離れ乳気味の形を矯正したい!離れ乳の改善方法まとめ

最近は、女性の間で育乳が美の常識となりつつあります。「お気に入りのトップスをもっと着こなせるようになりたい」「ダイエットと同時進行で綺麗なバストを手に入れたい」「堂々と自信をもって水着を着たい」「更衣室で着替えるときに、同僚の綺麗なバストが羨ましいと思った」「彼氏や好きな男性に魅力的と思われたい」そんな思いで、バストをより美しく魅力的に育てようとする女性が増えているのです。

女性のバストの悩みと言えば、どんなものがあるでしょう?胸が小さいこと、バストトップが低いこと、ハリがないこと…色々上げたらキリがないのですが、実は一番多い悩みは離れ乳と言われています。離れ乳は日本人女性のバストの特徴と言われており、悩みを持つ人は多いのです。そんな離れ乳ですが、体質だからといって諦める必要はありません。

離れ乳気味のバストは、ちょっとしたトレーニングや日々の生活習慣、育乳アイテムを取り入れることによって改善することができますよ。今回は、離れ乳を矯正するための方法をかき集めて、まとめてご紹介していきますね。最後まで読んで実践すれば、ぎゅっと中心に寄った、自然な谷間のあるバストが手に入ること間違いなしですよ。是非最後までチェックしてみてくださいね。

離れ乳の基準はなに?

「離れ乳」というワードを冒頭から連発していますが、中には「バストが小さいから谷間がないだけで、別に離れてはいないと思うんだけどな~」「バストラインに自信があるわけではないけど、そこまで離れてるとは思ってないかも」なんて、離れ乳の基準がよく分からない方もいると思います。では一体、離れ乳とはどのようなバストの状態を表すのでしょうか?

まず、バストには黄金比という、ベストな状態の比率があります。バストの黄金比というのは、鎖骨の真ん中と両方のバストトップを線で結んだとき、綺麗な正三角形になる状態のことを指しますよ。両方のバストトップが離れてしまうと、三角形の底辺が長くなって二等辺三角形になるのです。お風呂に入ったあと、鏡の前に立って確認してみて、正三角形になっていなければ離れ乳と言えます。

また、離れ乳の特徴としてよくあげられるのは「谷間がない」「バストトップが左右に離れている」「鎖骨が削ぎ落ちている感じで寂しい印象」「バストサイズは決して小さくないのに何故か盛れない」「バストにハリがなく下垂気味」などがありますよ。実は、谷間ができにくいのはサイズのせいではなく、バストトップが離れているのが原因なのです。

また、出産を経て授乳を終えると、一気にバストにハリがなくなります。それによって、鎖骨周りが妙にスッキリしてしまい、バストを下着でボリュームアップさせても、上部分が盛れなくなってしまうのです。離れ乳の特徴は、一般的なバストの悩みとも酷似しているので、今の自分のバストに不満がある場合は離れ乳を疑ってみてくださいね。

離れ乳危険度チェックシート

ここでは、離れ乳になりやすい特徴や、離れ乳と思われる胸の悩みをチェックシートにしてみました。15項目あるので、5つ以上当てはまった場合はバストの状態が離れ乳である可能性が高いです。鏡で確認してもいまいちピンと来ない場合は、是非活用してみてくださいね。

  • 出産や授乳の経験がある
  • ダイエットで5キロ以上の減量経験がある
  • 日頃から運動不足(腕の筋肉を使わない)
  • ブラジャーのサイズは合っているのに、パットの内側がパカパカする
  • 胸を寄せたときに、上に盛り上がる感じがない
  • 鎖骨とバストトップがかなり離れている
  • 胸を持ったときに、谷間がY型ではなくI型になる
  • ダイエットをするときは食事制限が中心
  • バストのケア(マッサージや育乳)をしていない
  • バストサイズは変わらないのに胸が小さくなったと感じる
  • 谷間を作っても時間が経つとなくなってしまう
  • 全体的にバストサイズが小さい
  • バストトップが外側を向いている
  • 姿勢にはあまり気を使わないor猫背気味
  • 年齢を重ねてバストにハリ(元気)がなくなった印象がある

チェックは以上となります。いかがでしたでしょうか?もしも、当てはまった項目が多い場合は、離れ乳向けのバストケアを取り入れることで、より美しいバストが手に入るようになりますよ。これから紹介する矯正方法も、お手軽なものばかりですから是非試してみてくださいね。

離れ乳の具体的な原因ってなに?

離れ乳の特徴やチェックシートをご紹介しましたが、ここからは「どうして離れ乳になってしまうのか」「どんな生活習慣が離れ乳を引き起こすのか」についてお話ししていきますね。離れ乳の原因は特別なものではなく、女性なら誰しもがしてしまいがちな、経験してしまいがちなちょっとしたことなんです。原因を知ることで、離れ乳が悪化してしまうのを予防することができますよ。

間違ったサイズの下着選び

間違ったサイズの下着を普段から装着することで、バストが離れてしまう可能性が高いです。というのも、間違ったサイズの下着は、下着としての役割を果たしてくれないからなんですよ。ブラジャーにかかせない役割は、バストを美しい位置で固定して、重みや重力によってバストが垂れ下がるのを防ぐことです。

パット部分に隙間があったり、肩ストラップの長さが合っていなかったり、アンダーのサイズが合わずにズレてしまうと、バストがしっかりと固定されずに不安定になってしまいます。ブラジャーは基本的に常に装着するものですから、そうした不安定な状態が長時間続くことで、バストの形が崩れてしまったり、重力に負けてバストが垂れたり、横に広がってしまうのです。

「下着やさんで測ってもらうのは恥ずかしい」「少ししか買わないのに申し訳ない」といった理由で、長い間自分のバストサイズを知らない方も多いですが、久しぶりに測定すると驚くぐらいサイズに変化があるものですよ。バストサイズはちょっとした体重の増減や、生活習慣、加齢によって細かく変化するので、まめに測定して常にぴったりサイズの下着を装着しましょう。

下着の正しい付け方ができていない

「サイズも測ってもらって、結構しっかりした下着を着けているのに離れ乳になった」という方も意外と多いです。そのような方に話を聞いてみると、下着選びはきちんとしているのに、ブラジャーの正しい付け方を知らない場合があります。ブラジャーの正しい付け方って、学校では習わないし、親からも詳しくは教えてもらわないし、友達同士でもあまり話さないですよね。

下着やさんで、今さら「ブラジャーってどうやってつけるんですか?」なんて質問もしにくいものです…先ほど、ブラジャーの役割としてバストを正しい位置に固定することと話しました。ですが、ただ下着を装着するだけでは、バストが正しい位置に移動するわけではありません。下着を装着する仮定で、バストを正しい位置に補正しながら、ブラジャーに押し込まなければいけないのです。記事の後半で、正しいブラジャー付け方をお話しさせていただいています。

ノーブラで寝てしまっている

この記事を読んでくれている皆さんは、寝ているときにブラジャーをつけていますか?「バストが垂れるからブラジャーをつけて寝ている」という方もいれば、「締め付けられる感じが嫌いだからノーブラ…」という方もいると思います。一見、ノーブラはNGでブラジャーをつけるのは正解だと感じますよね。ですが、実はどっちもNGなんです。

ノーブラは寝ているときに、日中立っているときとは違う重力がかかるのでもちろんNG。仰向けで寝ていればバストトップは広がってしまいますし、横向きで寝ていれば垂れ下がってしまいます。普通のブラジャーをつけてしまうと、締め付けが強すぎて血行不良を起こし、せっかくのバストが成長する睡眠時に、バストまで栄養が行き渡らなくなってしまうのです。

では、寝ているときにブラジャーをつけるか、つけないか問題…一体どうすれば正解なのでしょうか。正解は、最近バスト業界で注目を浴びているナイトブラです。ナイトブラは離れ乳はもちろん、育乳にもかなりの効果が期待できる優れものと好評のアイテムなんですよ。詳しくは、もう少し後半でお話ししますね。

胸を支える筋肉が低下している

バストは肩や脇、背中の筋肉によって支えられています。運動不足や加齢によって筋肉が衰えてしまうと、バストを支える力が弱くなり、同じ生活をしていてもどんどん垂れてしまったり、横に広がって離れていくのです。筋肉を鍛えるためには筋トレやエクササイズが必要ですし、筋肉を労って大切にするためにはストレッチを取り入れる必要がありますよ。

筋トレやエクササイズと聞く「大変そう…」「ジムに行ったりしないといけないの?」と心配になりますよね。ですが、離れ乳を改善するための筋トレやエクササイズは、自宅で気軽にできて、運動初心者でも取り組みやすいメニューが多いですよ。後半でご紹介するので、是非試してみてくださいね。

バストの形が悪くなるトレーニングをしている

バストを支える筋肉を作るためには、運動や筋トレが必要とお話ししました。ですが、トレーニングのなかでも、離れ乳を引き起こしてしまいやすいNGメニューが存在します。ダイエットなどに欠かせない、有産粗運動の代表格である、ランニングやウォーキングはなるべく避けるようにしてくださいね。

ランニングやウォーキングをしているとき、実はバストにかなりの負担をかけていることになります。これらのトレーニングは振動が激しく、バストが長時間上下に揺れて、シルエットが崩れる原因となるのです。また、下着に綺麗に収まっていたバストが徐々にずれてしまうため、ベストな位置で補正されなくなります。

有酸素運動は代謝を上げるためには最適な運動ですが、しなくても体重を落とすことは可能です。また、消費カロリーは有酸素運動よりも無酸素運動(負荷トレーニング)の方が高いと提唱する専門家も多く存在します。ダイエットをするときは、バストのことを考えてウォーキングやランニングを避けたトレーニングをしてみてください。

食生活の乱れがバストのハリをなくす

ダイエットや健康作りのために、食事制限に励んでいる女性も多いと思います。ですが、過度な食事制限や食生活の乱れはバストのハリをなくし、離れ乳を加速させてしまう恐れがあるので要注意ですよ。食生活の乱れとして注意してほしいのが、スイーツやスナック菓子などの糖分、塩分です。

糖分や塩分のとりすぎは体重を増加させるだけではなく、肌をたるませてしまいます。その結果、脂肪が増えたのにバストは小さいまま(バスト以外の付いてほしくない部分にお肉がつく)、フェイスラインやお腹、お尻やバストなどの柔らかい部分からたるむ、という事態になりかねないのです。

さらに、「太りたくないから」「太りそうだから」「早く体重を落としたいから」等の理由から、お肉を制限することも要注意ですよ。肉類は貴重なたんぱく源…むやみやたらに減らしてしまうと、バストを成長させるために必要なタンパク質が不足してしまいます。また、タンパク質が不足することでバストを支える筋肉が弱まり、離れ乳が加速するのです。

普段の姿勢が悪い

「普段から猫背と言われることが多い」「姿勢が悪く、下っ腹がぽっこり出ている」「姿勢に気を使ったことがない」「肩凝りがひどい」という方は、姿勢が悪いことが原因で離れ乳を引き起こしているかもしれません。猫背気味で肩が丸まっていると、無意識のうちにバストが下を向いている状態で固定されてしまいます。

せっかく高いホールド力のブラジャーをつけていても、猫背によって本来の真っ直ぐかかる重力とは違ってしまうので、バストへの負担が増えてしまうのです。また、常にバストが下を向き続けることで、ブラジャーのカップとバストに隙間が生じてしまいます。そのせいで体勢が戻ったとしても、ブラジャーが理想の位置とはずれた状態になるのです。

日本人ならではの遺伝

日本人が理想とするバストの形は、欧米人のバストに近いのではないでしょうか?実際に、女性から憧れられるバストの持ち主は、日本人より欧米人の方が圧倒的に多いです。インスタでも、モチベーションをあげるために、ついつい欧米の方のアカウントばかりフォローしてしまうという女性を何人か知っています。では、どうして日本人と欧米人のバストの形は違うのでしょう。

理由は乳腺と、皮下脂肪の数にあります。欧米人のバストは乳腺の数が圧倒的に多く、乳腺の周りに脂肪がつくため、小さなバストでもハリがあって美しく見えやすいです。また、バストのサイズが大きくても、垂れたり離れたりする心配がないとされています。対して、日本人のバストは乳腺よりも皮下脂肪の量が、圧倒的に多いのです。

ほとんどが脂肪なので、柔らかくてさわり心地が良いのが特徴ですよ。ただ、ハリが出にくく、垂れたり離れたり動きやすいのもデメリットです。外国の人はバストが小さくても魅力的に見えて、日本人は太っている人はバストが大きく、痩せている人のバストが小さいのは、皮下脂肪と乳腺の関係の問題と言えます。つまりは遺伝ですね ..

ですが、体質や遺伝子のせいにして諦める必要はありませんよ。日本人でもバストが美しい人や垂れていない人、離れていない人は沢山いますよね。バストケアや離れ乳対策をきちんとしていれば、皮下脂肪の多いバストでも美しくキープすることは可能なことです。

離れ乳を矯正するための方法 まとめ

では、いよいよ離れ乳を矯正するための方法をご紹介していきますね。口コミで効果のあったものや、専門家がおすすめをしているもの、基本的な方法、手軽にできる方法を厳選してまとめてみました。試す価値アリの耳より情報ばかりなので、是非参考にしてみてくださいね。

正しいブラジャーの付け方を身に付けよう

下着の正しい装着の仕方ですが、まず始めに肩ストラップを緩めておきましょう。そうすることで、余裕をもってバストを動かすことができます。そうしましたら、そのまま肩ストラップを腕に通してホックをはめてくださいね。ホックは3段か2段がポピュラーですが、それぞれはめてみて、自分にピッタリの場所を探してみるといいですよ。

そうしたら、手のひらで脇の下からお肉を中心に集めましょう。脇はもちろん、背中のお肉もしっかりと持ってきてくださいね。このとき、体制は前屈みになっておくと、カップ部分に綺麗にお肉が収まりますよ。両方のバストが済んだら、肩紐をピッタリの位置に調節しましょう。

これで、正しいブラジャーの付け方は完了です。さらに、体制を戻して正面を向いたら、お腹の上部分のお肉もぐいっと持ち上げて、そのままカップ部分に押し込みましょう。そうすることで、ブラジャーをつけたときの段差がなくなり、バストもボリュームアップしますよ。最後に、鏡で前と後ろを確認して、はみ出ているお肉がないか確認してみてくださいね。

文字にしてしまうと「めんどくさそう…」と思うかもしれませんが、やってみるとそこまで時間はかかりませんよ。習慣にして慣れれば、15秒くらいでぱぱっと済むので実践してくださいね。

筋トレをしてバストを支える筋肉をつける【簡単腕立て伏せ】

ここまで、散々「離れ乳を防ぐためにはバスト周りの筋肉が必要」とお話しさせていただきました。筋肉は普通に過ごしているだけではつきませんし、年齢を重ねるごとにどんどん衰えていくものです。また、バスト周りの筋肉はなかなか発達しにくいので、筋トレによって育ててあげる必要がありますよ。

おすすめなのは腕立て伏せです。けれど、いきなり腕立て伏せと言われても、なかなか継続するのは難しいですよ…学生時代に毎日腕立てをしていた私ですが、いざやろうと思ったら1度も上がりませんでした。けれど、腕の力が弱くても腕立て伏せと同じような運動をすることは可能です。やり方は簡単で、腕立て伏せの体勢をとったら、そのまま膝をついてしまいましょう。

体重による負荷が軽減されるので、辛い思いをせずに、回数をこなすことができますよ。スイスイできてしまうので、勢いにのって雑にならないように要注意です。腕(特に二の腕部分)、脇、背中、ついでにお腹も意識して少しゆっくりめに回数を重ねていきましょう。より効率的に筋肉をつけるためにも、腕を曲げるときはゆっくり息を吐いてくださいね。回数は20回1セット、1日3セットほどこなせるのが理想的です。

壁から少し距離をとり、壁に手をつけて腕を曲げ伸ばしする、壁を使った腕立て伏せもおすすめですよ。立ったままできるので、バストが真下に垂れる心配もいらなくて嬉しいですよね。コツや気を付けること、回数は膝つき腕立て伏せと同じです。ちょっとした空き時間や、仕事の休憩時間にも取り入れやすいですよ。

ナイトブラを取り入れて睡眠中にも育乳しよう

睡眠中に脂肪が流れてしまうことも、離れ乳を加速させる原因とお話ししました。睡眠中のバストはデリケート…しっかりとケアしてあげないと、離れた位置でバストがガッチリと固定されてしまいます。そこで、離れ乳に困っているなら絶対取り入れたいのがナイトブラです。睡眠中の体勢特有の重力に対応した設計で、眠りを妨げずに心地よくバストケアができまよ。

寝ている間のバストラインの崩れを予防してくれることはもちろん、正しい位置にバストを固定し続けてくれるので、脂肪がしっかりと定着してだんだんと美しいラインに生まれ変わります。また、背中や脇のお肉もバストに移動させてくれますから、バストが小さめの方でもいらない脂肪が、離れ乳をしっかりと埋めることができますよ。

ナイトブラは種類が豊富ですから、つけ心地の良いもの、ホールド力の高いもの、カップやパットの作りがチープではないものを選ぶと安心です。日中にできる離れ乳対策も限られてきますから、さらなる改善のために是非試してみてくださいね。

食生活に気をつけてハリのあるバストを作る

無理な食事制限や、乱れた食生活を改善することで、バストまでしっかりと栄養が行き渡りますよ。バストは体のなかでも優先順位が低いですから、食生活に気をつけることで、はじめて食事による栄養が届いてくれます。具体的には大豆製品を取り入れていきましょう。納豆や豆腐、味噌は比較的お手頃価格で購入できるので、続けやすくておすすめですよ。

大豆製品は女性ホルモンを分泌させる手助けをしてくれるので、バストがしっかりと成長してくれます。大豆製品の摂取のしすぎは甲状腺にも悪いので、納豆なら1日1~2パック、豆腐は半分ほどを目安にしてくださいね。お味噌汁に豆腐を入れて飲めば、食べやすくて体も暖まり一石二鳥です。

また、肉をしっかりと食べてタンパク質もとるようにしましょう。タンパク質が増えることで胸を支える筋肉がつきやすくなり、バストにもだんだんとハリが出てきますよ。ダイエットや減量の最中で脂肪分が気になる場合は、比較的カロリーの低く高タンパクな鶏肉がオススメです。揚げ物→炒め物→煮物→茹で、の順でカロリーが低くなっていきますから、調味料と併せて気を付けてみてくださいね。

また、果物や野菜でいうと、ブドウ、レモン、オレンジ、アボカド、キャベツは育乳に最適です。体の酸化を防いでくれるのでアンチエイジング効果が見込めますし、女性ホルモンを助けてバランスを整えてくれますよ。食物繊維も豊富でお通じもよくなりますから、顔も含めて体全体の肌が綺麗になります。

生活リズムを整えて女性ホルモンのバランスを強化

バストの大きさや美しさ、栄養を左右するのが女性ホルモンです。女性ホルモンはとてもデリケートで、加齢やストレス、生活習慣によって簡単に乱れてしまいます。規則正しい健康的な生活は、女性ホルモンを整えて安定させる効果がありますよ。具体的には、質の良い睡眠をとることが大切です。

1日最低でも7時間、22時から26時の間にはなるべく眠っているようにしましょう。この時間帯は成長ホルモンが活発になるため、しっかりと体を休めて深い眠りに入っておく必要がありますよ。睡眠が十分にとれていないと体にストレスがかかり、女性ホルモンが乱れる大きな要因となるのです。

質の良い睡眠のためにも、枕をはじめとする寝具にこだわったり、寝室の照明を調節したり、寝る前のテレビやスマホは避けて、アロマなどでリラックスして睡眠に入る準備を整えましょう。アロマはラベンダーには安眠効果、ベルガモットにはリラックス効果、柑橘系のものにはリフレッシュ効果、イランイランは女性ホルモンを刺激する効果がありますよ。

また、シャワーだけの入浴よりも湯船にしっかりとつかりましょう。女性ホルモンの大敵でもある冷えを予防できますし、体を温めることで交感神経がゆるんでリラックスできます。ストレスもホルモンバランスを乱す原因となりますから、自分のなかでちょっとした息抜き方法を見つけておくのもおすすめですよ。少し体を動かしたり、なにも考えずに瞑想するだけでも気分がリセットされます。

運動するときはナイトブラorスポーツブラをつけよう

日頃から運動をすることが習慣になっている方は、運動時にスポーツブラを装着してくださいね。運動するときに普通のブラジャーをつけている方は非常に多いのですが、普通のブラジャーは運動による振動やズレに対応してくれません。伸縮性や生地に余裕がないため、時間が経つにつれてバストや贅肉がはみ出てしまったりするのです。

スポーツブラなら伸縮性に優れていて、装着した際にある程度のゆとりを持っているので、スポーツ中の動きにもしっかりと対応してくれますよ。「いちいち書い足すのがもったいない」という方も中にはいると思います。そんなときは、寝ているときのバストケアも含めてナイトブラを選んでみてはいかがでしょうか?

ナイトブラはスポーツブラ以上に伸縮性に優れています。寝ているときの動きに対応できるくらいですし、眠りを妨げない使い心地ですから、もちろん運動の邪魔にもなりませんよ。最近のナイトブラは日中もつけっぱなしOKのものや、スポーツやヨガでの着用をおすすめしているものもありますから、是非検討してみてくださいね。

クーパー靭帯を伸ばすストレッチをする

バストを支えているのは筋肉という話をしましたが、バストを支えるためにはクーパー靭帯という組織も大きくかかわっています。この靭帯が加齢や何かの拍子で伸びきってしまうと、バストが離れたり垂れてしまうのです。クーパー靭帯はとてもデリケートですから、ノーブラで寝ている最中にバストの重みで切れてしまうこともありますよ。

クーパー靭帯を守るためには、最適な下着を装着してなるべく負荷をかけないことが重要です。その他には、日頃からストレッチをして労ることも大切になってきますよ。クーパー靭帯は脇とバスト部分にある靭帯ですから、その部分をほぐすストレッチをしていきましょう。腕を背中で組んで、胸をグーっと張るだけでも効果がありますよ。

また、肩こりがひどい方は体重をかけた、より効果的なストレッチ方法があります。壁やドアの柱の前に立ち、手を頭の後ろから反対側の耳にかけましょう。そうしたら、足を大きく前後に開き、肘を壁やドアの柱に当ててくださいね。そのまま、グーっと体重を前にかけることで、脇からバストにかけての筋が伸びて気持ちが良いですよ。

このストレッチはクーパー靭帯をリフレッシュさせるだけではなく、肩こりや頭痛も改善すると口コミで広がっています。道具や時間、お金がなくてもぱぱっとできるので、この記事を読み終わったらすぐ試してみてくださいね。私は1日3回ほど実践していますが、産後の離れ乳が改善されただけではなく、酷かった肩こりが軽くなりましたよ。「頭がいたいな~」「肩が重たいな~」と思ったら、すぐにストレッチしています。

産後の離れ乳は1度脂肪をつけるのもオススメ

離れ乳で悩んでいる方のなかには、「出産を終えたらバストが寂しくなってしまった」「授乳を終えたとたん、谷間やデコルテが削げてしまった」という場合も多いと思います。産後の離れ乳を改善するためには、この記事でご紹介した方法はもちろん、1度バストに脂肪をつけると効率が良いですよ。産後の離れ乳は、妊娠や授乳によって一度大きくなったバストが、一気にしぼんでしまうことが原因です。

そのまま離れ乳を改善しようとすると、位置を補正するだけでは間に合いません。そのために、一度脂肪をつけてからナイトブラやマッサージで補正してあげると、寂しくなった谷間や削げてしまったデコルテに脂肪が定着しやすいですよ。産後はダイエットや体重をもとに戻すのに忙しく、「太るなんて絶対いや!」と思うかもしれません。

ですが、脂肪をつけてあげてから補正することで、離れ乳を改善できるスピードが上がり、バストラインもバランスよく美しくなりますよ。ダイエットはバストが補正されてから、ナイトブラや食事制限と併せて行えば、バストを無駄に落とさずに済みますから検討してみてくださいね。