歴史を堪能することができるのも魅力的。
クセそのものは無く、はちみつやバニラのような甘く優しい香りが漂い、それでいてスパイシーな香りが後からやってくる…
とはいえ、余韻そのものは甘さが勝ち、コアなウイスキーファンには、少し物足りなさも感じてしまいます。
それもそのはず…
飲みやすさを追求した、歴史的ローヤルウイスキー
元々、ジャパニーズウイスキーは、スモーキーフレーバーが特徴とされていた『スコティッシュウイスキー』をモデルにしていました。
しかし、評判は悪く、売れ行きが芳しくなかったため、鳥井信治郎氏は、誰にでも飲みやすいブレンデッドウイスキーを追求したのです。
ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏と決別したのもそれが理由。
だから、余市ウイスキーとは大きく異なり、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)は、飲みやすさ重視のウイスキーといえます。
そして、その飲みやすさが、サントリーウイスキーのルーツでもあり、まさに五感で時代(歴史)を感じさせてくれるというわけ。
もちろん、色味(ほのかに茜がかった黄金色)が艶めき、キャッチフレーズにある『時をまとい、また艶めく』を体現しています。
歴史を感じるからこそのローヤルウイスキーの特徴
サントリーローヤルとは、単純にお酒を楽しむというよりは、時代(歴史)を堪能するウイスキー。
だからこそ、コアなウイスキーファンが、少し物足りなさを感じながらも、高く支持し人気を得てきたわけです。
歴史を体感するのは最高のスパイス
少し話がずれますが、現在放送中の朝ドラ『まんぷく』で取り扱われている、インスタントラーメンづくりに、私は非常に興味をそそられます。
今も、インスタントラーメンにはお世話になっていますし、どうやって開発されたのか、そのルーツを知りたいと思うのは自然なことです。
きっと、多くの人が、どんなふうにインスタントラーメンが出来上がっていくのか、その過程を楽しみながら朝ドラ『まんぷく』を見ているはず…
それは、ウイスキーも同じです。
実際に、朝ドラ『マッサン』でもその過程・歴史は映されていましたよね。
もちろん、モデルにしているだけなので名前は変えていますが、間違いなくドラマで描いた二人は、鳥井信治郎氏・竹鶴政孝氏がモデル。
鳥井信治郎氏・竹鶴政孝氏の二人がいなければ、ジャパニーズウイスキーは誕生していなかった…
サントリーローヤルは、そのことを、教えてくれるウイスキーであり、鳥井信治郎氏の遺作だからこそ、愛され続けているのです。
ぜひ、みなさんも、ジャパニーズウイスキーの歴史を、サントリーローヤルと共に味わってみてくださいね。
3.高級酒という印象の割にクセがなく飲みやすい
実は、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)は、販売当初、非常に値が高く付いてしまい、富裕層の贈答品にしか用いられませんでした。
庶民には手が出せず、高級品というイメージが付いてしまいましたが、クセは無く非常に飲みやすいウイスキーでもありました。
そして、時間の経過とともに値が下がり、庶民の手に入り始めると、多くの人たちから『飲みやすいウイスキー』として支持され始めます。
それも、クセも無く飲みやすく、また、安価で飲めるということを理由に、がぶ飲みし始める人が増え始めたのです。
もちろん、アルコール度数は、43度あるので、がぶ飲みはおすすめできません。
そもそも、サントリーローヤルはそんなお酒ではなく、時代を感じながら時間をかけて味わうお酒です。
ただ、がぶ飲みできるほどクセがなく飲みやすいという特徴は、若者たちにも受け入れられる大きな要因と言えますね。
以上が、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)が、今なお高く支持される3つの理由(特徴)です。
サントリーローヤルは、味を楽しむと言うよりも、『歴史を味わう』といった方が好ましいウイスキーです。
皆さんの中にも、生れてから現在までの時代は存在します。
ぜひ、その歴史とリンクさせながら、時間をかけて味わってみてくださいね。
ローヤルウイスキーの種類
ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)は、基本的に、鳥井商店時代からの60周年を記念して誕生したウイスキー。
そのためなのか、かつては、12年・15年という年代物が発売されていましたが、現在は、ノンエイジ1本化として発売されています。
とはいえ、初代とは別に、スリムボトルとして販売されたニューボトルは、ラインナップの一つに加えられているのも事実。
では、その2種類の違いはどこにあるのか、また、発売が終了した12年・15年にも触れながら、その特徴、定価・販売価格をご紹介していきますね。
サントリーローヤル(初代) 700ml
先程からご紹介している鳥井信治郎氏の遺作であり、鳥井商店60周年を記念して作られたローヤルウイスキーの初代が、サントリーローヤル。
色味もより茜がかった黄金色で、歴史を感じさせる作りとなっている印象が伺えます。
冒頭からお伝えしている通り、サントリーローヤルは、鳥井信治郎氏があらゆる経験/スキルを結集させて作り上げた、究極のブレンデッドウイスキー。
山崎パンチョン樽原酒、白州竹炭ろ過原酒をキーモルトとしながら、様々な原酒を絶妙にブレンドしています。
そのため、なめらかな口当たりで飲みやすく、若干スパイシーなところも残しつつ、甘く優しい香りやスッキリとした爽やかさも感じられる…
そんないろんな原酒のいいとこ取りしたウイスキーがサントリーローヤル初代の最大の特徴です。
また、鳥居氏が日本人の鼻・舌・目(五感)に合わせたジャパニーズウイスキーなので、実に親しみやすく、つい心がうっとりしてしまいます。
普通、ブレンドすると、お互いの魅力を消し合い、雑味が残ってしまうと思われがち…
それも一つの側面にあり、何もわからず下手にブレンドすると、どんどんおかしくなってしまうものです。
しかし、サントリーローヤルは、絶妙の黄金比を保ちつつ、それぞれの原酒のいいところだけを絶妙にブレンドしています。
まさに、ウイスキーの教科書的存在といっても過言ではありません。
日本人のために、絶妙な黄金比で配合した最高傑作のウイスキーが、サントリーローヤル。
そして、今のいろんな個性を持つウイスキーの原点ともいうべきウイスキーでもあり、まさに、『時をまとい、また艶めく』ウイスキーなのです。
だからこそ、歴史好きな人や、コアなウイスキーファンに非常におすすめ。
なお、サントリーローヤル700mlの定価は、3360円と比較的格安。
さらに、実際の平均販売価格は、約3050円と、定価よりも若干割安となっています。
価格的にも、庶民向けに安価で提供しやすい価格となっているだけに、ウイスキーデビューを果たす若者にもおすすめ。
ぜひ、皆さんの歴史とともに時間を感じながら、ゆっくり味わい楽しんでみてくださいね。
サントリーローヤル・スリムボトル 660ml
初代のサントリーローヤルが誕生してから30年、1990年にニューボトルとして誕生したのが、サントリーローヤル・スリムボトル。
見た目も、他のウイスキーに見られるノンエイジタイプに近い黄金色。
やはり、初代サントリーローヤルよりも若々しく飲みやすさを追求した様相が伺えますね。
若さの象徴は、何も見た目だけではありません。
ボトルを開けた時に香る、『ツン』としたアルコール独特の匂いも実に若々しいです。
もちろん、ただ若々しいだけでなく、アルコールの匂いを追い越すかのように甘く華やかな香りがすぐさま包み込み癒やしてくれます。
さらに、口当たりもなめらかでフルーティな甘さ・スキッとした爽快感が際立ち、スモーキーな部分は少し控えめ…
また若々しい印象の残るウイスキーだけに、ストレートで飲むよりもハイボールにして楽しむほうが、美味しく味わえます。
同じローヤルウイスキーでも、初代サントリーローヤルとは印象の異なるローヤルウイスキー。
みんなでワイワイウイスキーを楽しみたい方は、サントリーローヤル・スリムボトルをおすすめします。
なお、定価は660mlと若干容量が少なく2900円と格安で、実際の平均販売価格はさらにお安く、約2690円で手に入ります。
まさに、みんなでワイワイウイスキーを楽しむにはうってつけの価格となっているので、ぜひ、これはと思う方は、一度お試し下さい。
サントリーローヤルプレミアム12年 720ml
既に正規品としての発売が終了し、一部の通販サイトかオークションでしか手に入れられない希少なウイスキー『サントリーローヤルプレミアム12年』。
基本的にはサントリーローヤル(初代)に近いウイスキーと考えて構いません。
色味も、濃い琥珀色で、甘い果実の香りやまろやかな口当たりは、あまり初代と遜色ない魅力を感じます。
ただ、それ以上にスモーキーな香りが若干濃く、コアなウイスキーファンを唸らせてくれるので、初代では物足りない人には12年がおすすめ。
また、スッキリした味わいも12年は勝っているので、若い年代の人達には12年を一度味わうとクセになります。
とはいえ、既に販売終了していますし、サントリーローヤル(初代)やサントリーローヤル・スリムボトルと比較すると入手は困難。
元々の定価は3000円とかなり安めですが、やはり入手困難とあって、実際の平均販売価格は15000円と高騰。
ただし、一部の酒屋では定価で販売してくれるところもあり、探せば、安価で入手も可能です。
飲む機会が少ないだけに、もしチャンスがあれば、迷わず、サントリーローヤルプレミアム12年の味を体感してみてくださいね。
サントリーローヤル・ゴールドラベル15年 750ml
サントリーローヤルプレミアム12年同様、かつては販売されていたものの、既に姿を消している『サントリーローヤル・ゴールドラベル15年』。
15年もののサントリーローヤルは、多少風味が異なり、シェリーの香りが効いたフルーティな甘酸っぱさを感じさせてくれます。
重厚感というとまた意味合いが変わってきますが、少し落ち着いた安心・安定を感じることもでき、爽やかさとは別の味わいを楽しむことも可能。
軽さよりもどっしりと落ち着いた風味が癒やしてくれるので、ストレート・ロックで飲むと美味しくいただけますよ。
ただ、サントリーローヤル・ゴールドラベル15年も、既に販売は終了していて、入手するなら、一部通販サイトかオークションのみ…
もちろん、一部の酒屋で販売されているケースもありますが、それなりに探す必要があり、入手に苦労は要するでしょう。
ちなみに気になる価格ですが、定価が5400円に対し、実際の販売価格は22000円とかなり高騰しています。
なので、もし飲む機会があれば、迷わず、サントリーローヤル・ゴールドラベル15年の世界観を存分に味わってみてくださいね。
以上が、ローヤルウイスキー(サントリーローヤル)の4種のラインナップです。
ただし、既に、『サントリーローヤルプレミアム12年』と、『サントリーローヤル・ゴールドラベル15年』は発売終了。
実際に手に入れるとなると、その多くはノンエイジの『サントリーローヤル(初代)』、『サントリーローヤル・スリムボトル』の2種に限定されます。
もちろん、12年・15年と比較すると、味・風味と異なります。
サントリーローヤルプレミアム12年からは、成熟の中にある爽快感が…
サントリーローヤル・ゴールドラベル15年からは、どっしりと構えた落ち着いのある風味が…
それぞれから、個性的な魅力を感じさせてくれるわけです、ノンエイジの2種のように飲みやすさの追求とは若干テイストが異なります。
とはいえ、ノンエイジの2種(サントリーローヤル(初代)、サントリーローヤル・スリムボトル)においても、実に魅力的なウイスキーです。
特に初代は、ジャパニーズウイスキーのルーツというべきウイスキーなので、ぜひ、一度試してみてくださいね。
ローヤルウイスキーをより楽しむために知っておきたいこと
サントリーウイスキーの生みの親である鳥井信治郎氏が作り上げた遺作ウイスキー『サントリーローヤル』。
まさに、ローヤルウイスキーに限らず、ジャパニーズウイスキーの原点ともいうべき歴史あるウイスキーです。
そんな歴史が詰まったウイスキーですから、より美味しく味わいたいというのが心情ではないでしょうか。
では、早速、よりローヤルウイスキーを楽しむための飲み方・知識・情報をご紹介していきます。
飲み方
サントリーローヤル、サントリーローヤル・スリムボトルと2種のローヤルウイスキーが主流となっている現代。
時代と共に、その飲み方も大きく変わりつつあります。
ただ、ノンエイジ一本化となった現代でもより美味しく飲む方法はちゃんと存在しています。
では、初代サントリーローヤルと、サントリーローヤル・スリムボトルそれぞれの、美味しい飲み方をご紹介していきますね。
サントリーローヤル(初代)の美味しい飲み方
サントリーローヤル(初代)を、より美味しく飲みたいなら、その飲み方は、ストレート・ロックが超オススメ。
まずはグラスにサントリーローヤル(初代)を適量注ぎます。
その上で、サントリーローヤル(初代)の色味・香りを楽しみましょう。
最後に、一口ウイスキーを含み、舌で転がすようにしながらじっくり飲み楽しみます。
このように、色や香りを楽しみながら、余韻を味わうのが、サントリーローヤル(初代)の美味しい飲み方です。
サントリーローヤル・スリムボトルの飲み方。
一方、サントリーローヤル・スリムボトルは、若干若々しい印象のウイスキーなので、ストレートやロックで飲むよりハイボールで飲む方がおすすめ。
グラスに1対3~4の割合で、サントリーローヤル・スリムボトルと、炭酸ソーダを注ぎ、マドラーで縦に一回かき混ぜます。
たったこれだけでハイボールが出来上がり、仲間内とワイワイ楽しくサントリーローヤル・スリムボトルを美味しく楽しむことができます。
またサントリーローヤル・スリムボトルは、白州ウイスキーの爽やかさ・透明感もブレンドされているので、アレンジが効きやすいです。
レモンやライムを添えて、より爽やかなハイボールにしても構いませんし、レモンジュースやリキュールなどとブレンドし、カクテルにしてもOK。
まさにいろんな楽しみ方ができるので、自分流のアレンジを見つけてみると、より美味しく楽しめますよ。
時間をかけて、歴史を感じながらゆっくり楽しむ『サントリーローヤル(初代)』。
そして、ハイボールにして、仲間内でワイワイ楽しみながら美味しくいただく『サントリーローヤル・スリムボトル』。
それぞれの楽しみ方が存在しているので、ぜひ、みなさんも一度お試しください。
サントリーローヤル以外の有名なウイスキー
サントリーローヤルは、何度もいうように、創業者・鳥井信治郎氏が自身の技術・経験を結集させた最高傑作で、遺作となったウイスキーです。
まさに、鳥井商店時代からの歴史の詰まったウイスキーですが、他にもたくさんの種類のウイスキーがサントリーから発売されています。
例えば、山崎蒸溜所で熟成された原酒のみをブレンドし作り上げた、山崎ウイスキーは、甘さとスモーキーな香り味わいが奥深いウイスキー。
一方、爽やかな味わいが特徴の知多ウイスキー(グレーンウイスキー)、白州ウイスキー(シングルモルトウイスキー)も魅力的。
また、響のように様々な原酒をブレンドした、いいとこ取りのブレンデッドウイスキーも代表的なサントリーのウイスキーです。
これらのような個性的なウイスキーを販売し、サントリーのウイスキーは多くのファンに受け入れられています。
同じサントリーのウイスキーでも、サントリーローヤルとことなる魅力を持つウイスキーなので、ぜひ、一度飲み比べして、その魅力を体感してください。
『時をまとい、また艶めく』サントリーローヤルの楽しみ方
サントリーローヤルは、まさに時間・歴史を楽しむウイスキーです。
スリムボトルも登場し、そのニュアンスは若干和らいだようにも見えます。
しかし、ストレートにしろハイボールにしろ、いろんな飲み方で楽しめるところは、サントリーの根幹(飲みやすさの追求)にあると言えます。
そいう部分でも、歴史を堪能できるウイスキーなので、ぜひ、販売終了となった12年・15年ものも合わせて、一度その世界観を堪能してみてください。
きっと、サントリーウイスキーに対する概念が、また少し広がっていくと思いますよ。