ミネラル豊富で美味しい藻塩のおすすめ商品

藻塩のおすすめ商品-min

世の中には、今流行りの湖塩・岩塩・海水塩といった天然塩や、一般家庭に昔から広くて回っている精製塩まで、幅広く塩は流通していますよね。

それだけ塩は、私達の生活に密着している調味料ですが、藻塩という藻から採取された塩については、意外と知られていません。

ミネラルも多く含まれ、いろんな使いみちもあるのに、あまり知られていないというのは実にもったいない話です。

そこで、昔からの伝統的な精製方法で採取されている魅力的な藻塩の特徴や使いみちと3つのおすすめ商品をご紹介します。

せっかく私達の生活に密着した塩を使うなら、藻塩もうまく取り入れ、より美味しく料理を頂いてくださいね。

おすすめの藻塩はコレ

ほのかにしょっぱく旨味も感じられる塩として藻塩は今注目されていますが、当然、いくつかの種類が存在します。

では、具体的に、どんな藻塩がおすすめなのか、よりすぐりの3種をご紹介しますね。

瀬戸内の花藻塩(岡山)

瀬戸内海の海藻から採取された藻塩「瀬戸内の花藻塩」。

この、「瀬戸内の花藻塩」は、ローズソルトのように、見た目が淡いピンク色をした個性的な藻塩。

花藻塩と名付けられているのは、藻が海水に揺られ花のように舞っているところから付けられています。

従来、藻塩は、海藻に海水をたっぷり含ませた上で、藻を焼くか、あるいは平釜で煮詰めて塩の結晶を取り出すかといった製法で精製されます。

ところが、この藻塩は少し製法が異なります。

なんと、この藻塩は、一度だけでなく、一旦平釜で煮詰めた藻塩を再度漬け込みし、旨味成分を凝縮させた上で塩を精製。

要は、通常の藻塩の2倍の手間暇がかかっているのです。

そのため、通常の藻塩以上にまろやかな口当たりでミネラルも豊富。

当然藻塩なので、ほのかな塩気と甘みが十二分に感じられ非常におすすめ。

商品のレビューに書いてある良い内容

  • これでおにぎりを作ると劇的に美味しくなります。旨味のある柔らかな塩味です。
  • クチコミにつられ買ってみました。藻塩でこの値段ありえないですよね。なめるとやはり甘みがあり、おいしいです。

レビューに書いてあるとおり、塩むすび(具なしおにぎり)ですら、旨味を感じることができ美味しさが一段階上がるのは藻塩の最大の魅力です。

中でも、より味に深みを与えてくれるのが、この二段階漬け込み製法で精製された「瀬戸内の花藻塩」なのです。

そして、「瀬戸内の花藻塩」がおすすめなのは、味だけではありません。

価格も500gで672円と超お手頃価格で購入できます。

レビューにも書いてあった通り、つい口コミでつられて購入できる価格ですし、一度試して見る価値はありますよ。

シンプルな料理をより美味しく味わいたい人は、ぜひ、「瀬戸内の花藻塩」試してみてくださいね。

瀬戸内の花藻塩 500g

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笹川流れ 玉藻塩(新潟)

藻塩のルーツを辿ると、瀬戸内界隈が藻塩の名産地と思われがちですが、新潟も瀬戸内産の藻塩に負けない美味しい藻塩が精製されています。

「笹川流れ 玉藻塩」その一つ。

日本のパワースポットの一つでもある、新潟県の「笹川流れ」と呼ばれる海岸線から海水を採取し、「笹川流れ 玉藻塩」は精製されています。

もちろん、肝心要の海藻「ホンダワラ」も、笹川流れで採取されたものを使用。

まずは、何度も何度も海水をホンダワラに含ませ天日干しし、十分塩分濃度が高まってから、平釜で煮詰めて精製…

そんな手間隙をかけて精製しているからこそ、ミネラルが豊富で、旨味成分がたっぷり含まれている藻塩となるのです。

まさに、ホンダワラを通じて、海の恵をそのまま頂けるような身体に優しく自然見溢れた藻塩と言えますね。

もちろん、「笹川流れ 玉藻塩」には、ヨード(要素)という成分が多く含まれています。

ヨードは、甲状腺ホルモンの働きを活性化し、神経細胞の発達、エネルギー代謝などに大きく働きを促す重要な成分。

もちろん、どんなに健康に優れた成分でも過剰摂取は禁物ですが、ヨードも含め海のミネラルが豊富に含まれ健康に良いとされているので、非常におすすめ。

商品のレビューに書いてある良い内容

  • 海藻のうまみが凝縮された、身体に優しいお塩って感じです
  • 玉藻塩はそれ自体大変美味しく、ステーキや天ぷらによくあいます。調味料としても味が出て美味しいとおもいます。
  • 温海温泉宿泊の帰りに笹川流れで玉藻塩を購入、気に入って今回購入しました。大満足です。自家製のベーコンに使用絶品です。

藻塩は素材の味を十二分に引き立たせ、シンプルな料理ほど相性抜群なので、レビューにあるように、ステーキや天ぷらには非常に合います。

また、手間ひまかけてじっくり精製されているので、海藻の旨味が凝縮され、非常に美味しく色んな料理に使えますよ。

自家製のベーコンに使用したら、ほどよい塩気と甘みがベーコンをワンランク美味しくしてくれますし、もう病みつきになっちゃいますよ。

価格は、これだけ手間ひまかけて生成している割には、150gで590円とお手頃価格。

そんなに高価というわけでもありませんし、天ぷらやステーキが油っこくてなんとかしたいという方は、一度「笹川流れ 玉藻塩」を使ってみてください。

きっと、油っぽさが気にならず、ほどよい塩気と甘さ、旨味成分が、よりステーキや天ぷらを美味しくしてくれますよ。

もちろん、その他の料理に使っても、今までの料理がより美味しくなりますので、ぜひ、一度お試しくださいね。

淡路島の藻塩(茶) PREMIUM

淡路島の藻塩は、昔ながらも海水を浸したホンダワラを焼いて精製する製法と、平釜で煮詰め時間を賭けて精製する方法を組み合わせて精製しています。

一般的な「淡路島の藻塩」は昔ながらの製法を使って生成していますが、PREMIUMはより手間ひまかけた価値の高い藻塩です。

淡路島の海水と海藻だけを用いて手間ひまかけて精製された「淡路島の藻塩(茶) PREMIUM」は、天然の旨味成分がより凝縮された藻塩です。

ただ塩気を感じるという塩ではなく、出汁を味わうかのようにほのかな甘さと甘味をより体感できる藻塩なので、非常におすすめ。

基本的にどんな料理にも相性抜群ですが、より「淡路島の藻塩(茶) PREMIUM」の味を体感するなら、一度塩おむすびで試してみてほしいです。

お米の甘さも十二分に感じることができ、塩むすびであるにもかかわらず、思わずもう一個欲しくなるほど美味しくなるのがこの藻塩最大の魅力。

シンプルな料理こそ美味しさを存分に引き立たせ、その上でほのかなしょっぱさやミネラルを得られる天然の調味料として非常におすすめです。

商品のレビューに書いてある良い内容

  • 塩味もちょうど良い。海藻の旨味がぐっと濃縮されいろんな料理に最適です
  • このお塩で作るおむすびはお米が甘くなって美味しいね。と子どもも言っています。
  • ほんのり甘みもあり、とても美味しいお塩です。買ってよかった

子供って、少しでも味気ないものには興味を示さず、カレーやデミグラスハンバーグといったような、濃い味付けの食べ物を好む傾向にありますよね。

レビューにあるように、そんな子供でさえ、「このお塩で作るおむすびはお米が甘くなって美味しいね」というくらい、淡路島の藻塩は美味しいです。

子供って、忖度を知らずに本音で物事を語るところがあるだけに、このレビューは、本当に「淡路島の藻塩」の美味しさを示している証拠。

子供にも優しく美味しいだけにとどまらず、ミネラルが豊富で身体にも良い藻塩なので、ぜひ一度試してみてほしいです。

後ほどレシピもご紹介しますが、焼き鳥(ねぎま)に使っても非常に美味しくいただけますし、非常におすすめ。

価格は、80gで550と、若干高めですが、4日間手間暇かけて精製している藻塩なので、これくらいの価格は納得できます。

ステーキ、焼き鳥などのシンプルな料理はもちろん、パスタの最後の味付けにも超オススメの藻塩なので、ぜひ、一度試してみてくださいね。

淡路島の藻塩(茶) PREMIUM 80g

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403円(11/21 21:46時点)
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藻塩とはどんな塩

皆さんは藻塩という塩をご存知ですか?

岩塩・湖塩・海水塩といった天然塩や、一般家庭に普及している精製塩は有名ですが、意外と藻塩は知られていないのが現状…

実際にスーパーで塩を探してみても、藻塩は他の塩よりも多く流通していることがわかります。

ある種マイナーな塩でもあるのですが、実は万葉集にも度々登場するほど、古くから精製されている塩の一種なのです。

主に、海水を含ませた「ホンダワラ」という藻を焼き塩の結晶を採取するという古くからの伝統製法で藻塩は精製されます。

見た目は少し赤みがかったベージュの粒をしていますが、それは、ヨードというミネラルも含まれているためです。

もちろん、含まれているミネラルはヨードだけではありません。

海藻に海水が溶け込んだことによって、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの多くのミネラルが豊富に含まれているのです。

それでいて、ナトリウム濃度は低いため、ほのかにしょっぱさを感じながら、まろやかで旨味を味わう事もできる大きな特徴があります。

ちなみに、高血圧予防の一つとしてあげられる減塩として、藻塩を使ってナトリウムの過剰摂取を控えるというのも有効と言われていますよ。

藻塩と他の塩との違い

さて、藻塩と他の塩との違いですが、一番の違いは、海藻の成分が溶け込んでいるという点に尽きます。

先程も少し触れましたが、藻塩は海藻に溶け込んだ海水から摂取されている塩です。

そのため、藻の旨味成分までも引き出しているため、ミネラルが豊富な上に、ほのかにしょっぱく、それでいて旨味も感じられる…

もちろん、岩塩や湖塩にも奥行きの深い味わいや旨味はありますが、いずれも、若干しょっぱさを感じます。

特に岩塩はパンチのあるしょっぱさを感じさせてくる特徴があり、微妙に塩気を感じたいときには避けたほうが良いかもしれません。

その点、藻塩は、ほのかに感じられる塩気なので、素材の味を全く殺す事が無いのです。

純粋に栄養分やマイルドな口溶けを度外視し、塩気を感じたい人は、岩塩や湖塩、または海水塩を使うと良いでしょう。

しかし、スイカに塩をかけて甘さを引き立たせたいというようなシーンでは、藻塩が一番最適!!

他の塩とは大きく異なり、甘さを阻害するどころか引き立たせてくれる特質を持っているので、非常にマッチします。

中には、和三盆ではなく藻塩を味付けにつかってプリンを作り販売しているスイーツショップもあるほど、甘いものにさえ使えるのが藻塩の最大の魅力。

後ほど、藻塩に適した料理もご紹介していきますが、とにかくおにぎりや酢飯といったシンプルなものほど、藻塩は相性抜群。

素材の味を引き立たせることに関しては、他の塩以上に効果を発揮してくれる塩なので、ぜひ、調味料の一つとして常に準備しておいてください。

日本で有名な藻塩の産地

さて、素材の味を最大限に引き立たせてくれる旨味成分たっぷりな藻塩ですが、日本では、ある程度採れるところは限られています。

そもそも古くから使われていた製法で、近代的では無いのか、日本全国で作られているというわけではありません。

それも、本当に、このような製法で作られているところはごく一部で、実際に調査してみても、そのようなところはほぼ皆無。

その中でも、見つけたところが「淡路島の藻塩」です。

なんでも、淡路島では、古くから藻塩を精製していたことが、万葉集や百人一首にも詩として記されています。

「来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに  焼くや藻塩の 身もこがれつつ」

この句は、藤原定家こと権中納言定家が百人一首の一句として読んだ句です。

この句で登場する松帆の浦とは、兵庫県淡路市岩屋にある観光スポットの一つ。

そんな場所で、古くから藻塩を焼いていたわけです。

そして、淡路島では、その製法を大切に捉え、昔ながらの伝統製法と、近代的な製法をミックスさせて藻塩を精製しているのです。

ちなみに、近年は、海水に海藻を浸し漬け込んだものを煮詰めて海藻と海水のエキスを凝縮させる製法をとっているところが多いです。

ある意味、海水塩を生成する際に用いる平釜製法に似ているとも言えますね。

さて、その他の産地ですが、基本的には近年主流の精製法(海水に海藻を浸し漬け込んだものを煮詰めて精製する手法)が中心。

特に岡山や兵庫を始めとする瀬戸内海近隣で主に作られていると言われていますが、その他にも秋田・新潟・長崎なども産地としては有名です。

昔ながらの製法であるかないかは別としても、海に面した都道府県だからこそ藻塩が精製されているということがわかりますね。

古くから用いられた精製法で作られた塩だからこそ、日本人には最も適した塩ということもできる藻塩。

それだけに、その特質をうまく活用して美味しくいただきたいものですね。

藻塩が合う料理

他の塩にはない、甘いものさえも引き立たせてくれる個性を持つ旨味の強い藻塩ですが、実際にどんな料理に使うと美味しくいただけるのでしょうか?

ここで、藻塩が合うおすすめの料理を2つご紹介しますね。

焼き鳥(ねぎま)

何度も言いますが、藻塩は素材の味はもちろんのこと、素材が持つ甘さをも引き立たせてくれる非常に使い勝手の良い塩です。

なので、シンプルな料理にこそぜひ使ってほしい!!

その一つとしてご紹介したいのが焼き鳥(ねぎま)。

ねぎまとは、鶏肉と長ネギを交互に串に刺して焼くシンプルな料理です。

焼き鳥(ねぎま)の作り方(レシピ)

ねぎまを作るのに必要な材料は、鶏もも肉(1/2枚)長ネギ(1/4枚)、藻塩・適量、レモン・適量のみ。

  1. 作り方はとしては、まず、長ネギを2cm大に切り、鶏もも肉も串に刺しやすい大きさに切ります。
  2. 次に、鶏肉・長ネギの順となるように交互に串に刺し、藻塩を適量ふりかけます。
  3. その後、トースター(または網焼きでもOK)で焼き加減を見ながら焼いていきます。
  4. 程よく焦げ目がつき、中までしっかり火が通れば、あとは皿に盛り付けして、お好みに併せてレモンを適量絞って完成。

本当にシンプルなレシピですが、ただ長ネギと鶏肉を焼いただけなのに、程よく塩気を感じ、長ネギの甘さも堪能できて本当に美味しいですよ。

ホットケーキ

ホットケーキに塩なんて絶対合わないと言われるかもしれませんが、藻塩ならその考えが覆ってしまうほど、非常に美味しく出来上がります。

作り方は、至って簡単!!

ホットケーキを作要領で、生地を作る際に、藻塩を適量加えるだけ。

あとは、いつもどおりの作り方で作れちゃうので、非常に便利です。

どうしても、ホットケーキミックスで作る従来のホットケーキは、はちみつやシロップ、バターなど、焼いたあとに調味料を使わないと味気なく感じます。

ところが、藻塩を使うと、他にシロップが無くても普通にパンケーキのように食べられます。

もちろん、はちみつやシロップ、バターなどの調味料があれば、なおグッドですが、藻塩が加わるとより味が美味しくなりますので、ぜひ試してみてください。

藻塩は、塩気だけでなく甘さも引き立たせる魔法の調味料

藻塩は、塩気という部分では、他の塩に見劣りするかもしれません。

しかし、ほどよい塩気とともにをもたせるだけでなく、甘さも引き立たせてくれる魔法の調味料です。

こんかいは、藻塩とはどういうものか、また、3つのおすすめの藻塩や、藻塩を使うに適した2つの料理(一つはレシピ付き)をご紹介しました。

おにぎりや酢飯といったシンプルなものほど相性抜群な塩なので、ぜひ、今回ご紹介した情報を参考に、簡単料理を作る際に藻塩を使ってみてくださいね。