日本で古来から使われてきた床材といえば畳です。
畳は板状の畳床の表面に、イグサを編み込むことでできあがる天然の床素材です。
畳の特徴は夏だとひんやり涼しく、湿度や匂いを吸収してくれます。
日本家屋や和室には畳が使われていますが、畳の掃除の仕方や、カビの取り方についてあまり知らない人もいるかもしれません。
今回は畳のカビの取り方や掃除の方法、カビを予防するアイテムを紹介していきます。
目次
一般的な畳のカビの取り方・掃除方法まとめ
畳は放置しておくと、カビが生えてしまうことがあります。
湿度を吸収してくれる特徴があるのですが、梅雨から夏場は湿度と気温が高くなるので、カビやダニが発生しやすい環境になってしまいます。
一度畳にカビが生えてしまうと、キレイに掃除した後でも再発してしまうことがあります。
簡単な畳の掃除方法や、意外と知らない間違った方法もあるので、しっかり勉強して正しい掃除の仕方を覚えましょう。
畳のカビの取り方
畳に緑や白っぽいカビができてしまっている場合の対処法です。
用意する物 : スプレー式容器、ブラシ(歯ブラシ)、ぞうきん、ゴム手袋、マスク、小型容器、エタノール(消毒用アルコール)
小型容器にエタノール(消毒用アルコール)を入れてブラシを浸しておきます。
マスクと手袋を装着するのはカビ菌を体内に取り込んでしまわないためです。
掃除中にカビ菌が飛散する可能性があるので、窓を開け換気をしながら行いましょう。
エタノール(消毒用アルコール)は濃度の高い物(70%以上)を使用してください。
濃度が高いエタノールを使う理由は、殺菌、消毒効果を望めることと、すぐに気化するので、湿度が上がる心配がありません。
エタノール(消毒用アルコール)をスプレー式容器に入れて、カビに吹きかけて10分から20分ほど放置しておきます。
ブラシで畳の目に沿ってやさしくカビをかき出します。カビをすくい取ったら、小型容器のエタノールでブラシを洗って消毒を繰り返します。
ブラシを洗うための小型容器のエタノールはこまめに交換してください。
カビを取り除いたら、畳全体にエタノールをスプレーし、乾いたタオルで乾拭きしておきましょう。(水拭きは畳が湿度を吸収してしまうので必ず乾拭きにしてください)
畳のカビが重度の場合
畳に黒カビ(重度)ができてしまった場合の対処法です。
用意する物 : 重曹(ベーキングソーダー)、スプレー式容器、ブラシ(歯ブラシ)、ぞうきん、ゴム手袋、マスク、小型容器、エタノール(消毒用アルコール)
黒カビの色のが気になる場所に重曹をかけて、その上からエタノールをスプレーします。
タオルで叩くように重曹を取り除いていきます。しつこい黒カビの場合、ブラシでやさしく擦り取っていきましょう。
ブラシを使う場合、小型容器にエタノールを入れてブラシをこまめに洗ってください。
黒カビが取れるまでこの作業を繰り返します。
カビが取れたら乾いた雑巾で乾拭きしてください。
黒カビが取り除けたら、畳全体にエタノールをスプレーして、乾いたタオルで乾拭きしておきましょう。
カビの匂い取り
畳を掃除した後でも、カビの匂いを感じる場合があるかもしれません。そんな場合でも自宅にあるもので簡単にカビの匂いを取り除く方法があります。
用意する物 : スプレー式容器、酢
カビの匂いは酢で落とすことができます。
酢は人体に無害で口に入れても大丈夫なので、匂い取りとしてよく使われますが、アレルギーがある人や苦手な人は、クエン酸でも代用できます。
スプレー式容器に酢を入れて霧状で噴射し、乾いたタオルや雑巾で拭き取ります。
酢の匂いが気になる場合は、窓を開けるなどして風を通し換気してください。
畳の防カビ対策
畳にカビが生えるのは、編み込まれたイグサが湿気を吸い込んでしまうからです。
取り外せるようであれば畳を取り外し、天気の良い日に屋外などで陰干ししましょう。
また、畳の片方を上げて物をはさんで、畳と床の間に風を通すのも湿気を取り除くのに効果的です。
部屋に風を通し換気することや、湿度が高い時期は除湿機などを使い除湿するのも効果があります。
あまりにもひどいカビが生えてしまったり掃除で取り去るのが困難な場合、新しい畳に張り替えてしまたほうがいい場合もあります。
おすすめできない畳の掃除方法
雑巾での水拭きは、畳に水分を与えてしまい新たなカビ菌が増殖する原因になってしまうのでおすすめできません。
エタノールや酢は気化しやすいので掃除で使用しますが、スプレーした後は必ず乾拭きします。乾拭きの理由は畳に水分を与えないためです。水やお湯といった水分は使用しないようにしましょう。
掃除機でカビを吸引すると畳からカビを取り除くことができますが、畳に付いていたカビの胞子はいったん掃除機内に入ります。しかし掃除機から排出される空気の中にカビの胞子が含まれている場合があります。
結果的に部屋中にカビの胞子を撒き散らしてしまうことになる可能性があるので、掃除機の使用はおすすめできません。
カビは胞子を振りまくことによって増殖するので、掃除機は使わないようにしましょう。
おすすめしたいカビ取りの商品
畳のカビの取り方や掃除方法を紹介してきましたが、簡単にカビ取りに使えて効果が抜群のおすすめ商品もあります。
カビ取り専門店である、株式会社 純閃堂(じゅんせんどう)から販売されているカビ取り剤や防カビ剤があるので紹介していきます。
- カビ取り侍 液スプレー
- 防カビ侍 アルコールタイプ
純閃堂のカビ取り侍と防カビ侍の特徴や成分、使い方などを使用した人の口コミを交えながら見ていきましょう。
純閃堂 カビ取り侍 液スプレー
カビ取り侍 液スプレーはカビ取りや防カビ研究歴40年の博士と純閃堂が開発した強力カビ取りスプレーです。
プロの業者が愛用するほどの商品で、簡単に使えるカビ取り用洗剤、洗浄剤です。
カビ取り剤なのに泡を発生させず、黒カビや赤カビを包み菌糸まできっちり除去できます。
撥水剤配合なので水のキレがよく、カビ対策、カビの消臭も同時にしてくれます。
2~5倍まで希釈も可能で、室内のほとんどの場所に使用出来ます。
黒カビ、赤カビ、白カビ、青カビなどすべてのカビ菌を落とす効果があります。
特許製法の技術を使っており、高濃度の水酸化ナトリウム、界面活性剤でカビ表面のタンパク質を分解して、次亜塩素酸ナトリウムを奥深くまで浸透させることにより、奥深くまで伸びたカビの菌糸まで効率よく分解して除去することができます。
したがって今までカビ取り剤を何回もスプレーして落ちなかった耐性があるカビにも有効です。
カビ取り侍は、カビや細菌を液剤成分が溶かし分解して、深部除菌した後、漂白するという順番で作用していきます。
成分 : 次亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム(1.5%)、炭酸ナトリウム、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、防錆剤、安定化剤、シリコン消泡剤
使用量の目安 : スプレーの場合は1㎡あたり15回スプレーします。塗布する場合は1㎡あたり20g(希釈可能)を目安にするといいでしょう。
多く投稿されている口コミ内容
実際に純閃堂 カビ取り侍を購入した人や使用している人の口コミや評判を見てみましょう。
口コミ評判
- 市販のカビ取り剤では落とせなかった黒カビが完璧に落ちました
- フローリングも風呂も一発でカビ取れた
- 市販のカビ取り剤とは全く違う
- 畳の黒カビが茶色く変色して死滅していく様を目の当たりにした
- 一度ふくと、カビは発生しません
畳や和室の壁に使った人は、どんどんカビが減っていき効果がスゴイので、いろいろな場所に使っているという人も見かけました。
漂白剤ほどではありませんが、塩素系の匂いが出るので窓を開けよく換気して使うといいでしょう。
掃除後はカビの発生予防として使いたいおすすめ商品
カビ取り専門店、純閃堂からは、カビ取り剤以外にも、防カビ剤も出ています。
カビを発生させず予防する、カビを取り除いた後再発させないためのおすすめ商品を紹介します。
純閃堂 防カビ侍 アルコールタイプ
防カビ侍 アルコールタイプは噴霧型で、カビ取り剤ではなく防カビ剤です。
特許製法で黒カビ、赤カビ、白カビ、青かびなどすべてのカビに対応しています。
今までのカビ防止はカビを除去した後が空洞になっており、そこにゴミやカビの胞子が入り込みまたカビが再発していました。
防カビ侍を除去した後の空洞に吹きかけると、防カビ剤が空洞をコーティングしてくれてカビの胞子が近づくことも、入り込む隙間もなくなるので再発しません。
防カビ剤なのでカビ取り剤のような塩素臭ではなく、アルコールとミント臭です。
スプレーした後、拭き取る必要がなくそのまま放置できるので簡単で使いやすく、食品で使われているものを使用しているので安心です。
流水の少ない風呂場の天井や壁、エアコンに使用した場合の防カビ期間は約6ヶ月~1年間で、湿気の多い押入れやクローゼット、下駄箱、シンク下、トイレ、ベッド、窓などの防カビ期間は約1年~最長2年間です。
湿気が適度な壁紙やカーペット、畳、布団、カーテンなどの防カビ期間は約1年~最長3年間、靴やバックなどに使用すると、防カビと除菌・消臭・防臭し、カビ発生を約6ヶ月~1年防止してくれます。
畳はイグサの網目の隙間にカビが生えやすいので、防カビ侍を使用することによってカビの発生を抑えられます。
カビ取り侍 液スプレーを使った後、塩素臭が出ますが、防カビ侍を使用すればカビ取り時に発生した塩素臭を大幅に抑えられます。
成分 : エタノール、陽イオン界面活性剤、防腐剤、防カビ剤、精製水
防カビ成分単体とは違い、特許の除菌成分、浸透成分も入っており、深部に入り込んだ細菌も除去できて長期間カビ防止することができます。
使用方法 : すべての場所に言える事ですが、しっかり清掃されている状態で使うことが大切(汚れたまま使用しても効果が落ちる)なので、キレイに掃除してから使用してください。
多く投稿されている口コミ内容
実際に純閃堂 防カビ侍を購入した方や使用している人の口コミを見てみましょう。
口コミ 評判
- 畳のカビ処理をして約3ヶ月経ちますが、全くカビが生えていません
- エアコン内部にスプレーしてみた結果、効果あり
- 毎週カビが発生していた棚が、1ヶ月経っても全然カビない
- 消臭効果があるので、嫌な臭いが気にならなくなった
- 防カビ侍を使用したら、カビ取り侍の塩素臭が消えた
カビ取り侍で、カビを除去した後に防カビ侍を使えば再発が防げるという口コミが多数見られました。
また純閃堂のホームページにも記載されていましたが、スプレーの構造の改善を求めた口コミがあり、すでに対応済みで改良されて使いやすくなっています。
今回は畳のカビの取り方や掃除方法、おすすめのカビ対策アイテムを紹介してきました。
自宅の畳のカビが気になる人は、今すぐできるカビ取り方法なのでやってみてください。
もしうまく畳のカビを除去できない場合は、純閃堂のカビ取り侍、防カビ侍を使えば簡単に除去できて、発生、再発防止ができます。
カビ取り侍、防カビ侍は、畳以外の壁や床など室内のほとんどの場所や物にも使用できるので、プロが選んで使うほどのアイテムで持っておいても損はありません。
畳はもちろん、そのほかの場所のカビでお悩みの方もぜひ純閃堂のカビ取り侍、防カビ侍を試してみてください。
室内からカビを一掃できれば、キレイで快適な空間を取り戻せますよ。